今、昔の歌を聴いてて思った事

具体的には竹内まりあ「駅」やけど、わしらは都会に住んでて、都会って人工的な環境やから時代とともに変わっていくもんやけど、だからこそ変わらない都市環境ってそれだけでいとおしいというかわしらが大事にしてること、民族的アイデンティティなんやろなって。古い歌やけど今聴いても変わらずええ歌って感じるのは、「街」というものが、人工物であるにもかかわらずあの頃と変わってないからやと思う。もちろんこの歌詞に出てくるような昔の恋人どうしを思う時って、今ならネット環境があるからSNSチェックしたりして「見つけたであの人」みたいに思うってことのほうがありがちやと思うけど、にもかかわらず「街」って変わってない。大都会に住んでたら、近くに住んでても基本二度と会わへんけど、実は意外と数年に1ぺんぐらいは電車の中で見たりするとか、でもあえて声かけずらいとか、都会ってそういう場なんやと思う。人工的な、何が変わってもおかしくないのに、そういう都会の環境って、なぜかそのままずーーーーーーっと続いてるってとこがなんかすごいなって。そんなこと思って泣けてきてまう。

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