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積読(つんどく)をまたやってしまった!
やってはいけないと常日頃から思っている積読(つんどく)をまたやってしまった〜!
積読になる理由として
毎日仕事や雑事に追われ、まとまって読む時間が取れないにもかかわらず、書店で見ておもしろそうだと思い、つい買ってしまう。その結果、未読の本だらけに。そうならないためにも、一冊ずつ読み終えてから次に読みたいものを買うことなんだけど、書店、特に大型書店の話題の書籍コーナーの並べ方が上手くて、お客さんの興味をそそるように並べてあるから、つい手に取ってしまうんです。
ここでは、オススメの本、次に読んでみたい本をご紹介します。
『岸惠子自伝 卵を割らなければオムレツは食べられない』
岸惠子著 岩波現代文庫
言わずと知れた女優・岸惠子さんの幼少期から現在までの自伝的エッセイ。フランス人映画監督イヴ・シャンピの作品に出演したことにより、彼と結婚し、渡仏。フランスでの苦労話や国際ジャーナリストとしての視点でも綴られています。カバーの岸惠子さんの美しさに惹かれて、半ばジャケ買いというやつです・・・。でも、書店で中身をパラパラめくってみたら、おもしろそうでした。
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』
三宅香帆著 集英社新書
働いていると読書量が減ってしまう理由と読書の在り方を、明治時代から現代までの労働環境、社会的または文化的な背景というユニークな視点で探った一冊。2010年(平成22年)頃から普及しだしたスマートフォンにより、今や電車で読書をする人はほとんど見かけなくなりました。仕事で疲れていると、本を読むよりスマホで動画を見る方が何も考えずに手っ取り早く楽しめるからでしょう。私もスマホの普及と読書量の減少、これらを取り巻く社会環境が知りたくて買いました。
とにかく、本棚やタブレットに未読のまま眠っている本が読み終わらないうちに、書店の店頭に並べられた本を手に取らないように。