『自分らしくいこう』 第9回 ★セカンドキャリアでの私らしい人生への挑戦! ~自分ができる?これだよ、やりたかったこと! だから思い切ってやる!~
令和6年11月。早いもので、もうすぐ令和7年を迎えますね。私自身は令和の働き方・人生観に変ることができたのか、60代に求められる「貢献」を軸にした働き方をしながら幸せな人生を生きているのか、内省しながらこのコラムを書いています。
◎ ファーストキャリアで築いたものは・・・
23歳~60歳まで、私は同じ会社で働き続けました。だから、定年するまでの長い期間が「ファーストキャリア」。その中でも山あり谷ありだったけど、言い換えれば「波のあるプール」を泳いでいたような喩えになるかと思います。狭いプールの中で、まずは浮くことを体得し、バタ足から始まって、いろいろな泳ぎ方を覚えては、何度も競争を繰り返し、入賞したり、予選敗退したり、はたまた、戦力外通知をうけたりして、その結果に一喜一憂し、それでも気を取り直してまた挑戦を繰り返す。守られた空間の中で、仕事をしながら、新しい知識を身につける時間をもらったり、それを仕事で活かしてみたり、長い時間をかけて、得意なこと・苦手なこと、好きなこと・進んでやりたくないこともよくわかった。60歳定年の節目を迎えた今、いろいろなことがあったけれど、今の自分の土台をつくるために、全部必要な経験だったのだと思います。子供も巣立って、さぁこれからの私は、この土台を活かして、どう生きるのか。
◎ セカンドキャリアは、わくわくしたい
セカンドキャリアは給料も減るし、体力も衰えて、若いときのような訳にはいかない・・・。そんな中、私は、今年、定年再雇用の2期目を迎えていますが、思いきって、週3日という働き方に変えました。現役時代は長時間労働を、長い間、当たり前のようにしてきたので、この「週3日」というのは、大幅に収入減にはなりますが、この選択をした自分に、なんだかとってもわくわくしています。今までと違う1年が始まる。土日も含めて、週4日間を自分のためにどう使うのか、これがこれからの私の「わくわく」です。時には実家の片付け、庭の草むしり、家の掃除など、今まで、後回しにしてきた、「見たくないモノ」と向き合わなければいけない時間もあります。向き合える時間を持てた事も、なんだか嬉しい気分です。今まで会社の中でいやというほどやってきた「やりくり」。そのノウハウは、家事でも十分に適用できるのか?効率的に家事のマルチタスクをこなせたときにちょっと自己満足感が上がります。
◎土台がくれた人との繋がりを活かして未来へ
定年退職を迎える少し前から、私は、この先どうしていこうかという漠然とした不安がありました。再雇用制度には乗るけれど、定年再雇用では、現役最後の職場の業務を継続してやっていくことを求められました。それをただやり続けることも、エンプロイアビリティといえますが、働く自分がわくわくするのか・・・。そんな時に、ファーストキャリアで一番わくわくして働いていた時代に繋がった社外メンターとも言うべき方から、「日本中の働く人を応援してみない?」と声がかかりました。わくわくを超えて、ドキドキでした。心の中には「自分でできるのか」と「これだよ!やりたかったこと」この相反する気持ちが行ったり来たりする日々が続いていたのも確かです。悩みながらも働き続けてきた会社での仕事が、キャリア面談を通した社員の応援やオンライン座談会の企画・開催、グループ企業社員向けのキャリア支援等、「働く人たちを応援する方向」にどんどん集約されていく現象が起きています。これはまさに運命かもしれない!そして、極めつけは、令和社会人の娘から、「やりたいことがあって、チャンスがあるなら、やればいいじゃん。もう60過ぎてるんだから、そういう生き方しなよ」と、スドンと背中を押されました。そして私は未来に向かって、ちゃんと貢献できるようにわくわく・ドキドキで準備をしています。皆さんはセカンドキャリアをどう生きますか?
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薄井 昌子