NEWS 20th Anniversary LIVE 2023 in TOKYO DOME BEST HIT PARADE!!!〜 シングル全部やっちゃいます 〜
行ってきました。私は12/20だけの参加だったので、その日だけの感想となります。
最初に言っておきますが、私はNEWSのデビュー時に追っていて、4人になった時もちょっと追って、そして3人になった時から本格的に追い始めました。そんな、古参なのか中堅なのか、新規なのか、よくわからん中途半端な存在です。
まずはセトリを紹介します。SNS等を元に作成しました。
さすがにシングル全曲+αとなると曲数が多い。それを見事に披露してくれた感謝の気持ちが込み上げてくる。
まずはいつもライブの後半にみんなで歌うのが恒例だった「U R not alone」が最初に、しかもスクリーンに歌詞が映し出されファンが歌うという演出で、その後に3人が出てきて歌う。
出てきて歌うかと思えば増田さんが歌詞の一言目から泣き出してしまって、それを見た私も2秒でもらい泣きをしてしまった。5年ぶりのドーム、そして3人になってからの初のドーム。そして20周年。色々とこみ上げるものがあるのはこちらも同じだった。
そしてまたファンのコーラスからの「未来へ」。最初からクライマックスな演出だ。最初から未来を歌うのは、NEWSの「今後ももっとみんなと一緒にいたい」という願いが込められているのではないかと思った。
そして個人的にはもう十数年ぶりに聞いた「紅く燃ゆる太陽」。イントロで叫んでしまった。曲中の語り?はどうなるのかと思っていたら小山さん担当になっていた。小山さんの「消えないぞー!」は魂に響いた。
それからこれも十数年ぶりに聞いた「サヤエンドウ」。(テレビでいつだか披露してたかも)先に行われた「EXPOツアー」のMCにて、加藤さんがサヤエンドウやりたい!と意気込んでいたというレポを見た気がする(ふんわりした情報)それに対して「じゃあシゲのパートのあとにシゲー!って叫ぼう」みたいな流れになったというレポも見た気がする(ふんわりした情報2)そのおかげで加藤さんのパート「お前はいつまで寝てんだ やつらがそこまで来てんだ」の時に「シゲー!」の声援。あの東京ドームの中の5万5千人が一体となった瞬間(その前にU R not aloneでも一体になっていたが)を感じられて感動した。
ちなみに、私の話を突然するけれど、今回のライブの席がわりとステージに近めだけど遠目だった(どっち?)。そんな中加藤さんが近づいて来て遠くまで見えてるぞ、と言うかのようにこちらの方を指を指しては投げチューをした。まず加藤さんが投げチューをするのは珍しいなとも思ったんだけど、指を指してきたこちらの方の私の周りには加藤さんのうちわを持っているのは私しかいなく、「えっ今の私だった!?」と思うことにした。はい、思い込みです。でかいライブなら尚更思い込んだ方が幸せなので。
そして「TEPPEN」、これも十数年ぶりに聞いたが驚くことに振り付けを私の体が覚えていて感動した。大好きだったんだよ、この曲…中学の時に好きで好きで、その時習っていたエレクトーンで楽譜を買っては弾いていたほどだった。個人的にはあの事務所の大規模ライブでの十八番、ムービングステージ(客の上を透明なステージが通る)を生で見られて感動した。
そして「EMMA」も大好きな曲。NEWSの大人っぽさを感じられる素敵な曲だ。「血が流れても求め合うカラダ」のところで指で口元をなぞる振り(伝われ)が3回あって、各メンバーがそれぞれモニターに映し出されたのだがその色気は前に見たとき(その時は円盤でしか見てなかったが)よりも増していて年月を感じた。曲が終わり、暗転すると同時に誰かのリップ音がし、また歓声に包まれたが、そのあと「チュチュチュチュ」と誰かが何度も鳴らしていて「いや安売りすな」と心の中でツッコんでしまった。せっかく格好良くキマッたのに、それを自ら壊しに行くところ、好きですね。
「星をめざして」も十数年ぶりに聞いたけど、そういやこんな振り付けだったわ!と体がまたしても覚えていた。この曲も、一度NEWSが立ち止まって、それで歩みを再び進めた時の曲だったので「一度死んで また生き返る」という歌詞が死ぬほど刺さって頑張ってくれよ…これからも…と念を込めながら聞いていたのを思い出した。
小山さんが「YOUたち…」と言いかけた時、へろへろの増田さんが「小山小山、ちょっと待って。ねぇいい天気だねぇ」と話しかけて妨害していた。さすがにこのノンストップな曲順に疲労が隠せないようだった。何度も小山さんと加藤さんが決めのセリフを言おうとするも増田さんに邪魔をされ、小山さんが「じゃあもうここからみんな(ファン)に言ってもらおう!」となり、まさかのファンからNEWSに向けての「YOUたち~!何型~!?」と聞く形となった。いや3人の血液型は存じておりますが(そういうことじゃない)。
そんな「恋のABO」が終わったかと思えば、加藤さんの高音パート「壁こじ開けてミラクル起こせ」。本来は別のメンバーのパートだったけど、これが加藤さんパートになったんだ…と感慨深さを噛み締めていたらすかさず「魂のブルー」と「BLUE」の高音パート。加藤さん高音あまり出ないみたいなキャラしてたと思うんだけど(そうなの?)3人になってから結構高音任されるようになっていて、それを請け負ってる加藤さんの姿は格好よかった。
そしてチェリッシュも振り付けを体が覚えていた。しかし、「君の笑顔で 僕の合図で」で隣のメンバーを指でトントンしている振り付けは完全にNEWSさんたち遊んでいましたね。それから「kissできるくらい近づいて」でマジで顔を近づけて行くのもめっちゃ笑った。チェリッシュってこんな笑う曲だった?
ここでようやく待望んだ(メンバーが)MCタイムとなった。私の席からはステージの光の反射が眩しくて直接メンバーを見れなくてずっとモニター見ていた。
小山さんがなんかの流れで「みんな振りするとネイルのキラキラ見える」と言い、「ちょっとネイル見せてよ」と言い出し本当にネイルを見せるファン。東京ドームの規模でやることじゃない。そして加藤さんが「さすがにこの距離でネイルは見えん」と一蹴。そりゃそう。
小山さん「みんな髪や服もかわいくしてネイルもして会いに来てくれてんだよ。だってデートだもんな?……っていつかのやつが言ってたよ」
EXPOツアーでTさん(なんとなく伏せます)の話題が結構上がってこの人たちTさんのこと嫌いでしょ!と勝手に思っていたけどここまで話題にするの、もしかしてTさんのことめっちゃ好きでは?と思った。
そのあとに加藤さんが「そんなこと言ってる小山さん、昨日髪染めてます!」と密告。「俺が一番デートだと思ってんだよ」と小山さん。
そして小山さんと増田さんの髪色の話へ。「まっすーの髪色は何色なの?」という問いに「オレンジ。でも赤混ぜるねって言われた!ピンク、レッド系よりのオレンジ!」と答える増田さん。小山さんの色は?という問いに「俺はグレージュなんだけど、WORLDISTAの時の髪色が好きだから、俺自分好きだからね、その時の自分の写真見せてこれにしてくださいって言った」と答える小山さん。それに対して「いや、ファンが小山の写真出してこの色にして、はわかるけど小山が小山の写真見せてるのは……すみません、ドームで初めて言います。キモ。」と言う増田さん。
あと小山さんが「昔の曲の振り付けをやってる人を見ると古いんだなと思う」と言っていて、加藤さんが「長いって言いなさい」と叱るも、「古参が、古参がいる」と言っていて小山さんTwitterやインスタ始めたことでオタク用語とかも覚えちゃってるのでは?と思ったりした。
なんやかんやでMCも終わりかな?という流れになるとまだ休んでいたい増田さんが「え、もうやるの?もうちょっと喋ってようよ」と駄々をこね、それを加藤さんに向けた。「ねぇシゲ~」と呼ばれると「気安く呼ばないで、(俺は)第170回直木賞候補だから」とドヤる加藤さん。その後も「シゲー、シゲー」と呼ばれるたびに「気安く誘わないで直木賞候補だから」と突っぱねる加藤さん。そしてネタがなくなると「もっとなんか言って、直木賞候補だから」とネタを要求するも、本当に何もなくなってしまうと「ねぇもっとシゲで遊んで!!!!!!」と拗ねる加藤さん爆かわいくてどうしようかと思った。
そしてファンにクラップを要求し、始まったのがLOSER。この曲元気になれるからめちゃくちゃ好き。
そして少プレで披露して記憶にも新しい「恋を知らない君へ」。これ私のカラオケの十八番なんですよ(とってもいらない情報)。まじで好きな曲なのでしっとりと歌い上げてくれて、聞き入った。
「Love story」でも、「みんなで歌って」とサビをファンが歌ったのだけど、本来ならばこの曲が披露されたツアー「STORY」でファンが歌うべきところだったんだろうなと思ったが、STORYツアーはコロナ禍真っ只中だったのでそれができなかったからこそ、今回そんな演出をしたのかな、と思った。
それから個人的には「トップガン」がめちゃくちゃ好きなのでシングル曲全部やるからこの曲もやるのはわかってたけど改めて聞けて嬉しかった。
「ギフテッド」あたりからかな?センターステージで炎と水の演出があって綺麗だった。ギフテッドも最新シングルだけどめちゃくちゃ格好よくて好きな曲です。
そして問題の(?)「ROOOTS」が始まり、ちょっと緊張した(むずいコーレスがあるので)。ROOOTSが始まる前に、メンバーの、この曲を作るに当たっての会議映像が流れて、そんな思いで作ったんだなとわかると聞いていて気持ちも変わっていた。そして問題のコーレスはこちらが声を出すタイミングでバカデカ特攻が鳴り、その反動で(?)自動的に声が出たので声を出すタイミング促すの天才だなと思った。
それから「三銃士」を歌ったあとに「四銃士」を歌ったのは申し訳ないけどちょっとおもしろかった。歌いはじめの「そう我らは四銃士」という歌詞が削られていたので「まあ四銃士とは言っていない」みたいな状況でなんかおもろかった。人数にまつわる曲出すのもうやめよ!?!?!?!?!?
「SUMMER TIME」は勝手ながら、私の結婚式の時に大階段セレモニーの時の曲がなくて前日どうしよう!?って悩んでた時に助けてもらった一曲で、すごく思い入れがある。結果的に友達がこの曲が流れた瞬間「ハイ!NEWSのSUMMER TIME!」ってイントロクイズしてたらしいのですごく嬉しかった思い出です。NEWSの曲はたくさん結婚式に使ったのでところどころ感慨深い気持ちになったりした。
そして「裸足のシンデレラボーイ」が終わったあと増田さんが下に履けて行って、それについていく小山さん加藤さん。すると廊下?にずらーーーーっと今まで増田さんがデザインした衣装が全部並んでいた。「全部持ってきた!」と笑顔で言う増田さん可愛かった。
そして色んな衣装を見ながらもそれの中から1つ好きなものを選んで次の曲で出るという衣装選びタイムが始まった。
衣装を見ながら「4個あるな…」とか「6個あるな…」と言う小山さん、楽しんでますね。
そして結局選んだ衣装はそれぞれ違う………というか、増田さんはでかい恐竜の着ぐるみ?なんていうのあれ?そんな衣装?衣装というか、コスプレをしていた。そんな馬鹿でかい恐竜の姿でキレキレに踊る「NEWSニッポン」。マジで曲が頭に入ってこなかった。
その後二人に「それ何?」と聞かれると、増田さんは「ネットで買った!辰!辰のコスプレ!今年は披露する場所がないから!」と言っていて、そういや今年はカウコンがないから増田さんの恒例になった干支コスプレが見れないのかぁと思っていたけど、増田さんはまさかのその配慮をしてくれていた。そして一気に年明けムードになり、「みんな一度まっすーに拝んで!」と言われ「あけましておめでとう!」となった。メリークリスマスもまだなのに、先取りすぎである。
「We are Team NEWS」で、恐竜のきぐるみで走り回った増田さんはもうへろへろになっていて、「君に触れたーーーーい!」のところで小山さんと加藤さんはセンターステージで増田さんを手招きして待っていて、増田さんがそこに飛び込むように走って二人の元へたどり着く様子はなんだかすごくグッと来て泣きそうだった。
そして最後は「weeeek」で締め。やっぱNEWSと言えば、という曲はこの曲になるのだろうか、と思った。
アンコール前に3人それぞれがメンバーやファンに向けての感謝の気持ちを綴った。
加藤さんは手紙風にして、増田さんと小山さんへ感謝を述べた。そして最後に首を傾げて「違ったかな?」と言いつつ、紙をカメラに見せると紙には「まっすー、小山さん 一緒にいることを諦めないでくれてありがとう」と書かれていた。
これは4人から3人になる時に加藤さんは「解散することでNEWSを守れるのではないか」と悩んでいた。(その後の増田さんのメッセージでも「3人でも続けようと言ったらシゲは悩んでたね」と言っていた)そんな加藤さんから飛んできた言葉がそれである。なんとも重くて、強くて、心にどすんと響いた。加藤さんだからこそ、加藤さんにしか言えない言葉だなぁと思った。
小山さんも「今までのNEWSも好きだし、否定したくない」と言っていて、私は正直今まで抜けていった人たちをどちらかと言うと許せてなくて、その言葉を聞いて、今までのメンバー脱退ネタをいじりを思い出すと、小山さんたちはそういうつもりで言ってるんじゃなくて、それも踏まえてNEWSの歴史なんだと言いたいのかな、と思った。
増田さんも、「NEWSが生まれたこと、出会えたこと、今そばにいれること、ありがとう」と曲の歌詞を交えながら感謝を伝えていて、この人は本当にNEWSが好きなんだなぁと感じた。
そしてアンコールでは「劇伴」。間違いなくこの日の「主人公」は「NEWS3人」だった。でも多分ファンが主人公でもあったと思う。なんかそんな関係性がとてもいいと感じた。
中途半端な存在ながら、NEWSのいざこざはすべて見てきた。深いところまでは知らないけど、大変だったことはよく知っている。それを笑い飛ばしながら歴史を積み上げて来て、そうして掴み取った「3人でのドーム公演」があった。しかもそれはガラガラなんかではなくて落選者もたくさんいたというほど満員のドーム会場だった。それは3人が積み上げてきた確かなものだ。それぞれの活動でも、根底にNEWSであることを誇りに思って全てをNEWSのためにやってきた3人だからこその結果である。
NEWSの3人が、その幸せを掴めた瞬間に立ち会えたこと、とても感謝しているし、嬉しく思っている。
劇伴のサビ前の「君「らしさ」へ」の力強い歌に、思わず鳥肌が立った。人数は減ってしまっても、歌で魅了する力は3人だけでもこんなにある。人の心を動かせる人たちだと思った。
これからもこの人たちの歌を聞いていたい、ダンスを見ていたい。3人で楽しそうに話す姿を見ていたいと思った。
NEWSの未来に幸あれ!