菊花賞(G1)

菊花賞のポイント
前走逃げ・先行した馬は7頭。割合約39%
エコロヴァルツが逃げようとして二の脚を使って
メイショウタバルが逃げる形を想定。外枠主体の展開になると馬群は縦長になる。坂の下り付近からヘデントール、アーバンシック、コスモキュランダが外から捲る形を取って直線ではスロー寄りのロンスパ勝負になるのである程度のスタミナがないと厳しい。
距離延長をこなせてかつ前目で速い上がりを使える馬を狙うレース。

◎6.ミスタージーティー(調教評価A 指数0.6 第9位)
脚質の自在性があるタイプ。春のクラシック路線では全て展開不利を受けており力を出してきれていない可能性が高い。(ダービーは上がり3F2位だったのに届かなかった)
前走の神戸新聞杯は熱発明けで調整が遅れてしまいいい状態では望めなかった。
兄に菊花賞2着のサトノルークスがおり距離延長も問題ない血統構成。
戦歴を見ても「皆が速い上がりを使えるレースでは用無しで、上がりがかかるところで脚を使うのが得意」なのが分かるので消耗戦で上がりがかかる展開にならば通用してもおかしくない。

◯4.ダノンデサイル(調教評価A 指数0.5 第10位
最終追遅)

エピファネイア産駒ですので距離延長はプラスでしょう。母父に米国型がいるのでタフな馬場では
パフォーマンスを落としているが、(京都2歳ステークス)しっかり上がりは使えているので重馬場にならない限り問題ないと判断しました。
またダービー見たいに前目で速い上がりを使えれば馬券内は硬い。




買わない馬

1.ピースワンデュック(調教評価S 指数1.6 第3位)
グレーターロンドン産駒らしくスムーズな競馬が向いているので最内枠はマイナスでしょう。
新馬戦以外は基本揉まれない形を取っていて今回は多頭数かつ揉まれる条件になるので展開面で厳しくなりそう。

2.ノーブルスカイ(調教評価A 指数0.6 第8位)
能力的に足りないと思います。

3.アスクカムオンモア(調教評価B 指数1.0 第17位 最終追遅)
揉まれ弱いブリックスアンドモルタル産駒ですので内枠はマイナスでしょう。この枠なら確実に揉まれるのでここでは消し。

5.ハヤテノフクノスケ(調教評価A 指数1.3 第4位)
若干折り合いに課題があるので距離延長ローテはマイナスでしょう。上がりのかかる競馬が向いている。ズブいので直線でどこまで押し上げれるかがポイントとなる。

7.ビザンチンドリーム(調教評価A 指数0.2 第11位 最終追遅)
折り合いに課題があるので距離延長はマイナスでしょう。ハイペースの消耗戦だった皐月賞ではスタートが悪かったとは言え追走にかなり苦労していた様子。苦しいペースになると投げ出すエピファネイア産駒の特徴を顕著に持っているので消耗戦よりはスローペースの瞬発力勝負で見たい。
 
8.ウエストナウ(調教評価B 指数1.35 第15位)
母父にフランケルを持っているので雨を含んだ馬場はマイナスでしょう。京都新聞杯を見て分かるように高速決着に強いタイプですので消耗戦になると他の馬に劣るイメージです。折り合いを考えても距離延長ローテは良くないでしょう。

9.コスモキュランダ(調教評価A 指数0.7 第7位)←危険な人気馬💣
距離延長で2戦全敗。本質的に距離延長ローテは得意ではない。デムーロジョッキーなら道中マクリを入れてくるので外を回しすぎて凡走する可能性を考えて消したい。

10.メイショウタバル(調教評価A 指数0.85 第6位)
前走の神戸新聞杯は全てがハマった。(内有利の馬場・スローよりのペースで流れた・雨の恩恵)
2200mではなんとか距離が持ったが、この馬の気性的な事を考えるととても3000m持つとは考えにくい。

11.ショウナンラプンタ(調教評価B 指数1.8 第13位)
母父米国型ですのでスピードがあることが分かる。高速馬場だった青葉賞で結果を出しているだけにタフな消耗戦は他の馬に劣るでしょう。
また折り合いに難があるので距離延長ローテで結果を出せるとは思わない。

12.シュヴァルツクーゲル(調教評価S 指数2.2 第1位)
3勝クラスを勝ち上がったことは評価したいが、なんせ折り合いに難があるので距離延長ローテはマイナスですので消し。

13.アーバンシック(調教評価A 指数1.15 第5位)
不器用なロカ一族で前走のセントライト記念は道中内枠で脚を溜めて直線で差し切った。春で見せた不器用さが払拭されていて成長を感じた。
スワーヴリチャード産駒自体がが内枠で脚を溜めて好走するパターンが多いので外枠替わりはマイナスでしょう。ルメールジョッキーが馬群に入れるならお手上げだが、この馬の良いところを更に引き出す為に前哨戦であんな競馬をしたと思っているので、直線では末脚勝負に賭けて外に出すイメージがあるのでここでは軽視したい。

14.メリオーレム(調教評価B 指数1.35 第14位)
距離延長で結果を出すシュヴァルグラン産駒ですので前走よりはパフォーマンスを上げそうな印象です。レースを見ると長い脚を使えるタイプのステイヤーで菊花賞で求とめられる再加速はあまり得意でない印象でここでは軽視するのが妥当でしょう。

15.エコロヴァルツ(調教評価B 指数0.8 第18位)
折り合いに難があるタイプですので距離延長はマイナスでしょう。パワータイプですので上がりのかかる馬場での消耗戦はこなすでしょうが、メイショウタバルが被せてハナを取りに行くと思うので展開を考えるとここでは厳しい。

16.ヘデントール(調教評価S 指数1.6 第2位)
出遅れがある馬ですので後方待機になる可能性がある。ルーラーシップ産駒ですので距離が伸びるのはプラス。母父ステイゴールドでタフな馬場もある程度こなせる下地があるので現状過剰人気している印象。出遅れるなら道中捲る競馬を強いられる。外枠から位置を取ろうとすると脚をなくす可能性がなくはないので今回は軽視したい。

17.アドマイヤテラ(調教評価B 指数2.0 第12位)
レイデオロ産駒にしてはキレ味があるタイプ。長い脚が使える馬ですので距離延長はプラスでしょう。母父にハーツクライがいるので前走内枠から外枠替わりはマイナスでしょう。(ハーツクライ産駒は内枠で穴を出す)

18.アレグロブリランテ(調教評価B 指数1.2 第16位)
ディープブリランテ産駒ですので距離延長はこなせるでしょう。戦歴を見ると消耗戦よりかはスローの前残りがベストでしょう。枠も先行馬で大外。コース形態から考えると不利と考えます。

いいなと思ったら応援しよう!