MBS賞スワンS・アルテミスS

MBS賞スワンSのポイント
前走逃げ・先行した馬は5頭。割合は約28%
芝1400mでこの割合なら前有利でしょう。
ハナを切りそうなウインカーネリアンが普段上がり3F34秒台で逃げ・先行すると考えると差し馬はそれ以上の上がりを使えないと間に合わない。ウインカーネリアンと同等の脚を使える先行馬を狙うレース。

◎9.ウインカーネリアン(調教評価S 指数1.5 第1位)
スクリーンヒーロー産駒らしく距離短縮はプラスでしょう。上がり3F34秒台で逃げればそれ以上の上がりを出せる馬は限られるので今回は勝ち負け。

◯3.キングエルメス(調教評価A 指数0.6 第0.8 第6位)
長期休養明けだが、調教も良いのでそこまで心配は要らない。ウインカーネリアンの2.3番手に付けるイメージで。

買わない馬

1.サーマルウインド(調教評価A 指数1.25 第3位)
パワーを要する馬場で強い馬。折り合いが不安ですので距離延長ローテをこなすとは思えない。

2.ジョウショーホープ(調教評価B 指数1.3 第13位)

ミッキーロケット産駒らしくスタミナが要求されるレースで強さを発揮するタイプ。タフな馬場で狙いたい。

4.クランフォード(調教評価A 指数1.0 第4位)←危険な人気馬💣
揉まれ弱いのが特徴的なブリックスアンドモルタル産駒ですので内枠はマイナスでしょう。
また内に同型のキングエルメスがいるので西村淳也ジョッキーが逃げか2番手にいない限り恵まれることはない。

5.トゥラヴェスーラ(調教評価B 指数0.9 第16位)
タフな馬場の消耗戦になれば出番があるが展開を考えると今回は厳しい。

6.オフトレイル(調教評価B 指数1.5 第12位)
母母父にダンヒルを持ってるようにキレ味では人気の馬に劣るのでラジオNIKKEI賞のような消耗戦に持ち込みたいが今回は厳しい。

7.バースクライ(調教評価A 指数1.0 第5位)
ハーツクライ産駒らしく内枠巧者の馬。テンに流れるコースは得意ですのでペースが緩くなる京都コースではどうでしょうか。半信半疑です。

8.スズハローム(調教評価B 指数2.5 第10位)
折り合いに課題があるので距離延長はマイナスでしょう。前走よりペースアップはしないと見ているので人気はしますがそこまで信用できない。

10.ピンハイ(調教評価B 指数0.95 第15位 最終追遅)
この馬のベスト条件は「内枠・距離延長」ですので今回の「外枠・距離短縮」では買えない。

11.シングザットソング(調教評価B 指数1.8 第11位)
揉まれ弱いドゥランテ産駒ですので外寄りの枠はプラスでしょう。高速馬場血統ですので現在のタフな京都の馬場ではパフォーマンスが下がる可能性が高いです。

12.ダノンスコーピオン(調教評価A 指数1.3 第2位)
母父がタフな馬場に強いサドラーズウェルズ系ですので追走力が求められないタフな馬場で狙いたい。

13.ノーブルロジャー(調教評価B 指数0.8 第17位)
レースを見る限りかなり乗り難しい馬(ズブさが見られる)で若手ジョッキーの田口騎手が乗りこなせるとは思えない。

14.アグリ(調教評価B 指数1.3 第13位)
高速馬場の雪崩れ込み勝負が得意なタイプですので多少タフな馬場になっている今の馬場ではパフォーマンスを落としそうです。

15.マテンロウオリオン(調教評価B 指数2.8 第9位)
ラスト1F12秒台前後の前傾ラップに強い(22NHKマイルC2着)タイプの馬。今回逃げ・先行馬の頭数を考える限りそこようなラップになるとは考えにくい。折り合い面に課題があり距離延長ローテでは買いたくない1頭。

16.セルバーグ(調教評価A 指数0.35 第7位)
血統面からペースが緩めば走るが、それなりに流れそうな展開になると厳しい。

17.ダノンマッキンリー(調教評価A 指数0.2 第8位)
引っかかりながら追走するタイプの馬ですのでペースがかなり流れてくれないと好走しない。
今回はペースがそこまで流れない想定ですので
ここでは折り合いに苦労しそう。

アルテミスSのポイント
前走逃げ・先行した馬は6頭。割合約55%
この割合なら差し有利と考えます。
東京マイルは大外をぶん回す競馬が出来る馬を買えば勝てるのは先週の富士Sで証明済み。(馬連1点で的中)
揉まれることなく馬場の外を回す競馬(個人的にはウイニングゾーンと呼んでいる。)が出来る馬を買うレース。

◎10.カムニャック(調教評価A 指数1.1 第5位)
川田ジョッキーが新馬戦でスタートした直後後ろから競馬をしたことからもこの馬の末脚をかなり評価している可能性が高い。前走のように外を回す競馬をすればまず勝ち負け。

◯4.シホリーン(調教評価S 指数1.5 第2位)
配当妙味を考えて対抗はシホリーン。
モーリス産駒ですがアーモンドアイの近親ということからも瞬発力はかなりあります。
新馬戦で勝ったファンダムはかなり強いのでその時の2着の馬。上がりもこちらの方が使えていたとなると能力は高いです。鞍上も馬のリズムを大事にする菅原明ジョッキーですので差しに徹するでしょう。

買わない馬

1.ミストレス(調教評価A 指数0.2 第9位 最終追遅)

揉まれ弱いキズナ産駒ですので最内枠はマイナスでしょう。今回前走以上のパフォーマンスを出すことはない。

2.ブラウンラチェット(調教評価A 指数1.3 第3位)
兄にフォーエバーヤングがいる血統。血統とルメールで人気先行になっている印象。
キズナ産駒らしく揉まれ弱いので2番枠はマイナスでしょう。新馬戦を見ても上がり2位の馬がリアルスティール産駒(瞬発力が得意な血統ではない)ですのでメンバーレベルは低いと考えます。

3.マイエレメント(調教評価A 指数1.0 第7位)←危険な人気馬💣
揉まれ弱いエピファネイア産駒ですので内枠はマイナスでしょう。新馬戦を見ても上がり2位の馬がキタサンブラック、モーリス産駒(瞬発力勝負が得意な血統ではないですので)ですのでレースレベルに疑問があり、個人的にはこの馬はそこまで強くないと考えています。

5.ミリオンローズ(調教評価B 指数1.85 第10位)
新馬戦でエンブロイダリーに勝ったことからもそれなりに人気をするだろうと考えていました。レースが巧い印象があり瞬発力勝負ではどうなのか個人的に疑問ですので今回は買いません。

6.マピュース(調教評価S 指数1.7 第1位)
新馬戦のラップを見るとラスト2F11.4-11.8と最後失速しているのでこの馬が展開に恵まれたと言えます。上がり2位の馬がミスターメロディ産駒ですので(瞬発力勝負が得意な血統ではない)レベルは低いと見て良いでしょう。

7.キョウエイボニータ(調教評価A 指数1.05 第6位)
新馬戦の前半3F34.5、後半35.2の前傾ラップで
血統から見ても消耗戦の方が合いそうな印象。
スローの瞬発力勝負ではパンチが足りない。

8.ショウナンザナトゥ(調教評価A 指数0.8 第8位)
エスミーニョ牝系ですのでスピードの持続力があるタイプと見ます。未勝利戦は前半3F34.8、後半35.2の前傾ラップを対応したことからも能力はあると感じます。今回評価を下げたのは前走前走先行したこと内外に同型がいるから不利を受けるだろうと推測したからからです。

9.ザラタン(調教評価B 指数1.8 第11位 最終追遅)
新馬戦を見ると思ったよりしぶとさがあるので前残り展開ならこの馬が残る可能性もある。
血統から見るに消耗戦に強いと判断しています。

11.クレオズニードル(調教評価A 指数1.2 第4位)
新馬戦の前半3F35.9、後半3Fが35.6と後傾ラップだが、ペースが流れた方が走れそう。
また直線入るところで寄れてバランスを崩していたことからもまだ性格が幼い印象です。
上がり2位の馬がイスラボニータ産駒ですのでレベルは低いと考えて良いでしょう。(イスラボニータ産駒は(瞬発力勝負が得意では血統ではないので)

いいなと思ったら応援しよう!