毎日王冠・京都大賞典

毎日王冠のポイント
前走逃げ・先行した馬は7頭。割合約50%
ポイントは強い差し馬がそろいにも揃って外枠に入ったこと。逃げ・先行馬が内枠に入ったので内枠主導の展開になりそう。また逃げ・先行馬に岩田康・横山典ジョッキーが騎乗するのでペースは緩くなりそう。そうなると速い上がりを使う逃げ・先行馬が恵まれそうです。

◎10.マテンロウスカイ(調教評価A 指数0.2 第7位)
モーリス産駒にしては瞬発力勝負も対応可能。
リゲルSのように前目で競馬をして速い上がりを使えば勝ち負けできる。

◯5.エアファンディタ(調教評価A 指数0.3 第5位)
血統面からも距離延長はこなせる。陣営も「馬群で競馬をする」と言っている。内を突いてのスローの瞬発力勝負ならこのメンバーで来てもおかしくない。

買わない馬

1.ヤマニンサルバム(調教評価A 指数0.3 第5位)
母父に追走が速くなると脆いホワイトマズルがいるのでペースが流れそうな距離短縮はマイナスと考えます。鞍上も高速馬場では下手くそですので今回は消しです。

2.ホウオウビスケッツ(調教評価B 指数1.5 第10位)
「距離延長・外枠・揉まれない」という条件が整った前走と2走前はかなり恵まれた。今回は位置取りが後ろになる距離短縮に加えて内枠の2番と嫌な条件が揃った。先行して速い上がりを使えるタイプではないので最後は差されると思います。

3.ニシノスーベニア(調教評価B 指数1.25 第12位)
前走は得意な距離延長替わりで好走した(本命にした)同距離で穴人気している状況を考えると狙いにくい。またハービンジャー産駒が苦手とする外枠からの内枠替わりならスムーズに競馬が出来ない可能性が高いので消し。

4.カラテ(調教評価A 指数0.6 第4位)

父にパワー系種牡馬のトゥザグローリーですので高速馬場は向かないと考えます。

6.シルトホルン(調教評価S 指数1.6 第1位)
逃げても番手につけても良いタイプの馬。上がりを使えるタイプではないのでここでは捕まる可能性が高い。

7.ダノンエアズロック(調教評価B 指数1.0 第14位)
モーリス産駒にしてはキレる脚を使えるのがポイント。ノーザンファーム生産のモーリス産駒ですので前走より追走スピードが上がる距離短縮はマイナスでしょうし、好走時は基本スローペースだったのを考えると今回は消しです。

8.トップナイフ(調教評価B 指数2.2 第8位)
牝系がかなりタフな血統構成ですので高速馬場は合わない印象です。

9.ローシャムパーク(調教評価B 指数1.2 第13位)
この枠なら道中でマクリを入れてくると予想。
この馬は消耗戦向きの馬ですので東京コースのスロー勝負ではイマイチ信用が出来ません。
展開フル無視で能力だけで来てしまう可能性もありますが、「来てしまったらしょうがないの精神」で消します。

11.シックスペンス(調教評価A 指数0.9 第3位)
古馬と初対戦となるが、今までのレーススローペース経験のみでルメール人気が上乗せしているならあまり買いたくないのが本音。スローペースの競馬はある程度得意そうなのでここでは3番手。

12.ヨーホーレイク(調教評価B 指数2.0 第9位)
父ディープインパクト・母父米国型ですので完全に持続力パワー型の馬。消耗戦に強いので瞬発力勝負になる東京コースではイマイチ信用できません。

13.オフトレイル(調教評価B 指数1.4 第11位)
前走のラジオNIKKEI賞で消耗戦に強いことが証明されたので、この馬は持久力型の馬と言えます。
東京コースで問われる瞬発力・スピード勝負になると厳しいので今回は消します。

14.エルトンバローズ(調教評価A 指数1.0 第2位)
府中芝1800mで最悪の大外枠を引いてしまったのでここでは割引が必要です。道中どこかしらで位置を取ってくるでしょうからその影響で最後は伸びない可能性を加味したい。

京都大賞典のポイント
前走逃げ先行した馬は4頭。割合約36%。
昨日のメインオパールSの勝ちタイムが1.07.4とかなり速いことからも今年はラチ沿い有利の高速馬場と考えて良い。ジョッキー心理で「開幕週は前有利」というバイアスが頭にあるのでペースは流れてラスト1Fは11.8〜12.0の消耗戦になる。買う馬は「ラチ沿いで競馬が出来て尚且つ高速馬場適性と長い脚を使えるタイプの馬」を買いたい。

◎1.サトノグランツ(調教評価B 指数1.65 第7位)
サトノダイヤモンド産駒にしてはキレ味があり、脚質の自在性もある。ペース不問で好走できて得意の距離短縮とならばここでは勝ち負け出来る存在と言える。

◯3.シュヴァリエローズ(調教評価B 指数1.5 第9位)
バテずに長い脚を使えるタイプの馬。多少の消耗戦なら対応できるのでラチ沿いで競馬をして最後は前にいる馬をちょい差しすれば勝ち負け出来る。

買わない馬


2.ケイアイサンデラ(調教評価A 指数0.9 第3位)
2走前の目黒記念の敗因は鞍上が引きつけたような逃げを打ったこと(ハイペースで逃げたらチャンスがあったかもしれない)尽きるでしょう。その結果スローペースになり不向きな瞬発力勝負でキレ負けしたと結論付けました。今回はバビットとの逃げ争いで初角の長さを考えるとハナ争いは激しくなると予想しますので、今回は展開に恵まれないと予想します。

3.メイショウブレゲ(調教評価B 指数1.1 第10位)
ゴールドシップ産駒ですので距離短縮はマイナスでしょう。

5.ジューンアヲニヨシ(調教評価B 指数2.1 第5位)
中長距離のスローペースで運びたい馬ですので、消耗戦では用無しと考えます。

6.スマートファントム(調教評価A 指数1.0 第2位)
3200mからの距離短縮となると位置取りはかなり後ろになる。4走前のフォーチュンカップで展開が有利にあったにも関わらず6着に沈んだことから距離短縮は苦手だと分かったので今回は開始したいと思う。

7.ディープボンド(調教評価B 指数1.5 第8位)
昨年の京都大賞典と違って今回は苦手な軽い馬場になりそう。上がり勝負だけはなんとか阻止したいので道中捲って無理やり上がりの掛かる競馬に持ち込むのが理想。なるべくラチ沿いを頼りたいがこの枠でそれが出来るかと言われると。

8.プラダリア(調教評価A 指数0.85 第4位)←危険な人気馬💣
父ディープインパクト・母父クロフネですので「雨が降って上がりがかかれば」好走するでしょう。(昨年の京都大賞典みたいに)
しかし現在の馬場は高速適性も問われるのでここではキレ負けしそうな印象です。

9.ドクタードリトル(調教評価A 指数1.1 第1位)
牝系が距離延長を得意とする血統ではないため今回はマイナス。消耗戦よりはミドルペースの瞬発力勝負が理想。

10.バビット(調教評価B 指数1.9 第6位)
タフな非根幹距離を得意としているキャラクター。高速馬場、ハイペースとなるとここでは展開が向きそうにない。

11.ブローザホーン(調教評価B 指数1.0 第11位
最終追遅)

距離延長はプラスも、理想はタフな馬場の消耗戦。基本ラチ沿い有利な馬場状態で大外から差して来るイメージが湧かないのでここは良くても3着と予想します。

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