【咀嚼】のチカラ
4月。
お粥を食べ始めることになった日、
ちょっと面白い 創造(お試し)がありました。
主治医との話が行き違って、
初回から いきなり300gのお粥(Max量) がやってきたのです.
(これ、けっこうな量ですよ。まして、わたし【不食】になってた人。笑)
目にした瞬間、
【間違いなく 食べきれなくて 半分以上は残してしまう量】
だと 思ったのですが・・・
【フードロス】が苦手なわたし。
(外食するときも、ごはんは 必ず、注文時に 食べれる量に減らしてもらってました)
【ある方策】が 浮かび、【全部食べることにチャレンジ】したのです。
それは、
【1口ごとに 50回咀嚼して、唾液の消化酵素で溶かしてから 胃に落とす】
という方法でした。
昔 習ったことがあったんです。
よく噛んで、口の中で【ほぼ溶けてる状態】にしてから 飲み込むことで、
【胃や小腸での消化】が楽になり、腸の負担が減って 諸々の健康に繋がる。
ということを。
でも、さすがに入院中の身ですから。
300gを1口ごとに50回噛んでたら、食事時間内に終わらなくなるので(笑)
最低ラインの30回で試すことにしました。
そうしたら・・・
自分でも驚いたんですけど、食べれたんですよ!(笑)
何ヶ月も 食事を摂ってなかったわたしが、
数日前に、バナナ半量から始めたわたしが、
いきなり、300gのお粥を完食!!
わたし以上に、主治医やナースが、驚いてました(笑)
本当に、
・胃が張ることも
・胃が痛くなることも
・その後でお腹を下すことも
一切無く、
ケロっとしてるのですから(笑)
そうして、次の食事からは、お粥を半量にしてもらって、
カラダの反応を見ながら、数日ごとに量を増やし・・・
1週間後くらいには、再び、Max300gにして、
そこからは、今までずっと 300gのお粥を食べています。
そして、
転院時に 32㎏だった体重は(転院元への搬送時は27㎏ほど)
今現在、42~43㎏をキープ。
(2か月ちょっとで10㎏増やしました ♪ それも、限られた食材で・・・)
この間、【消費するエネルギー】だけでなく【体重を着実に増やしていく】分も 摂らなければならなかったのですが、
【咀嚼】のチカラ を借りて、口の中で溶かして摂取したことで、
【普通に食べたら 腹15分目くらいの量】を 食べ続けることができたのです。
そして、本当に、一度も、
吐き氣、胃痛、下痢・・・といった症状を出すことはありませんでした。