Vol.2 「ITインフラ業界」って地味で、激務じゃない?

みなさま、こんにちは。
Vol.2では就活生や転職に悩まれている方で「ITインフラ業界」に興味がある方向けに、業界の生のイメージを「ITインフラ会社」の筆者が解説していきます。

「ITインフラ業界」って激務なんでしょ?

一番よく言われるワードですね、(笑)
みなさんよく「解決するまで帰れない」、「休日や祝日に作業している」と
イメージをされますが、中らずと雖も遠からずといった具合です。

例えば、「解決するまで帰れない」とありますが、
これは主に「保守業務」の内容次第となります。

最近の例では、ある金融機関の銀行システム移行時に障害が起きたトラブルがあり復旧に努めている。 とありましたが、
(どちらかといえばSEっぽい内容ですね)
上記の例は、まさに解決するまで帰れない状況です。
 
これはお客様間との取り決めによることが多いのですが、
「どこまでを保守の範囲内」として定めているかによって違いがあります。

例えば当社の場合は、基幹システム等でメーカーサポートがある場合には、
原因の切り分けまでは弊社で行い、以降はメーカーのサポートへ引継ぎくこととなっています。
サーバーが起動しない、インターネットにつながらない、といった緊急性の高い問題は解決するまで対応しますが、ほとんどはその日の内に解決しています。

業務の度合いは会社によって異なる という回答になります。

「ITインフラ」って地味じゃない?

2番目によく言われます(笑)
いわゆるアプリ開発や自社でクラウドサービスを展開する会社などが、新しいサービスの発表や若い人が多く働いていて、華やかでキラキラしたイメージを抱きがちかと思います。
これと比較すると、見る人によってはITインフラは「地味」に見えてしまうかもしれません、、、。

ただ、そういったアプリ開発や自社サービスの提供も「ITインフラ」の上に成り立っているため、「ITインフラ」あってこその業界とも言えます。

見え方は地味かもしれませんが、IT業界の縁の下の力持ち と思っていただければと思います。

障害対応や問い合わせが多いって本当?

これは本当です。

時期によっては一日に7,8社と対応することもあります。
弊社では、障害が起きてもすぐに解決できるよう、サポート開始時にネットワーク環境から使用しているパソコンの情報等を隅々まで自社ツールを用いて調査し、障害発生から解決までに掛かる時間の短縮化を図っています。

どんな人に向いているのか

MBTIでいうと、
ISTJ(管理者)
ENFP(運動家型)
INFJ(提唱者型)
INFP(仲介者型)
ISFP(冒険家型) などの方が向いているそうですが、

筆者は、
1、パソコンやネットワーク機器が好きかどうか
2、感謝されることにやりがいを感じる方
 だと考えています。 

弊社の場合、ガジェットやゲーム好きが高じてITインフラに詳しくなったり、感謝されることにやりがいを感じて仕事を覚えていくケースが多いように感じます。

今後の需要はあるの?

間違いなく需要があります。それも替えが効かないほどに、、、

IT化が急速に進む中で、技術者の人数が不足しております。

  • AI

  • DX

  • クラウド

  • IoT

  • セキュリティ

上記の専門職が不足すると言われていますが、
それ以上に不足しているのが「ITインフラ」です。
新しいサービスがあっても、動かすための適切な知識や下地を整える作業が必要な為、基本となり知識はどの職場でも重宝されます。

また「下地を整える」=「ITインフラ」の仕事になっており、
AIであってもロボットなどが直接手を動かさない限りはまだまだ人の手が必要です。

おわりに

ITインフラは激務で地味なんじゃないか と書き出した本記事ですが、
どの職種でもそれなりの忙しさや見え方があると筆者は考えます。
重要なのは「その仕事を自分なりに楽しめるか」がポイントのような気がしています。

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