初めてピューロランドに行った日　その2

それから月日は流れました。妹と「またピューロランドに行こう」という約束は未だに果たせずにいました。

僕は病気になっていたのです。

原因はシンプルに仕事のストレス。「辛いのはみんな一緒だよ」と言われればそれまでなのですが、僕はその辛さに耐えきれず、心がぽきりと折れてしまったのです。

今だから言いますが毎日、泣いていたし、今だから言えますが不謹慎なことも考えました（お母さん、ごめんなさい）

そんな中、妹が連絡をくれました。

「ピューロランドに行こう」と。

そんな状態の僕です。「サンリオ？ピューロランド？くだらない」と思いました。でも行くことにしました。

だって約束をしたのは僕だから。

そして2019年の9月。僕は約束通りピューロランドに再び来たのでした。

到着すぐに僕らはご飯を食べました。ハロウィンの季節が近かったのでメニューもハロウィン仕様。これがとても可愛くて自然とテンションがあがりました。

そして、ばつ丸とのグリーティング。

キャストさんが「お兄さんとどっちがイケメンかなぁ？」と言うと（イケメンではない）、ばつ丸が僕と張り合おうとファイティングポーズをとる・・・もうメロメロでした。

初めてピューロランドに訪れた際には観れなかったショーでした。が、今ではこれを観ないと言う選択肢はないというくらい大好きです。

「Miracle Gift Parade」に関しては別記事でいずれこってりと（この形容はあっているのだろうか）書くつもりなのでここでは割愛します。

そして最後にハローキティイルミネーション「SPARKLE!!」を観て帰りました。

帰りには両手いっぱいにお土産を買って帰りました。あんなにサンリオとかどうでもいいよ的な感じで斜に構えてた僕が、です。

帰りの道中なんて妹と僕はもう大興奮でした。「あれがよかったね！」「あそこがよかったよ！」と話は尽きませんでした。そして僕の中にあった鬱々とした感情も、その時だけはすっかり消えていました。

とまぁ、僕のピューロデビューはこんな感じで、そこからサンリオにドハマリし、インストアのイベントやデザイナーのサイン会に通い、ピューロランドは年パスを買うまでになったのです。

今はとても楽しいサンリオライフを過ごしています。

もちろんサンリオとの出会いで僕の毎日のすべてがうまく変わった訳ではないです。

労働環境は相変わらずだし、朝は憂鬱。

電車に乗れない時があったり、ひどく落ち込んで何も出来ない日だってあります。

それでもYouTubeで大好きな音楽を発信したり、こんな風にnoteで大好きなサンリオについて書けるぐらいにはなりました。

そのきっかけをくれたのは間違いなくサンリオです。（勿論、行政や家族・友人にも感謝しています）

・・・なんだか感情が先行して支離滅裂な文章になってしまっている気がする。

とりあえず今回の記事で何を伝えたかったかというと「大好きなものがあると毎日が変わるよ」っていう事。

寝て起きて仕事して疲れて帰って寝るだけ・・・みたいな生活を続けていたら「おれ、一体なんのために生きてるんだろう」みたいな考えにもなるし、体とか心がやられるのも当然だと思う。

本当はそんな環境から抜け出すのが一番なんですけど、家族がいたり、経済状況などによってはそう簡単にはいきません。

そんな中でも「自分にはこれがある！これの為に生きてる！」みたいなものがあれば、もう少し頑張ってみようかなって気持ちに多少はなれるんじゃないかなと思う。本当に多少だけどね。

なんだか話逸れてサンリオ関係なくなってしまいましたが、また次回からはピューロランドとかグッズとかイベントとかのサンリオレポ記事を書いていきたいと思うのでよろしくお願いします。

クオン太でした。

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