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数社を経験したPMから見たFuturizeの魅力

まずはご自身の自己紹介をお願いします

PMの玉木義隆(たまきよしたか)です。
出身は埼玉県で、2児の父です。最近まで産後パパ育休を取得していました。

私の職歴はやや特殊です。笑
遡ること約20年前。
舞台音響の専門学校を卒業後、音響エンジニアとしてミュージカルや演劇のPA = 音響スタッフとなり「レ・ミゼラブル」「風と共に去りぬ」「放浪記」といった有名な作品に携わっていました。(当時のおもしろ裏話を聞きたい方はぜひ直接お話しましょう…!笑)

音響エンジニアとして2年ほど経験をする中で、将来のことを考えるようになりました。
当時はガラケー全盛期。i-modeというdocomoのインターネットサービスが盛り上がっていました。
趣味として音響の勉強の一環で学んだ「MIDI」というコンピュータ音源を用いて「DTM」というPCでの音楽制作をやっていたこともあり「着メロなら作れそうだ!」と着メロ制作の求人を見つけ、IT業界へ。
しかし、いざ入社してみると肝心の着メロ制作の仕事は全くと言って良いほどなく…社長の一声で8年ほどパチンコメーカーの仕事を中心にモバイル&PC向けのWebサービス開発のディレクションを任されることになりました。これがPMとしてキャリアをスタートするきっかけです。
この業界に転職してから担当した開発プロジェクトとしては、これまで

  • パチンコメーカーのモバイルサイト・実機アプリ

  • ウェアラブルデバイスと連動したiOS・Androidアプリ

  • スマートテレビ向けのtvOS・AndroidTV・FireTVアプリ

などがあります。

REDLINEというフェスにて

仕事以外ではオタク気質で、音楽、アニメ、ゲーム、都市伝説、ホラーなど色々好きです。
特に音楽はメタル、ミクスチャーロック、ハードコアなど重めのものが好きですが、その中でも特に熱量が高いのが「Pay money to my pain」という日本のバンドです。とにかく好きで永遠の推しバンドです。自分もファンだ!という人が居たら語り合いたいです。笑

コロナ前はよくギターを弾いていました。

入社をした理由、きっかけを教えてください

実は私、Futurizeへは2度入社しているんです。要するに出戻りです。笑

代表の瀧嶋とは入社する3年ほど前に、別の会社で先述のウェアラブルデバイスアプリの開発時に出会いました。​​瀧嶋はリードエンジニア、私はPMとして一緒にプロジェクトを進行したのですが、その時のインパクトがいい意味でとても強烈でした。

彼は自分が知っているエンジニアと比べて異質だったのです笑

まず、1つ目にサービス開発の責任者(PO)から仕様変更依頼が発生した時の反応です。
「(間に合わなそうだけどそれが指示なら)了解です!」もしくは「無理です。(以上!)」となるかと思いきや、瀧嶋は違いました。
「今からそれをやるのは現実的ではない、だがやりたい事はこういう事だからこの実現方法で交渉してきてください!」と言うのです。
目的も納期も満たす提案をもらえるなんて!と感激したのを覚えています。

そして2つ目は、超大胆な決断をした時です。
それは忘れもしない2015年の大晦日、瀧嶋から電話があり「品質を上げるためにコアな部分の設計を大幅に見直そうと思っている。算段はついたので今から改修したい」と言うのです。
当時は1月末のiOSアプリ申請に向けて品質アップをしているタイミングだったこともあり、申請後のアップデートで直す判断もできたと思いますが、最終的には見事にやりきってくれ、無事スケジュール通りに申請できました。

このプロジェクトは3ヶ月ほどの短い期間だったのですが、超タイトでハードなスケジュールの中、サービスのことを熱く議論したり、ガス抜きのため毎日朝会でオススメの漫画の話をしたりしながら、とても濃密で忘れられない時間を過ごしました。

ちなみに…瀧嶋は自分と出会う前からすでに経営者であり自社サービスの開発もバリバリこなしていたことが後に発覚し、「だからか!」と納得しました。笑
話は戻りますが、アプリのロンチ後、私は引き続きアプリの機能追加や保守などを継続し、瀧嶋はチームを離れFuturizeを立ち上げていましたが、たまに飲みに行く交流が続きました。

そんな中、1度目の入社は2018年。
転職を考えているタイミングで、瀧嶋から開発ディレクションが必要な案件が増えてきたという事でオファーをもらい、PMとして入社しました。
正直、他にも候補の会社はいくつかあったのですが、瀧嶋とまた一緒に仕事したいと思っていましたし、本当に大変そうにしていたため”同じ釜の飯を食った仲間”を助けてあげたい!と思ったのが大きいです。笑
また、当時はまだ馴染みのないCryptoCrystal(Mintoと取り組んでいたWeb3アプリ)の開発に取り組んでいて、新しい挑戦をしているのも魅力的でした。
そして、既存メンバーは1人1人がスキルの高さもさることながら、みんなが穏やかな性格で、前職で人問題でやりずらさを感じていた自分にとっては”一緒に仕事しやすそう”と感じた事も決め手のポイントでした。
その後、Futurizeの案件の比重がデザイン主体になっていった事と、自身の成長機会創出のため退職しました。

他の開発会社で2年ほど営業をしていましたが、この間もスポットでFuturizeのお仕事を業務委託としてお手伝いしながら、相変わらず飲み仲間の関係が続いていました。
そして2度目の入社は2021年の夏。
継続的に関わりを持つ中で、Futurizeの仲間や案件も少しずつ増えていて、組織のフェーズが変わっていっているタイミングで再びオファーをもらい、Futurizeに戻ってきました。2回目の入社時はもう、十分に関係値が出来上がっていたので特に迷いもなかったですね!

今はどんな仕事をしているのでしょうか?

最近までは主要取引先(映像配信事業系)のスマホアプリ、テレビアプリのディレクションを3案件ほど担当をしていましたが、3月からはMintoのWeb3部のみなさんと新規プロジェクトに関わらせてもらっています。
私の役割はエンジニアでもデザイナーでもないため、実際にやっている事はこれです!をビシッと説明しにくいのですが、開発着手前と着手後に分けて説明させてもらいます。
開発を着手するまでの期間
…契約が成立するまでの間は見積り提案や契約内容の詰めを行います。
契約締結後は、要件定義という「何を開発するのか?各機能はどういう仕様にするか?」を詰めるのが主で、デザインする前段階でワイヤーフレームという画面のラフ案の作成や画面遷移を考えたりしながらプロトタイプを作成する事もあります。
開発着手〜納品までの期間
…プロジェクトの進捗管理、予算管理、チームやチームメンバーの課題解決のリード、出来上がった物の動作チェックなど…をしながら納品までのマネジメントをします。
所謂、プロジェクトマネジメント、ディレクションといった調整する役割がメインですが、Futurizeでは”作ろうとしているプロダクトってこうあった方が良いんじゃない?”といった意見やアイディアを出すことも大歓迎な組織です。そのため、企画構想や設計の部分にも積極的に関わっています。
これまで自分自身が受託開発をずっとやってきたせいか、そういったフェーズから関わる機会は少なかったですが、今後は活躍の場を今以上に作れるようチャレンジしていきたいと思います!

仕事をする上で大切にしていること・こだわりを教えて下さい。

昔から一貫して心がけているのは”相手が受け取りやすいパスってなんだろう?”を常に考える事です。
営業窓口的な経験をしているため、営業や企画の人たちの気持ちは理解しやすいのですが、作り手であるエンジニアやデザイナーの気持ちもさらに理解したいと思い、自分で作ってみるというチャレンジを何度かしてきました。

例えば、以下のようなことです。

  • 自分のバンドのWebサイトをデザイン・コーディング&GitHubでコード管理

  • API開発(Webサイトとデータベースの間を仲介する様なプログラム)

  • 管理サイトやスマホアプリのレイアウト設計

  • LINEbot制作

  • Excelにマクロを組み込んで業務の効率化

  • 労務管理用にGoogleAppsScriptを使って年間の勤怠表を一括生成

  • ChatGPTとSlackの連携 …etc

結果的に、各パートの大変なポイントを理解しやすくなり、こう言ったら嫌がられるだろうなという部分も学べ(笑)やって良かったと思える事だらけでした。
他にも、資料作りは誰にどんな目的で見せるかによって作り方を変えたりします。
提案書を書くときは提出先の担当者さんの社内での立ち位置やITリテラシーを踏まえて表現方法を工夫したり、パートナー企業の方にお仕事の依頼をさせて頂くときは全体像が把握しやすい程度に情報量を敢えて少なくしてまとめたりします。また、社内メンバー向けにも同じ観点で情報の伝え方を気にしながらコミュニケーションを取ります。
“受け取りやすさ”は相手によって変わるので、プロジェクトやチーム編成が変わるごとに毎回悩むところではありますが、だからこそ相手に伝わったときにやりがいを感じますし、毎回新鮮な気持ちで取り組むことができています。

自作のLINEbot
ChatGPTとSlackの連携

Futurizeのいいところを教えて下さい!

他のメンバーから社内制度や働き方については上がると思うので私からは違う視点から挙げますが、これはもうズバっと
『目的に対して最短距離を走れるところ』です。
これまでに受託会社を4社経験していますが、例えば「こういうSNSアプリ作りたい」という案件相談を受けた際に

  • 提案の会社承認を得るのと提案チーム作る(色んな部署を行脚)のに時間と労力がかかる

  • サンプル作成する為に見積もりが必要

  • 見積りの社内レビューが何度も発生し、提案まで3週間かかる

といった事を日常的によくみてきました。
それに比べてFuturizeはフットワークが軽く、数日〜2週間くらいでプロトタイプまでアウトプットできます。(勿論、Futurizeとしてビジネス的なメリットや、プロジェクトへの貢献度や意義などを吟味をした上での話です。)
このスピード感は、プロトタイプ以降の本番の開発でも同様です。
やりたいことが多くなるほど、当然時間もお金もかかり、サービスがヒットしなかった時のリスクも大きくなってきますが、サービス設計的な観点を持っているため、初期リリースの時点で削ぎ落とせる機能が分かっています。
ここを一緒に考えられるのはディレクター視点からするととても大きな強みだと思っています。
これができるのは自社プロダクトの開発経験が豊富な代表の瀧嶋のバックボーンを元に、メンバー達が決められた期間の中で最大限こだわり抜く意識でやっているからこそ実現ができる事だと思います。
まさに、徹底的にユーザーに共感し、寄り添いながらプロダクトを作る意識を持っている組織であるからですね。

Mintoと合流してからどうですか?

まず、すぐにインパクトがあったこととして、Mintoのメンバーのみなさんの活発なやり取りです。Slackで情報交換をしたり、それに対するリアクション数の多さなど、とにかく新鮮で、合流前ではインプットできない類の情報もあるのでわかりやすくプラスになっている部分です。
また、業務内容にも変化がありました。
Web3に初めて関わっていくこととなりましたが、新しい経験を積める喜びがあります。また、これまでFuturizeだけで担当していた案件より規模感も大きく、よりエンタメ性の強いサービスの開発に関わる機会が増えるため、今からワクワクしています。
これは個人的な野望ですが、いつか自分の子供たちの好きなIPものを絡めたサービス開発を一緒にして、子供たちに実際に使ってもらえる日が来たら良いな、と思っています^^

最後に一言、お願いします

仕事内容は未経験の人には小難しく見えるかもしれませんが、自分自身がディレクションのことなんて何もわからずやってきた人間ですし、やっている内に何とかなると思っています笑
新旧問わずメンバーの経験や会社の実績など、過去のノウハウはもちろん大事にしますが、過去に依存しすぎず新しいアイデアもどんどん取り入れて行くことが組織の風土として根付いています。
デザインに興味があればそのエッセンスを取り入れたり、開発の知識があればそれを強みにしたディレクションをしたり、やり方は無数にあります。
経験者の方も未経験者の方も

  • システムってどうやって動いてるんだろう?使っているアプリをもっとこうしたら使いやすいのにな〜といったITサービスに関心・好奇心がある方

  • 散らばった情報を整理整頓したり、コミュニケーションを取りながら物事を進めていくのが好きな方

  • プロダクト開発の上流から関わりたい方

  • スピード感のある開発・運営をしたい方

是非一緒にFuturize式の引き出しを増やしていきましょう!

株式会社Futurize会社HP

Wantedly

MintoおよびFuturizeでは一緒に働いてくれる仲間を募集しています!ご興味をお持ちいただけた方はぜひご連絡ください!



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