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「スタートアップの経営管理の新たな挑戦:Mintoで創るIPxグローバル成長の経営基盤」

Mintoはアニメ・漫画などのエンタメビジネスをアップデートするスタートアップです。ユニークな才能を持つ社員が、日々自らの業務と向き合いながら事業・組織の成長を牽引してくれています。
全15回にわたって、Mintoの社員にMintoで取り組んでいる仕事内容について語ってもらっています。

今回紹介するのは、コーポレート経営管理部部長「早川祐司さん」。
Mintoの経営管理部長早川さんに、Mintoの管理体制の今までとこれからをインタビューしました。

まずは早川さんご自身の自己紹介について、新卒~Minto入社までのキャリアについて教えてください!

私は現在、コーポレート本部の経営管理部長として、経営企画、経理、法務、内部監査などのバックオフィス機能に幅広く関わっています。

Mintoには、2022年5月に入社し、早くも2年半が経過しようとしています。
私の経歴は入社エントリ(こちら)に書いてあるとおり、30歳を目前に営業キャリアからpivotし、前職では会計士として監査法人に勤務しておりました。

初の事業会社キャリアにMintoを選ばれたんですね。入社初日はまず何から取り組まれましたか?

Mintoに入社後、初日に役員から共有されたミッションはこちらです(笑)
ご覧のとおり具体的な指示のないざっくりした内容ですが、当時は事業側の役員がコーポレートも兼務しているような状況でしたので、このメモに書いてあることを自ら具現化し、行動あるのみ、といった形で取り組んでいました。

入社初日のミッションメモ↓(代表の水野が申し訳ない程度にコメントしてくれています)

入社して3か月後にコーポレート部の部長となり、経理業務に加えて、総務、労務、法務、といったバックオフィス業務全般と、IPO準備室や内部監査室の立ち上げを行っていました。

かなりカオスな環境下でのスタートでしたね…!現在の経営管理部でどのような業務をされているかについても教えてください

現在、私が所属するコーポレート本部は、人や組織と向き合う「コーポレート・デザイン部」と数字と向き合う「経営管理部」の2つに分かれており、私は経営管理部の部長として、経理メンバー4名(うちMgrが1名)、法務メンバー2名(うち業務委託の弁護士が1名)の合計7名のチームを率いています。

具体的には、取締役CFOと私で全社の予算管理体制づくりを行い、経理チームが適時開示体制(四半期・月次決算)を担い、法務チームが契約審査や法務まわりのフローづくりを担っています。また、経営管理部のメンバーは全員がIPOプロジェクトの中心メンバーでもあることから、証券会社との定例会の中で発見された課題について、改善を図るべく取り組んでいます。

直近で進められている具体のプロジェクトについても知りたいです!

現在最も注力しているプロジェクトは、「経営ダッシュボードの更なる改善」でしょうか。
具体的には、事業側の案件管理の基盤(Hubspot)と、業務フローの基盤(バクラクWF)と、会計フローの基盤(MF会計Plus)を連動させつつ、いま経営チームが一番見たい数字を経営ダッシュボードにタイムリーに提供できるように改善を図っていくものです。

当社はIPを中心に、漫画広告ビジネス、ライセンスビジネス、Webtoonやショートドラマ、前例のない新ビジネス、タイ・中国・ベトナムといった海外展開を含め、様々な場所で、多種多様なIPビジネスを展開しています。

複数のビジネスモデルを持つことは当社の事業上の強みである一方、経営を管理する側としては、理解しなければいけないビジネスモデルや、管理の対象がその分増加することになります。経営管理の難易度が高くなる中でも、事業側とのコミュニケーションは最重視しつつ、全社を横断した基盤づくりの最適解に辿り着けるように、仮説検証を繰り返しています。

複数事業を展開するからではこそ、管理の難易度は増しますね…。そんなチャレンジングな環境のMintoでのやりがいや、正直課題に感じられている点についても教えてください。

私が感じる現在のMintoの経営管理部でのやりがいは、①会社の成長と合わせてコーポレート業務の変革を感じられる環境にあること、②専門スキル+αを得やすい環境にあることの2点だと感じます。

現在のMintoは、私が入社した2022年当時の2倍以上の組織規模となっており、コーポレート本部の人数も増えています。会社が成長するにつれて、これまでは誰か1人ががむしゃらに頑張れば回せていた業務も、現在では個ではなく組織として向き合うことや、これまでとは少し異なる役割や仕組みで向き合わないと業務が回せなくなってきつつあります。 

同様に、前職で大きな組織に所属していたメンバーの「常識」が現在のMintoのフェーズにはそのまま当てはまらないケースもあります。その場合には、その「常識」をどうすれば現在のMintoに落とし込めるのかを考え抜いて、実行することが求められます。

会社の成長フェーズに応じて、その状況で求められる変革を察知し、組織にも自身にも変革を起こす必要があるということを感じ取り、行動できるコーポレート人材は多くはないのではないでしょうか。

また、現在のMintoの経営管理部では仕組みが整い切れていない部分も正直まだ残っています。直近では経理Gに所属するメンバーが中心となり、与信管理プロセスの構築をゼロイチで策定していますが、これには稟議設計の観点や、規程作成の観点などが必要です。こうした課題を乗り越えた先には、単に「与信管理プロセスを回せる人」ではなく、「与信管理プロセスをゼロから作れて、回すこともできる人」に変貌します。この積み上げた経験数がその人自身の市場でのバリューにつながると感じています。


成果の出し方が少しずつ変化しているフェーズなんですね。そんな今、どんな方が仲間になってくれたら嬉しいですか?

前述のとおり、IPOやその先に向けて、経営管理の仕組みが整っていない部分もまだ残されていることが課題と感じています。そしてその課題は誰か一人だけの頑張りや、経理Gや法務Gといったいちチームだけで完結するものではなく、全社横断的であったり経営チームも巻き込みながら進めていく必要があるとも感じています。

以前、役員が話していた会話でよく覚えている内容なのですが、コーポレートと事業部の関係は「盾と矛」のようなものではなく、車の「前輪と後輪」のようなものであり、コーポレートが前輪となり正しい方向を定めたうえで、後輪を担う事業側がアクセル全開で突き進めるようにすることがコーポレートの果たすべき役割であると。

今後の部署の課題に向き合うためには、前輪の役目を果たすべく、コーポレート側が率先して、事業理解や事業側の人柄を把握するためにコミュニケーションを図り、自ら変革をすることをいとわない方にぜひ仲間になってほしいと感じています。

ありがとうございました!最後にメッセージをお願いいたします。

よく面接の場で、候補者様から「今後、どんなコーポレート組織を作っていきたいと考えていますか?」とご質問を頂くことがあります。
私はいつも「理想論であることは承知していますが、メンバー自身が、自分のために、どの会社でも通用するスキルを磨き続けることができるコーポレート組織を作っていきたいです。そして今より市場価値が高くなるように成長してもらいたいし、成長した後でもMintoに残りたいと言ってもらえる組織を作れるよう私も一緒に努力し続けます」と伝えています。まだまだ道半ばではありますが、この先にMintoのコーポレートメンバーになる方たちにはそうなって欲しいですし、私自身もそういった組織づくりができるように精進していきたいと思っています。

最後に、Mintoの経営管理部は、IPOに向けて変革中の組織ですが、コーポレートで成長したい方や専門スキル+αを身に着けたい方にはいま絶好の環境です。お待ちしています。


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