ルッキズム z世代レポ
加工が強すぎて𓏸𓏸に似てる系のコメント全部アニメキャラです、かのんです。
今日は自己満足文章かきます。あんま面白くないかも。というか、結構内容グロイから精神安定してない人は読まない方がいいかもしれないです😭
早速回想に入ります^^
私は小中と少しヤンチャな学校に通っていました。
教室では1秒に1回誰かしらがブスかバカかデブと発しているような教室で、優れた容姿とそうでない容姿では圧倒的な差があり小学二年生の頃には既に外見とはステータスなんだと言うことを完全に理解していました。
かっこよくないと、ブスと言われても当然だし、いや
ブスにブスだと言って何が悪いんだ。
このくらいの思考に至るくらい暴言が日常的でルッキズムが染み込んでいました。
私は容姿と関係なくなかなかきつい性格(厨二病、アニメオタク、自尊心の塊)をしていたためかあまり馴染めずに、でも友達は沢山いてよく分からないヤツだったのですがみんなの輪のほんの少し外側からみんなを見ていて、印象に残っている出来事があります。
いつも基本的に一人でいる女の子がいました。
その子は容姿が大人っぽくて(アンニュイな雰囲気)小学生から見たら全くもって失礼な話ですがオバサンに見えていたと。
その子は口元をもぐもぐさせるのが癖で、よくヤンチャな男子諸君はその動きを揶揄したり、視線が合うだけで「見てんじゃねーよ」とからかうような本当にグロテスクな光景が拡がっていて、同調圧力で辞めようよとも言えず、容姿を批判し加害するのが上手ければ上手いだけ他人から評価されるような小学生時代でした。私もまだまだ未熟でルッキズムが原因で他人と対立したことが無かったかと聞かれれば言い淀みます。
そんな小学校生活でした。
でもまだこんなの序の口でした。
中学校に上がると民度は上がるどころかグーンと低下。カオスでそれはそれで楽しかったですが。。
ですが私は捻くれに磨きがかかり友達も減りました。
とは言え小学生時代は輪の外とは言えどいじめられはしなかったので自分にはある程度の容姿は備わっているだろうと慢心していてその頃が一番幸せでした。
そして忘れもしない中2の中旬
私は友達が欲しくなりいじられキャラというポジションを獲得していました。
会話が私中心に回る感覚が気持ちよくてたまらなかったです。
ですが因果というものは存在していて、私はいじられキャラからなんでも言っていいやつに変貌しました。
それから私はブスと言われ水筒にティッシュを詰められ筆箱の中身をぶちまけられ。これがいじりだったというのならいじりなのだろうと思います。
その時期、iPhoneのインカメかなんかで偶然自分の顔を撮ってしまったんです。
元々容姿に対して疑問を抱き始めて不安だった私はインカメで撮った写真をみて洗面台に倒れ込んで本当に死んでしまおうと思いました。
非対称な目、涙袋のシワ、醜い鼻。
その日からどんな幸せを感じてもでも俺かっこよくないからなって頭に過って人生の幸福度が少なくとも半分には落ちました。
中学はそのままキモイやつとして卒業しました。
高校は少し違いました。
まず、滑り止めで受けるような自称進学校的な私立の1番上のコースに入りました。ここでは民度が違います。良くも悪くもあまり個性が強すぎないような人達が集まっていました。
また、私は自己を見つめ直して髪型を改善し、表情管理を寝ている時以外し続け、常人並みの顔を手に入れることが出来ました。
また、コロナが流行っておりマスクをつける口実があったので私は卒業までマスクをし続けました。
おそらくあまり高校の同級生は私の顔を知らないです(マジで)
そんな感じで割とマイルドないい人達に恵まれた私は、どしたん?話聞こか(笑)スタイルで割といい評価をして貰えるようになりました。
そこそこ自己意識が回復しかけて、メイクをするようになり順風満帆な時に私は最悪のツールに出会います。
加工です。
この加工というものが作り出す幻覚は再現性の無い自分の面影のある他人を作り出すツールです。
案の定ハマりました。
いいねも反応も何もかもが快感で仕方なかったです。
当時の写真を見返すと何だこの学園ハンサムは。と思うようなものばかりでした。
今もなかなかに酷いですが…
そんなこんなで5年かけて加工を学習し、メイクも上達し、ヘアメの知識をつけ、整形の知識を身につけ(まだしてないです)、発声、性格何もかもを矯正しました。
ここまで来たら本当の私ではないと思います。
ルッキズムが私をここまで変えました、それは間違いないです。鼻中隔、人中、中顔面。男社会で普通に生きてたら知りもしないような言葉です。
ですが、社会的にはいい影響を私に与えてくれたと思います。昔よりは生きやすい。
それでも容姿が気になっていなかったキラキラしていた頃の自分はもう絶対に戻ってきません。
今も自分のことかっこいいだなんて思ってませんよ。言い切れます。
例えるなら、他人が天然の普通の味のイチゴだとしたら私は極限まで糖度を上げたトマトです。
言いたいこと伝わるかな。この違い
ですが、加工が上手いなーとは思います。
努力したなって認めてあげれてるので前よりはまだマシだと思ってます。
みんな整形してみんながおんなじ容姿になれば今度は差別化点として性格を良くしようと繕うようになるんでしょうか、
本当に進んだルッキズムって逆にめちゃめちゃ性格よくなって社会すら良くなるんじゃないかなーって思いました(思考放棄)
私の生まれた時代はそうではなかったことが非常に残念です。おしまい