カウンセリングとの出会い
今から約30年前、まだ学生だった頃、アメリカではカウンセリングは日本でよりもっと身近なものだと知りました。
「お薬を飲んでも悩みはなくならない。一時的に安定させるために必要な場合もある。だけれど、
お薬で自分は何も変わってないからやはり心理学の力を借りなきゃ!」と思ったのでカウンセリングを受ける事にしました。
ところが、「どこに行ったらいいのか?」わからない。困った。
色々と調べました。
20年ほど前、幸いにも私の住んでいる自治体では
無料(=税金)でカウンセリングが受けられるサービスがあったんです。
覚悟を決めて、それこそ「清水の舞台から飛び降りる」ような気持ちで行きました。
「いつも人間関係でつまずく。」これ以上同じ事の繰り返しは嫌だと思ったんです。
何度か個人カウンセリングを受けた後、その先生が主催するカウンセリングルームでグループカウンセリングを受けることに。(ここは有料)
初回、めちゃくちゃ緊張して行ったのを覚えています。10人近い人がいました。全く知らない人たち。私より年上の人ばかりでした。
簡単な自己紹介のあと、私の第一声が「緊張してます。」でした。そしたら、先生(女性)が「ここは緊張しなくていい所ですよ〜❤️」と、優しく声をかけてくださいました。
お茶を飲みながら話した覚えがあります。会が始まる前に、飲みたい人は自分で淹れて🍵淹れてあげたい人は自由に淹れて下さい。片付けもしたい人がする。そんな感じでした。
「まずは他の人の話しを聞いていて、話したくなったら話せばいいし、今日は聞いて帰るだけでもいいですよ。」という事でした。
ところが、他の人の話しを聞いているうちに涙がポロポロ溢れてきて、止まらなくなってしまったんです。
そう思ったらほっとしたんでしょうか?涙が止まらなくなりました。
「自分の感じている事はなんなんだろう?
自分はおかしいんじゃないんだろうか?」と、自分を責めていましたから。
今、その自治体の相談室は引き継ぐ人がなく、残念なことになくなってしまいました。でも、その時にそこでカウンセリングを受けることができ、自分は本当にラッキーだったと思います。
勇気を振り絞って一歩を踏み出して
本当によかったと✨✨