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自分を知る

昨日、息子がピアスを開けてきた。
事前に「開けるけど〜」とか
「開けたらどう思う?」とか
言われていたけれど、
そんなに現実のこととして
捉えていなかったらしい。

「ジャーン」と嬉しそうに
耳を見せてくれたそこに
4つもくっついていて
ギョッと🤯なった。

多い!
せいぜい2つくらいだと思ったら、
倍返しだ!

それだけかな?
なんでそんなにギョッとしたのか⁈
自分のことを振り返ってみた。

生真面目で
私をがんじがらめにしていた母。
1年間の留学の時、
私はこっそりピアスを開けた。
親への反抗心もあり、
おしゃれとして同期で流行っていて
「今がチャンス!」とばかりに。

「親にもらった身体・・・」なんて
後ろめたさもありつつ、
けれど自分で決めて。

反抗の象徴

グレることもなく
親の意向に沿う努力をしてきた私の
ささやかな反抗の象徴

だったので、
息子のピアスに
ドキッとしたのかな⁈

彼はオシャレとしてやっているようだけれど
なんかやっぱり複雑だ。

自分の髪を引っ張ったり、
髪を切ったり、
爪を噛んだり、
皮膚に傷をつけたり。
それらと同じように
自傷行為のように思えるからかな⁈

母はギョッとしてたと思う。
責められたりはしなかったが
言葉を失っていた。

海外では我が子が赤ん坊の時に
親が開けてしまう人もいる。
それもどうかと思う。

子どもが予想外の行動をとると
私にとっていい事は嬉しいけど、
そうじゃない事はやっぱり抵抗あるのね。

これは抵抗のある出来事だったと知った。


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