小説家ってどんな人?
かつて、とある人に「あなたは小説家になれるよ。」と言われたことがあった。そう言われて私はすごく不思議だった。頭の中が急に忙しくなって「この人は私が小説を書けるってどうしてわかるんだろう⁈」と思った。一度たりとも書いたこともないからそれを人に見せることもできないのに😳
「あれはどういう意味だったんだろう⁈」と10年近く心に持ったままだったある日(結構私はしつこい😌)、それはわかった。
瀬戸内寂聴さんがお亡くなりになって追悼番組を何気なく見ていると、「小説家は自分に厳しくないとできない。」と仰っている映像が流れた。「あ〜!これか〜!」「あなたは自分に厳しい。」ということを表現した言葉だったんだ〜。急につかえが取れたような感覚になりスッキリした。腑に落ちた瞬間だ✨✨
確かに。かつての私は今よりも更にさらに自分に自信がなく自分を受け入れることができないでいたからその様子を比喩した言葉だったんだ💡自分いじめが過ぎて他者からハラスメントを受けることもしばしばあった。(投影の法則による)が、誰よりも自分が自分に対してハラスメントしていた😳ってことに他ならない。
心理学には「自分を扱うように人を扱う。」という考え方がある。ということは、「自分に厳しい私は人に対しても厳しい。」と言える。自分に対しても揚げ足を取るけれど、人に対してもそうしてしまっている可能性が大きい。いや、しているんだろう。無意識にも。
人に指摘されて初めて自分が自分に対して厳しいと自覚できるようになったくらいだから、もうそれは染み付いて当たり前になっていて気がつきもしないほどなんだ。
私に限らず、そうなってしまう人には自分に厳しくせざるを得なかった何かがあり、そうでなければ認めてもらえないと思い込んでいたり、もしくは、生き残れないと思うようになった経緯があるのではないだろうか?
自分が人に対して厳しいかもと感じた人は「自分にも同じように厳しくしていないか?」と胸に手を当てて聞いてあげて欲しい。すぐには自覚できないかもしれないけれど、「その可能性があるかも⁈」と心に留めておいて欲しい。そして、自分の厳しい一面を意識した時には「またまた厳しい私になってるぞ!」と思うだけでいいですよ🩷
その後に「こんな私はダメな私🙅♀️」と思うことこそが自分に厳しいってことだから。
「今のところはこういう私。」