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【TOEIC】精選模試は難しい?特徴やその理由について解説

本日は、TOEIC問題集の精選模試について解説していきたいと思います。

精選模試は書店でもよく置いてあり、価格も公式問題集よりも安くて問題集も多いため、実際に買っている人や購入を検討している人も多いと思います。

そのため、今回は精選問題集の特徴についてまず初めに解説していき、難易度やどの層に向いているのかと言った点についても最終的に解説をしていきます。

ぜひ最後までご覧下さい。

この記事で分かること:
・精選模試の特徴
・精選模試の難易度
・精選模試の対象層

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精選問題集とは何か

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精選問題集とは、模試形式で問題が収録されているテキストです。
上の写真のようにリーディングとリスニングで問題集が分かれておりPart3まで2021年12月時点で発売されています。

そのため、模試としては量が多く巻末には点数換算が記載されていることなどからも非常にコスパが良い教材です。

実際に私もテスト直前期には精選模試をやっていました……!

精選模試はどの層におすすめ?

結論から申し上げると精選模試はTOEICの点数が700点を超える中上級者以上が取り組むことがおすすめです。

理由は以下の通りです。

精選模試が初心者におすすめできない理由:
・問題が難しい。
・あまり本番向きでは無い
・点数換算で自信を無くす

これらの理由について詳しく知りたい方も多いと思いますので、本項ではもう少し深掘りして見たいと思います。

問題が難しい

精選模試は問題が非常に難しいです。

リスニングセクションは、基本的に重箱の隅をつついたマニアックな会話表現に加えて、本番よりもやや長いスクリプトで構成されています。

リーディングセクションも文法が非常に難しく、
さらに本番よりもかなり探しにくい長文で構成されています。

このことから、本番よりも素点は低く出てしまいます。

TOEIC875点を取得した筆者も、テスト直前期で
リーディングは75点、リスニング83点くらいしか精選模試で取る事ができていませんでした……

あまり本番向きでは無い

精選模試はこのような難しい特長に加えて本番の傾向とは若干ずれた問題で構成されているため、
「本番の慣らしをしたい。」と言った理由で精選模試をやったとしても逆に自信をなくしたり、変な逆張りの癖ができてしまいます。

点数換算で自信を無くす

点数換算は上記のくせや難しさを一切鑑みずに作られているので、非常にシビアな点数で換算されてしまいます。
そのため、直前期の自信つけのためにやると痛い目を見ることになります。

筆者(800点目標)も1回直前期に解いてみて、換算745とか出た時には涙目になりましたね……

中上級者の仕上げとして利用することがおすすめ

このようなことから精選模試はあくまでも中上級者の「仕上げ」として利用することがおすすめです。

これらを仕上げとして使えば手応えのある教材となっているため、英語の自力が向上して点数向上は間違えなし!

特に最近はリーディング、リスニング共に難化傾向にあるため、中上級者の方はこちらで慣らしていくことがおすすめです。
その場合は、点数は気にせずとにかく問題を回して精選模試を会得していきましょう。

慣らしをしたいなら公式問題集

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もし、本番の慣らしをしたいといった理由で購入を検討している場合はTOEICの公式問題集を購入しましょう。

そちらの方がよっぽど傾向を掴むという意味でも自信つけという意味でも非常に有効です。

点数が大雑把すぎて嫌だと思っている方はこちらの方を参考に点数を出してみてください。


TOEICは模試によって点数が変わるため一概に言えませんが、参考にはなります。

まとめ

精選模試は難しく、少し公式とは違う癖があるため、中上級者の方が仕上げに使うことがおすすめです。

また、その際には点数はあまり意識せず、問題を会得することに集中しましょう。


もし、本番の慣らしをしたいという理由で購入を検討している方は多少高くても公式問題集を利用することがオススメです。


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