段ボールコンポストに挑戦してみた記録✏︎
今回の記事を担当するのは、共創学部4年の顔をしてキャンパスを歩いていますが、5年目の野村紗里です。
夏休みに実家でダンボールコンポストに挑戦した経験をここでシェアしたいと思います。
私は大学ではQCOMに所属しているので、普段の自炊ででる生ごみをQCOMの活動で堆肥化しているのですが、以前から実家で大量に出る生ごみをどうにかできないかと思い悩んでいました。
そこで、始めてみようと思ったのが、「段ボールコンポスト」です。
私の実家はアパートで、長細いバルコニーの空いている場所で母がお花を育てたり、父がピーマンを育てたりしています。このバルコニーの端に少しスペースがあったので、こじんまりした段ボールコンポストに挑戦してみることにしました!
段ボールコンポストを作ってみよう!
準備したのは以下のものたち
・空き段ボール
・新聞紙
・母の植木鉢に放置されていた土
・使い古したタオル(防虫のため)
・なんか家にあった黒くて長いゴム(防虫のため)
・すのこ(段ボールの下に敷いて、通気性を良くするため)
読んで薄々気づいているかもしれませんが、そうなんです。
これらは全部家の中で調達してきたもので、初期費用は0円で済ませることができました。ダンボールコンポストを始める時には、家にあるものが使えないか、代用できないか、新しく買う前に考えてみるといいですよね。
段ボールコンポストは以下の手順で製作しました。
実際に生ごみを入れてみよう!
✏︎8月7日
投入初日は分解されるか不安だったので、生ごみの中でも菌類で分解しやすそうなイメージがあった、きのこ類を投入してみました。
✏︎8月11日
この数日前に、残った天ぷら油を投入したところ、生ごみコンポストがうまくいっているサインの一つである、白いふわふわが出てきました!
これは、糸状菌と呼ばれているもので、微生物が活性化しているサインだそう(参考:https://www.city.munakata.lg.jp/kosodate/000/400/00060/020/020/20210617162356.html)。
✏︎8月12日
次の日にはさらにたくさんの糸状菌が出てきました!カビが増えたことでこんなに喜べるのはコンポストならではの現象😂
生ごみを投入するときは、
まず土を全体的に混ぜて、土の中にも酸素を取り込ませます。この時に土がからっからに乾いていたら、少し水も一緒に入れて混ぜます。(水分量の目安は、土を片手で握ったときに、団子状になった土がポロポロと崩れる程度)
そして下の写真のように右か左どちらかに穴を掘って、その中に生ごみを埋めるような形で投入し、上から土をかぶせます(生ごみが表面に出ていると、臭いに虫が寄ってくるので注意!)
今回は左側に入れたので、次回投入する時には右側に投入します。
✏︎8月14日
そんなこんなで、私の場合はほとんど毎日、中サイズのタッパ1つ分くらいの生ごみを毎晩投入していました。夏だったのもあり、分解のスピードがとても早く、1~3日程度で大体の生ごみは完全に分解されてしまっていました!(卵の殻や玉ねぎの皮は分解が比較的遅くもっと時間を要しました)
✏︎9月20日
✏︎9月26日
堆肥として完成させるためのもう一歩、「熟成」
この段ボールコンポストで使った土を堆肥として使うためは、「熟成」というプロセスが必要です。熟成の方法は以下を参考にしてみてください。
段ボールコンポストをしてみた感想は、
「思ったより簡単で、分解していく生ごみの変化を見られるのが楽しい!」
必要なものも身近で調達できるものばかりなので、ぜひ挑戦してみてください!
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