人生初の推し曲との出会い
早速だが、私のスキな3曲をご紹介しよう。
・Shining One / BE:FIRST
・To The First / from Audition THE FIRST
・WAGAMAMA MONDAIJI / Novel Core
これらの曲はすべてBMSGという新しい音楽レーベルから発信された“新しい時代の曲”だ。
BMSGはAAAの日高さんことソロアーティストSKY-HIが新たに立ち上げた音楽レーベルで、BE:FIRSTやNovel Coreはそこに所属するアーティストである。
ここ最近の数ヶ月間、私はこのBMSGが新しく取り組んできた「THE FIRST」というボーイズグループのオーディション企画を追ってきた。朝の情報番組“スッキリ”で特集が組まれ、Huluでは今なおオーディションでの合宿審査を振り返る特集が配信され続けている。
このオーディションのメインテーマ曲、そしてオーディションから選ばれたデビューメンバーによるプレデビュー曲、そしてBMSGに所属しているソロアーティストによる最新曲。この3曲が私が今猛烈にハマっているスキな曲である。
Shining One / BE:FIRST
まず紹介したいのが、「Shining One」というBE:FIRSTのプレデビュー曲だ。
オーディション「THE FIRST」から選出された7人組のダンス&ボーカルのボーイズグループBE:FIRST。彼らは今現在(2021/10/02)の時点でまだ正式デビューをしておらず、紹介する曲はあくまでプレデビュー曲であることを覚えていて欲しい。
Shining Oneは、オーディション最終審査でも使われた楽曲で、彼らにとっては終着点であり出発点でもあり、これから世界に羽ばたくための準備運動のような曲でもある。
音数の少ない歌い出しに始まり、めまぐるしく変わる7人の歌割り、効果的に盛り込まれたラップ、そしてキャッチーなサビのメロディーは何度でも聴いていられる中毒性がある。
サビの序盤はゆったりとした雰囲気だが、徐々に細かく刻まれるビートに高揚感が高まっていく。
私がこの曲で特に好きな歌詞が次の部分なのだが、
あの日の自分の身勝手が
胸の中で光ってる
誇って行こう 最高の未完成
きっとメンバーそれぞれが熱い想いを抱いて挑んだオーディション、そこに自分の人生を賭けると決心した過去の自身に拍手を送ろう、そんな気持ちが込められている気がして“エモいな”とそう思う。
ダンス&ボーイズグループなので、途中ダンスブレイクがありバチバチにダンスをする間奏部分があるのだが、そこもゆったりとした入りから徐々に細かいビートが刻まれるる曲調になっていて、オーディションでの日々を走馬灯のように駆け抜けるような爽快感がある。
Shining OneはBE:FIRSTのオーディションとデビューをつなぐ架け橋のような曲だ。その完成度の高さに、プレデビュー曲であることを忘れてしまうほどの魅力を感じる。
ぜひたくさんの人に聴いてほしい。
To The First / from Audition THE FIRST
そして2曲目に紹介するのが、「To The First」だ。
この曲はこのオーディション「THE FIRST」のメインテーマ曲としてSKY-HIが手がけた曲なのだが、実はSKY-HIが歌うバージョンとオーディション参加者11人で歌うバージョンの2パターンある。そして、私が推すのは11人で歌うオーディション参加者バージョンの方だ。(もちろんSKY-HIが歌う方も好きなのは理解してほしい。)
オーディションの4次審査は山中湖のほとりでの1ヶ月におよぶ合宿審査だったのだが、その合宿審査最後のしめくくりの曲がこの「To The First」である。
SKY-HIの曲でもあるこの曲を、オーディション参加者11人で歌い分け、ダンスの振り付けも自らで考えてパフォーマンスするというのが、合宿審査最後の課題だったのだ。
スッキリでこの11人のパフォーマンス映像が放送された時、感動と鳥肌で自分の感情が大きく揺さぶられたのを今でも覚えている。
11人ならではの表現方法で歌い方も少しアレンジされていて、聴くたびに彼らの青春であったであろう合宿審査のことを思い出させる。
怖くても進め
きっとSKY-HIが1番気持ちを込めたこの歌詞が、聴く側の私にも毎回勇気をくれるフレーズとなった。
“怖がらずに進め”ではなく“怖くても進め”というのは、不安や戸惑いを抱く自分さえも肯定してそれらの感情も一緒でいい、ありのままの自分でいい、それでも進み続けろという強いメッセージを感じる。
きっと私はこれから先の人生、何度でもこの曲に助けられるだろう。
合宿審査最後の課題まで粘り続けた彼らが歌うこの曲をきっと一生私は忘れない。
WAGAMAMA MONDAIJI / Novel Core
そして最後に紹介するのが今私の中で最もホットな曲、「WAGAMAMA MONDAIJI」。
この曲はSKY-HI、BE:FIRSTとともにBMSGに所属するソロアーティストNovel Coreによる最新曲だ。
元々BMSGはSKY-HIとNovel Coreのたった2人だけがアーティストとして所属する小さな会社だったのだが、Novel Coreが所属している意味、BMSGの会社の理念なんかがギュッと詰め込まれたようなそんな名曲だと私は感じている。
会社の理念なんてものの話をすると難しそうに感じるかもしれないが、とてもポップなバンドサウンドで元々ロックが好きな私にとってはイントロからとても好みな曲だと感じた。
ロックによくある“常識に囚われない俺カッケー節”とはまた少し違う“ありのままの自分でいていいんだよ”という優しいメッセージが込められていて、現代の生き方指南書のようなそんな歌詞がグッとくる。
こうあるべきとかないし
どうありたいかが大事
誰かにはなれねぇ 叫べよ My Name
SNSが普及した今、自分以外の人との差が容易に視覚化されるようになった。
いいねやリツイート、フォロワー数などで“人気度”や“話題性”が数値化され、誰でも比較対象になってしまう現代を生き抜くためにはいかに自分を見失わないかが大事なのかもしれない。
インフルエンサーという立ち位置にならなくても人は生きていけるし、生まれて生存しているというだけで充分価値がある。
誰かを故意に傷つけるような言葉はもちろん言ってはいけないことだが、自分を主張することは決して悪いことじゃないしどんどん発言していいんだと気付かされた私にとって目から鱗のような曲だ。
誰だってワガママに生きていいんだよ。ぜひ聴いてほしい。
余談ではあるが、今TikTokでこの「WAGAMAMA MONDAIJI」を使った #ワガママ問題児チャレンジ という動画がたくさん上がっている。(僭越ながら私も参加させてもらった。)
もっともっと盛り上がってほしい。
まとめ
以上。私のスキな3曲でした。
軽くまとめておく。
Shining One / BE:FIRST
オーディション「THE FIRST」から誕生した7人組ボーイズグループの世界に羽ばたく準備運動の曲。
To The First / from Audition THE FIRST
オーディション「THE FIRST」のメインテーマ曲であり彼らの青春の集大成。
WAGAMAMA MONDAIJI / Novel Core
誰かになる必要はない自分であれ、現代の生き方指南書曲。