![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/98409190/rectangle_large_type_2_0103ec506904b138002d78a3c1805931.jpg?width=1200)
ひよっこギャンブラーの専業チャレンジ 〜1-3奮闘記・前編〜
こんにちは。ラスベガスで専業チャレンジ中のいくみんです。
今回からは、前、中、後編の3つに分けて記事を書いていこうと思います。
いざ専業チャレンジ!
軍資金は100万円、ドル換算で約7000$です。
そこからWPT primeトーナメントの参加費や生活費も捻出するので、キャッシュゲームで使えるのは5000$程度。1-3の100BBバイインで16回、2-5だと10回。
時給5BBを目指すとして、1-3で15$、2-5は25$。ポーカーで食べていくなら20$は超えたい。だけど10バイインは破産のリスクが高い...。
ということで、1-3でバンクロールを増やし、2-5に挑戦する作戦を立てました。
この作戦は、順風満帆に進んで行きました。とある落とし穴にハマるまでは...。
1-3ってどんな感じ?
まずいくつかのカジノを回り、1-3を打ってみました。数ハンドプレイした後、僕は確信します。
勝てる!!!!!!!!
アクションがめちゃくちゃ緩いのです。
リンプ!リンプ!レイズ!!
コール!コール!コール!!
事前に聞いていたのですが、これ程とは思いませんでした。テーブル差はあるものの、日本で遊んでいたポーカーとはまるで別ゲー。ポーカーはギャンブルなんだなと思い知らされます。
ポーカーのプリフロップ三原則
・リンプで参加しない
・オープンにコールしない(BB以外)
・ハンドでレイズ額を変えない
彼らは守る気が無いようなので、しっかりエクスプロイトしてプレイします。
順調に勝ちを重ね、バンクロールが増えて行きます。
僕は思いました。
ポーカーって楽しい!!!!
この時はまだ、知らなかったのです。
ポーカーの暗黒面を。
10分で飛んだWPTトーナメント
去年夏のWPTosaka、サイドトーナメント準優勝で手に入れた渡航援助費30万。トーナメント参加の名目で使う必要があるので、せっかくならと1100$のWPT primeに出場する事に決めました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/97850035/picture_pc_79337bcef8a970f0b873fa169ec9cd69.jpg?width=1200)
トナメ当日、気合いを十二分に入れてエントリー。
テーブルに着席して、ゲーム開始を待ちます。
狙いはもちろん優勝!!初トーナメントだから、少しでも長く生き残ろう...なんて考えはありません。チャンスが来たら命を賭ける覚悟を決めました。
それが仇となってしまいました。
ブラインド 100-200-200
初期スタック 30,000点→27,000点
数ハンドプレイした後、UTGの僕にプレミアハンドAKoが入りました。
3BBの600点でオープンします。
すると、
CO コール600点
SB コール600点
BB レイズ4,000点
BBから強気の3betが返ってきました。結構強そうです。AQ+、JJ+ぐらいはありそうです。
この状況でAKoをフォールドするという選択肢は無いので、
・4,000点をコールする
・10,000点にレイズする
・27,000点でオールインする
の3択を考えました。
4,000点コール→マルチウェイになる可能性があり、ヘッズアップでプレイしたい。
10,000点レイズ→コールされた時、ポットが大きすぎてプレイが難しい。
オールイン→全員降ろせれば+5,000点。コールされそうなハンドのAA、KKをブロックしている。負けたら敗退。
結果、オールインを選択しました。そう、チャンスが来たら命を賭ける!と決めていたからです。
結果、BBのKKにコールされて飛びました。
命を賭け、それで負けた。悔いはありません。
ああでも、Aが落ちればダブルアップだったのに...。
やっぱりちょっとだけ、悔いが残るのでした。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/97855518/picture_pc_8b0fb2c445266375886ef4cc006d3104.png?width=1200)
人生初のジャックポット
カジノにはたくさんのスロットマシーンがあります。
その中にはハイエナが狙えるような台もあり、エナ専みたいな人達もいます。
その人達が打つラインを基準に、ポーカーの合間に打てそうな台がないか探して、小銭を稼いでいました。
そしてある日、良さげな台を見つけます。
カジノのスロットではレートを選べて、その台は1回転1$〜5$。5$のラインがかなり育っていて、出そうな気配でした。
1回転650円。日本のスロットの約10倍。射倖心が吹き飛びそうなレートですが、パチンコ屋で培った鋼のメンタルで台を回します。
当たれ...!!当たれ.......!!
祈りながら100$程投資したところで...
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/97858099/picture_pc_4fd38d6061d14b82c98ac69feb4e9813.jpg?width=1200)
バッファロー!!!!!!!!!
一撃2000$。
え?2000$???
...5分で2000$????
実感が湧きません。
そりゃまあ、26万円ですから。
無理ないでしょう。
額がデカすぎると、現実味がないのです。
しかし僕は、大金を得たにも関わらずこう思いました。
日本のスロットの方が脳汁出るな...
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/97970733/picture_pc_f175e8e1f3afd2686392c27f2a910a01.jpg?width=1200)
こうして順調にバンクロールを増やした僕は、レートを2-5に上げて打つ事にしました。
しかしここから、地獄の日々の幕開けとなったのです。
今回はここまでとなります!
次回は 〜中編・リバーマンが倒せない〜
をお送りします!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
いいなと思ったら応援しよう!
![qsyoku](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/11132917/profile_931e087b263587c509bfd756e8b80468.png?width=600&crop=1:1,smart)