その他の分野のドメイン知識とデータサイエンス

人目を惹くためか文系/理系の議論を誘導するタイトルだが、本質はデータやその技術だけで解決することは少なくて、対象業務の現場知見(一般にドメイン知識という言い方をする)も必要、その両輪で問題解決していくのよ、ということ。

その両輪をつなげる(人材の)有用さを並みのコンサルタントや事業企画系部門・人材、転職・人材エージェントが理解できないところが、この有用さが広がらない原因の1つだと思ったりもする。

で、ドメイン知識観点で行くと、リスク管理か総務系の業務まわり、ITマネジメントが次に括りだせそうな分野かなぁ、と思っていたりする。
なおリスク管理業務は、金融機関だと与信管理とか一大分野になっているので、そのデータ分析だけでも営業チャネル次第で仕事にはなる。だがデータ分析案件として進め慣れていない組織が顧客として出てきて、法制度の複雑さとか金融機関固有の話にすぐすり替えて案件をぐちゃぐちゃにするド文系が跋扈する領域でもあるので、その辺りを担当するコンサルタントを体制に組み込める方が楽。

一般事業会社だとバックオフィス系の業務知識とかBCP的なリスク管理と絡むことが多かったかな。網羅的なリスクとか総務的な業務とかの把握は大事。

それに合わせて企業のITに求められる仕組みや機能も見直しが必要

IT系の話題で喋るときのネタ元、今もリンクが活きてたww
この話をするとまでも結構良くあることのようで、問題構造としても情報セキュリティにとどまらず管理部門で時々見かける

善意の解釈をすれば「管理コストの最小化を念頭にした取り組み」、現場含めた全社最適まで頭が回っていないのは管理部門だけのせいでもないのだろう。悪意の解釈をすれば「自分たちはやった」の事実作り。JQAとかCS経営・顧客起点とか言うけど、間接部門や経営幹部にとっての顧客は現場部門のはずなんですけどねー。厄介なのは、こういう人たちが体制側にいて、まっとうな改善策を提示する優秀な人達が「抵抗勢力」呼ばわりされること。

その他のデータ利活用の事例を広く見たければ以下。他のページでも事例集は示したけど、よりデータ利活用に寄っているので、わかる人にはわかりやすい。わからん人は別のページの方を見て。

あとは業種によるバリューチェーンの違いとかザックリ見渡すくらいの情報があればよいかしら。

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仕切り直しで収集情報の整理から|くすぐったがり|note

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