#ツイッターファイル 第15弾! 「製薬業界はどのようにソーシャルメディアに働きかけ、ワクチン政策に関するコンテンツを形成したのか?」
ツイッターファイル第15弾が公開されました。
今回は、「製薬業界はどのようにソーシャルメディアに働きかけ、ワクチン政策に関するコンテンツを形成したのか?」というものです。
まずは全体をまとめます。
・大手製薬会社は世界的な危機を最大のビジネスチャンスと捉えていた
・製薬会社のロビー団体は、他の国が低価格のワクチンを作ることが出来ないように制裁することを米国政府に要求していた
・製薬会社のロビー活動は、ツイッターにも及んでいた
・ツイッターは製薬会社とドイツ政府の要請に応じて、オンラインキャンペーン(ツイッターデモ)を弾圧していた
・製薬会社のロビー団体が出資した言論統制請負業者のPGPは、ワクチンパスポートや強制接種への疑念などを規制していた
・PGPの言論統制は、製薬会社には適用されなかった
こちらで、現在公開されている全てのツイッターファイルを完全翻訳しています。
過去の記事をまだお読みでない方は、まずはこちらからどうぞ。
それでは、早速翻訳していきます。
はじめに
(翻訳ここから)
ツイッター・ファイルからの新作。
「製薬業界はどのようにソーシャルメディアに働きかけ、ワクチン政策に関するコンテンツを形成したのか?」
その中には、ファイザーのパートナーであるバイオテック社が、低所得国向けの低価格なジェネリックワクチンを要求する活動家を検閲するよう直接圧力をかけていたことも含まれています。
大手製薬会社は世界的な危機を最大のビジネスチャンスと捉えていた
2020年、パンデミックには迅速な技術革新が必要であることが明らかになりました。
この危機を迅速に解決するために、アイデア、技術、新しい形の医療を共有するための国際的なパートナーシップを構築することが、早くから求められていました。
しかし、世界の巨大製薬企業は、この危機をかつてないほどの利益を生むチャンスととらえ、治療薬やワクチンを含む新しいコロナ関連医薬品の特許やIPを共有するためのあらゆる努力をつぶそうと、密室で大規模なロビー活動を開始したのです。
製薬会社のロビー団体は、他の国が低価格のワクチンを作ることが出来ないように制裁することを米国政府に要求した
モデルナとファイザーを含むバイオ製薬会社を代表するロビー団体である「BIO」は、新しく選ばれたバイデン政権に手紙を書き、特許権を侵害し、低コストのコロナ薬やワクチンの後発品を作ろうとする国を米国政府が制裁するように要求しました。
製薬会社のロビー活動は、ツイッターにも及んでいた
ここに、ツイッターが関わってきます。
世界的なロビー活動には、ソーシャルメディアへの直接的な圧力も含まれていました。
ファイザーのワクチンを開発したバイオンテックは、ツイッターに連絡をつけて、ジェネリックの低価格ワクチンを求めるユーザーのツイートを直接検閲するように要請しました。
ツイッターは製薬会社とドイツ政府の要請に応じて、オンラインキャンペーン(ツイッターデモ)を弾圧していた
ツイッターの担当者は、ドイツ政府も後押しする製薬会社の要請に迅速に対応しました。
ヨーロッパのロビイストは、ファイザー、アストラゼネカ、そして「PeoplesVaccine」(人々のためのワクチン)のような活動家のハッシュタグのアカウントを監視するようにコンテンツ規制チームに依頼しました。
安価なワクチンを望む人たちが言論統制されていた
ツイッターでファイザーに抗議するために監視していた「偽アカウント」の可能性?
これらは実在の人物でした。
ツイッターチームが利用規約違反の可能性があるとしてフラグを立てたものがこちらです。
私は、イギリスの74歳の引退したレンガ職人、テリーと電話で話しました。
この特別な要求に対して、ツイッター社が最終的にどのような行動をとったかは不明です。
ツイッターの複数の社員がその後のメッセージで、この活動はどれも不正使用には当たらないと指摘しています。
しかし、同社はツイートの監視を続けていました。
製薬会社のロビー団体が出資した言論統制請負業者のPGPの活動
別の動きとして、ファイザーとモデルナのロビー団体であるBIOは、パブリック・グッド・プロジェクト(PGP)という請負業者が企画した特別なコンテンツ規制キャンペーンに全額出資し、ツイッターと協力して、「誤報」についてのコンテンツ規制ルールを設定しました。
BIOはこのキャンペーンに127万5000ドルを提供し、その一部は納税申告書を通じて明らかにされています。
PGPキャンペーンは、通称「ストロンガー」と呼ばれ、ツイッターのコンテンツ規制ボットの作成、検証を受ける公共ヘルスアカウントの選択、コンテンツの削除を遠隔から支援しました。
BIOが資金提供したキャンペーンが注目したツイートの多くは、ワクチンにマイクロチップが含まれているという主張のような、本当に動揺している誤情報でした。
しかし、「ストロンガー」がツイッターに働きかけた他のものは、ワクチンパスポートやワクチン強制接種のような、よりグレーな領域でした。
モデルナとファイザーが資金提供したキャンペーンでは、削除するツイートと検証する他のツイートのリストが記載されたダイレクトな定期メールを送っていました。
これは、ツイッターのロビイストやコンテンツ規制者に直接送られた、その種のメールの一例です。
多くは、停止された@zerohedgeに焦点を当てたものです。
PGPの言論統制は、製薬会社には適用されなかった
注目すべきは、このような検閲やラベル付けを行う大規模な行動が、製薬会社には適用されなかったことです。
大手製薬会社が低価格のコロナワクチンのジェネリックを作るリスクを乱暴に誇張したとき、ストロンガーは何もしませんでした。
このルールは産業界の批評家にのみ適用されたのです。
こちらは私の報告した記事で、より詳細なものです。
私はツイッターのメールにアクセスすることを許されました。
私は何も署名/同意しておらず、ツイッターは私が行ったこと、書いたことに何の影響も与えていません。
検索はツイッターの弁護士によって行われたので、私が見たものは限定的かもしれません。
また、@mtaibbi、@ShellenbergerMD、@bariweiss/@TheFPなどによるツイッターのレポートもお楽しみに。
サブスタックで私を見つけるには、ここをクリックしてください。
(翻訳ここまで)
いかがでしたでしょうか?
今回の記事では、製薬会社のロビー団体が政府やツイッターに働きかけて、思いのままに言論統制する様が暴露されています。
注目すべきは言論統制専門の請負業者に出資して、世論を形成しようとしていた点でしょうか。
間に第三者を介することで、いろいろな法的規制を掻い潜ることができるのかもしれません。
ここで規制されていたのは、ワクチン反対論者だけではなくて、ワクチンを安く供給してくれと依頼した、ワクチン推奨派の言論も規制されていた点です。
この事実だけを鑑みても、製薬会社の建前である「健康のためにワクチンを推奨する」といった言葉が崩れ去っていきます。
この話題は非常に大きな論点だけに、まだまだ時間をかけて数々のツイッターファイルで暴露されていくことと思います。
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