ツイッターファイル第16弾が公開されました。
今回は、「コミック劇の幕間 : メディアの実験」と題されています。
前回のツイッターファイルは15弾と称されていましたが、実質的には16弾でした。
執筆者による単純な間違いかなとも思いましたが、今回が16弾と言っているということは、前回に15弾としたことは間違いではなかったということだと思います。
なので、今回のツイッターファイルを正式な16弾として扱わせていただきます。
前回の分には説明を追記しておきます。
まずは全体をまとめます。
・トランプ氏がツイート削除依頼した際にはメディアが騒ぎ立てた
・アダム・シフ氏がツイート削除依頼した事にはメディアはダンマリ
・上記二つの点を見比べるだけで、メディアの正体が理解できる
こちらで、現在公開されている全てのツイッターファイルを完全翻訳しています。
過去の記事をまだお読みでない方は、まずはこちらからどうぞ。
それでは、早速翻訳していきます。
はじめに
(翻訳ここから)
ツイッターファイル 第16回
コミック劇の幕間: メディアの実験
ツイッターファイルは、政府のあらゆるところから何千もの言論規制要請があり、連邦政府は保守派と左派の両方を架空のロシア人と勘違いし、ツイッターは言論規制の権限を「米国情報機関」に譲り渡すと書類上で決定していると言ったことまで、多くのことを明らかにしています。
この2ヶ月の間に、ツイッターファイルから多大なニュース価値のある暴露が出てきましたが、大手メディアは完全に無視しました。
トランプ氏がツイート削除依頼した
先週、下院の公聴会が開かれ、ある証人が、ドナルド・トランプがクリッシー・テイゲンの意地悪なツイートを削除するよう頼んだという話をしました。
報道陣は「これはビッグニュースだ」と大喜びでした。
この分野におけるメディアの破綻を示すために、2つの派手な新しいデータを紹介し、そのどちらかを取り上げる報道があるかどうか見てみましょう。
アンガス・キング上院議員の例
大統領が一人のツィッターに熱狂するのがニュースなら、きっと上院議員も300人以上の有権者に熱狂しているに違いないでしょう?
メイン州選出のアンガス・キング上院議員がツイッターに書き込み、多くのアカウントを「怪しい」と呼んでいる様子です。
「ランド・ポール訪問の興奮」
「ボット(1日平均20ツイート)」
ライバルのエリック・ブレイキーにフォローされています。
あるいは、個人的に好きなのは 「移民について言及」
キング氏の事務所はコメントを控えています。
ディック・ニクソンが接着剤を嗅いだとしたら、彼の敵のリストはこんな感じだったかもしれません。
マーク・レンツィ氏の例
民主党や民主党支持者だけに焦点を当てないために、共和党のマーク・レンツィからの寄稿を紹介します。
この国務省職員は、ハバナ症候群にかかったと主張した後、科学に自分の脳を提供することを申し出たことで最も有名です。
レンツィはツイッターに、ロシアゲートへの懐疑によって区別される14のアカウントを削除するよう、単刀直入に求めました。
「以下は、あなたが調べて削除したいと思うような、ロシアに支配されたアカウントです。」
国務省のメールから書き込まれた政府関係者が、合法的な言論活動に従事し、ロシアに支配されたアカウントやボットであるという証拠が示されていない14のアカウントを「削除」するよう求めています。
(実際、ラケットニュース編集部では、これらの人々の何人かを知っています。)
明らかに憲法修正第1条の問題です。
私は以前、敵対者をツイッターから排除したい当局者からのツイッターの記録に多くのクレイジーな要求があることを指摘しました。
アダム・シフ氏の例
カリフォルニア州のアダム・シフ氏が記者を追放し、ある職員に関する「あらゆる検索結果」を停止しようとしたことは、アンガス・キングのスプレッドシートの作戦を手抜きに見せています。
メディアの正体
主要な報道機関がシフの話を無視し、テイゲンについては吠えたという事実が、彼らの正体を表しています。
このような反応は、民主党寄りの視聴者が特にバカげた党派的な口論に集中し、より大局的な物語が見えなくなるように設計されているのです。
ツイッターファイルで明らかになった本当のストーリーは、膨れ上がる連邦政府の検閲官僚機構についてであり、それは左翼や右翼そのものではなく、脅威として組織的に定義されているアウトサイダーの人々全体に向けられている。
おわりに
3月からはツイッターの内部書類を使って、グローバル・エンゲージメント・センター (GEC)のようなあまり知られていない連邦機関を通して、アメリカ人がいかにテロ対策機構を自分たちに敵対させ、悲惨な結果をもたらしたかという大きなストーリーを伝える予定です。
それまでは、もしあなたがキングのリストに載っていたら、Racket.NewsにDMを送るか、書き込んでください。
来週は休暇中ですが、戻ったら「アンガス・キングがツイッターで「私は疑われている」と発言し、私が受け取ったのはこの最低のTシャツだけだった。」と書いたシャツを作ろうと思っています。
ツイッターファイルの投稿者である@ShellenbergerMDや@lhfang、そしてRacketの研究者に感謝します。
検索は第三者によって行われ、材料が省かれている可能性があります。
(翻訳ここまで)
いかがでしたでしょうか?
今回の記事では、メディアが如何にして一方にだけ偏り、世論を操っていたかがよく分かります。
タイッビ氏によるツイッターファイルは、50個ほどのツイートが連なっていることが多いのですが、今回は17個のみでした。
3週間ぶりのツイッターファイルにしては、なんとなく拍子抜けと言った感じもします。
3月にはテロ対策という名の罠について解説してくれるそうなので、期待ですね。
ツイッターファイルの続きは、こちらで全編翻訳していくので、フォローしておいてください。
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