2022年の振り返り
こんにちは。2023年がすぐそこまで迫ってきました。
2022年は例年以上に身の回りの物事が色々と動いた1年でした。明日大きなイベントが残っていますが、僕の1年間を振り返りつつ来年のことを考えていこうと思います。
2月プロ2戦目
この試合までは「平井総一朗ってどんなもん?」と、自分も周囲も半信半疑な状況でした。
プロデビュー戦で3ラウンドを闘いきった自信はありましたが、「実力」がどの程度ついているのか不明瞭な感覚でした。
減量もこのタイミングで初めて前日計量の56.7kgまで減らしました。不安な気持ちもありましたが、このときはイメージ通りの減量と調整が出来たと思っています。試合の結果も想像の上をいったので、結果的にこの試合が今年の流れを作ってくれました。
https://note.com/preview/n9bf526e8909a?prev_access_key=588684c9122e8fcc54bf49f8bc4e4578
5月タイガー石井選手との勝負
SNS上で志願して、タイガー石井選手との試合を組んでもらいました。
NEXUSのフライ級で上がっていくためには、どこかのタイミングでキャリアと実績のある選手と闘う必要があると考えていました。2戦目を良い形で勝てたので「ここが勝負所」だと思い対戦を志願しました。
この試合から練習の熱量や対策が一段階上がって、肉体的にも精神的にも厳しい内容に変わってきました。
「負けないための練習」に取り組む機会が増えて、上手くいかない度に精神的に辛くなりました。でも、この試合を通じて成長出来たことは間違いありません。
ただ、試合に勝つことは出来ましたが、表現やストーリーを魅せていく格闘技の難しさを感じた試合でもあります。
https://note.com/qrrk3agv/n/n633ed9d574f1
バイト先を退社、真心は帰ってくる
5月の試合を終えて、次のステップに進むタイミングだと思い約2年半、働かせてもらったバイト先を退職しました。
居心地も良くて働きやすい環境だったのですが、スケジュールを合わせたり自分の都合を優先していくとそろそろ迷惑が掛かるとも感じていました。
勤務した最後の数日間、お客さんとスタッフから気持ちよく送り出してもらい、沢山感動させてもらいました。この経験は一生忘れないでしょう。
嘘なく、真摯に向き合って取り組んできた仕事がちゃんと伝わってくれていて、本当に温かい気持ちになったことを覚えています。
まぎれもなくOrangeはファミリーになったし、第二の故郷です。
お陰で自分の仕事へのスタンスや取り組みの方向が見えました。これを軸として次のステップに進みたいと思います。
https://note.com/qrrk3agv/n/n4db130fcb546
所さんの試合。自分らの取り組みの成否
7月末に所さんの試合があって、国内の強豪選手とフライ級での試合でした。試合までの取り組みを間近で見させてもらって
「これで通用しなかったらどうしよう」という不安がありました。
試合の内容が全てを否定されるような形になったら、自分たちの未来に希望が見い出せなくなる様な気がしてました。
でも、所さんの試合は多くの人の心を動かし、尚且つ僕らに希望を与えてくれました。
その希望を繋いでいこうと決意したのが自分の8月の試合と11月のタイトルマッチでした。
11月タイトルマッチ
これまでの人生でここまで多くの人に期待、応援してもらえる機会はありませんでした。プロデビューから1年で、ここまで見える世界を変えれるとは思っていませんでした。
デビューして2年目、3年目が勝負だと思っていたし、最初の1年は自分のスタイルを確立していきたいと考えていました。
でも神様は気まぐれで、チャンスのタイミングはあっという間にやって来ました。そのチャンスを掴むために一生懸命闘いましたが、力及ばず皆さんを心から喜ばせることが出来ませんでした。
また頑張ります。
この1年、背伸びをしながら頑張ってきた気もしています。お陰で、ある程度の評価をしてもらえるようにもなりました。次の試合まで地に足をしっかりと着けて自分の能力、実力を伸ばす努力を続けていきます。
https://note.com/qrrk3agv/n/ndabb3603435d
2023年に向けて
格闘技以外でも読書をしっかりと出来た1年でした。これに関しては年明けの目標を達成できました。来年は自分の表現を頑張ろうと考えています。
noteを沢山書いて、SNSをコツコツ更新する。これを徹底することが認知されることにも繋がるし、表現を磨くことにもなると思います。
5月の試合で感じた表現の壁を超えられるように、格闘技のパフォーマンスだけではなくストーリーや表現を磨く一年にしていくので、この記事を見ている皆さんは是非楽しみにしてください。