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試合が怖い、試練
今回も結果振るわず、3連敗となりました。
上手くいかない15分間で、色々なものを消耗してきた感じがします。
30歳を過ぎてコンディションを整える事と、充実した練習を両立、継続する難しさを感じています。
試合内容を見返すと良い部分も多少はありましたが、繋がりに欠けて、流れるような動きが出来ていないことに落ち込んでいます。
身体のコンディションそのものは良かったと思っていて体脂肪の低さもこれまでで一番だったと思います。
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2月の敗戦を重く受けとめてスタイルを進化させることを意識して取り組んできたのですが、結果としては「肩に力が入り過ぎて」らしくない試合内容になってしまったなと感じています。
「勝つこと」の難しさを知っているようで、知らないのが人としての弱さだと痛感してます。
「勝とうとする」のと「勝ちたい」と思って闘うのでは試合の緊張感が違います。今回の僕は間違いなく「勝とう」としていました。
この意識のズレは悪い緊張を循環させてしまい、本来の動きから自分を遠ざけてしまいます。
柔道をやっていた頃にも経験があるのですが、この状況を脱するには精神的な気楽さと、日々の取り組みの充実以外に思いつきません。
昨年までの4勝は全て「勝ちたい」という気持ちに後押しされて身体が勝手に動いていたので緊張も良い方向に働き無駄な思考がなく良い状態だったのでしょう。
今は試合が怖いです。勝負することが怖いというよりも「全力を出せない」「緊張してしまう自分」に不安を感じてしまいます。悪い事を悪いと認識すると思考がフォーカスされてしまいます。
このような弱さも結局は「自分との向き合い方次第」だと思うので、また今日から日々をコツコツと積み重ねるしかありません。
応援ありがとうございました。