「1文中に動詞は1つ」の原則
長い間が空いてしまいましたが今後もゆっくりマイペースで更新していくと思います笑
さて、早速本題に入ります!
英語では英文1つにつき動詞は1つしか入れてはならず、それより多くても少なくてもいけないという原則があります。これはあくまで「原則」であり例外は山ほどありますが、原則を頭に叩き込んでいないと例外が例外だとわかりません。「これはこの例外のタイプだな」とわかって読んだり書いたりしないと、雰囲気だけでは文法的に間違った解釈や英作文になってしまいます。必ず意識しましょう。
ここではその上で「例外の典型」を紹介します。
1.不定詞
例えば
I want to buy a car.
にはwantとbuyという2つの動詞が一文中に存在しているように思えます。しかし述語としての動詞はwantであり、buyは不定詞として働いているのです。この場合は文法的に間違っていません。
もう少しつっこむと、
I will help you do the dishes.
などのように一見動詞が2つあるものでもto不定詞の省略されたものと考えればこのパターンで説明できます。このほかにも知覚動詞や使役動詞では補語の部分に動詞の原形(原形不定詞)が持ってこられることがあります。
My mother made me clean my room.
I heard someone call my name.
第5文型(SVOC)のお話はまたどこかで詳しくしましょう。
2.接続詞で繋がれている
I got up at seven, washed my face, ate breakfast and went to school.
たくさん動詞があるぞ、と思うかもしれませんがこれらはすべて等位接続詞andで並べられています。これは許されます。
もちろん従属接続詞も同じで
If it is rainy, I wil stay home.
I think that he is kind.
も大丈夫です。
3.関係詞の中
The man who talked to you was our new teacher.
I don't know the reason why he is angry.
こちらももう少し言及すると関係代名詞目的格では関係詞の省略が起きることがあります。
This is the watch my father gave me last year.
4.間接疑問
I was surprised at how beautiful she was.
5.その他
私は今のところ「the 比較級 S'V', the 比較級 SV」くらいしか思いつかないです。
The more money you get, the happier you will (be).
もし他にもあれば教えて下さい。
※原則を満たさない誤った表現
He is study English.
→動詞が2つ存在しています。isを取り除くか現在進行形にするなどしなければなりません。
My mother off the TV.
→offは動詞ではないので動詞の存在しない文になっています。turn offなどのような動詞表現を用いるべきです。
I had breakfast, however I’m hungry now.
→上で述べた例外2に該当すると思うかもしれませんがhoweverは副詞なので適用できないのです。butを用いるのが良いでしょう。