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#11 X1 SUPER 2020第1節第2日

今日も家の中の雑用を済ませ、15時きっかりに配信サイトにアクセス。第1節残りの1試合を観戦した。日曜日の昼下がりにのんびりとフットボールの試合が見られる幸せ。

Aブロック エレコム神戸 35-28 IBM

いずれのチームもどちらかと言えば攻撃力重視のゲーム展開を得意とするのでかなりの打撃戦を予想したが、その通りの展開だった。

https://youtu.be/JF0EhLxE56E

IBMはHC兼任のクラフトが先発QB、対するエレコム神戸はソコールがほぼ1試合通じてQBを務めた。クラフトは2QからQBを馬島に委ねたが、馬島は今後面白い存在になりそうだと感じた。IBMのオフェンスは伝統的にパス重視だが(去年までWR栗原がいたというのも大きい)、馬島のクォーターバッキングは悪く言えば凡庸なのかもしれない、パスとランのバランスが取れたスタイルだ。一昨年はLIXILに在籍しながら昨年は登録されず、X1では2シーズンぶりとのことだが、落ち着いたプレーを見せた。またQB政本は2TDパスを決めており、バリエーションに富んだ攻撃に幅が出た印象だ。

一方エレコム神戸はQBソコールが獅子奮迅。パスで5TD、419ydsを獲得。自ら61ydsを走り、試合を支配した。またWRオヌワーとのホットラインが要所で機能し、特に3Qで逆転を決めた75ydsTDパスは、その直前に罰退を受け自陣内で2nd & 30と苦しいシチュエーションだったところを一気にひっくり返すビッグプレー。ソコールはチームに馴染んできたようで、次節以降も楽しみ。あえて注文をつけるなら、RBがほとんど機能していないことか。

もともとパスオフェンス中心の両チームなので、大味な空中戦が予想されたところ、実際そうだったという印象だ。ランプレーのTDはなく、IBMは2回のFGアテンプトを失敗している(いずれも30yds前後)。またショートの4thダウンギャンブルでパスを選択するなど、細かなプレーチョイスに首をひねるところが随所に見られた。今後両チームは富士通と対戦するが、今日のようなプレーではなかなか通用しないだろう。

両チームの守備はまずまずだった。特にライン戦でDLがしっかりとプレッシャーをかけることでパスミスを誘うシーンもあり、基本に忠実なプレーだった。
ただ、終盤緊迫した展開になって両チームにペナルティが頻発したのはいただけない。ディレイやフォルススタート、オフサイドあたりならともかく、レイトヒットやアンスポーツマンライクコンダクトで派手に罰退をするシーンが相次いだ。特に勝負を決めたエレコム神戸5本目のTDは直前にIBMのレイトヒットでハーフディスタンスの罰退があっただけに、あと数十秒の忍耐の差が1TDにつながったのかと思わされた。

X1 SUPER(第1節終了)
<Aブロック>
1 富士通フロンティアーズ 1勝0敗 次節:IBM戦(11/7・川崎)
1 エレコム神戸ファイニーズ 1勝0敗 次節:ノジマ相模原戦(11/8・エキスポ)
3 ノジマ相模原ライズ 0勝1敗 次節:エレコム神戸戦(11/8・エキスポ)
3 IBMビックブルー 0勝1敗 次節:富士通戦(11/7・川崎)
<Bブロック>
1 パナソニックインパルス 1勝0敗 次節:バイウィーク
2 オービックシーガルズ 0勝0敗 次節:東京ガス戦(11/8・川崎)
3 東京ガスクリエイターズ 0勝1敗 次節:オービック戦(11/8・川崎)


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