タイプロは一旦置いといて原嘉孝の話をさせてくれ
原嘉孝の話をさせてください。候補生のことを高みの見物でああだこうだ言っている場合ではなくなってしまった。私の原嘉孝が参戦してしまったので。
嘉孝のこといつから好きだったかな、記憶にあるものとしては宇宙Sixが結成した嵐のあゆはぴ初日の札幌公演に私はいたのだが、へー!グループ入るんだ!と思っただけであの頃は別に嘉孝目当てで嵐のライブ見てたわけでもない。全然古参ではないし、宇宙のライブはついぞ行けなかった。でもここ数年の舞台はだいたい観てるのでオタクと名乗ることを許して欲しい。のべつ改、トムディハ、レミステ、リチャード二世、両国花錦闘士、実験室、バーナム、天国、SHOCK、スローターハウス、天翔ける風に、The Agent、愛称蔑称、ゼロ時間へ、混頓、ときて来週はカリズマに行きます。全部行ったと思ってたけど全部は行けてなかったわ。逆裁は2回も中止になったしhedgeと老後の資金とダディはチケット取ったけどメンタル終わりの時期で流した。
とにかく嘉孝の芝居が好きで、私はストレートプレイの方が好きなので詩森さんの舞台みたいなのに無限に出て欲しかったけど、でもミュージカルの嘉孝はとんでもなくイキイキしていた。
嘉孝って踊ってるときのエネルギーが凄いんだよな。発光している人間ってこういう事なんだなと思った。あと嘉孝は目が綺麗。これはめぐろくんもよく言っていた。
ジャニーズにいると、優しいゴリラとか年中タンクトップの変人とか目黒の元シンメで不憫キャラみたいな扱いの嘉孝が、外部の舞台に出ると、撮影タイムありの舞台でも嘉孝だけ出てこなくて、カテコで「原さんのお陰で今作は若い女性が多いですね!」とか言われて、ジャニーズ様の扱いをされてるのが、面白くも嬉しかった。
嘉孝は確かに小顔ではないしイケメンかと言われると微妙だけどでも嘉孝はジャニーズなんだよって思ってたし、あらゆるジャニーズを苗字呼び捨てしておいてなんだけど嘉孝のこと原って呼び捨てにするやつのことなんか嫌だった。グループも事務所もオワリになって、俳優枠みたいなのがまだ確立されてなかった宙ぶらりんの時期にも、ずっと事務所にいてくれた嘉孝はいつも信頼の男だった。
もう諦めたというか腹括ったと思ってたな、でも嘉孝はやっぱりアイドルやりたかったんだね。私も、宇宙がなくなったときにもうアイドルの嘉孝は見れないと思って勝手に腹括ってたから、勝手に複雑な気持ちになったけど、やっぱり嬉しいよ。嬉しいなー。嘉孝ってあんまり夢を教えてくれないから。
嘉孝のアイドル人生はあまりに呆気なく終わったよね。本人の意図しないところで、周りの人間の人生が勝手に動いて嘉孝はいつもそれに振り回されていたなーと思う。嘉孝は頭が良いし、論理的に話す人間なのだけど、嘉孝が珍しくオタクに対して感情のままに話したのは、目黒がスノに加入することが発表された後のブログだったと思う。加入のニュースが出て、最初にブログの番が回ってきたのはスノの誰でもなくて康二でもラウールでも目黒でもなくて、嘉孝だった。
「考えれば考えるほど分からなくなる」「今後どんな活動をしていくかはメンバーとたくさん話し合う」「事務所のスタッフさんとも打ち合わせを重ねる」などの言葉を見て、あー、嘉孝たちはなんにも知らされてなかったんだなーと思って絶望した。それなのに、翌日の渡辺翔太のブログでは(スノは)6人で話し合って決めたと書いてあったし、西畑大吾のブログでも「(康二の加入を)初めて聞いたときは驚いた」みたいなことが書いてあって、いやなんも知らなかったの宇宙だけ?!おーーーい‼️つってさらに絶望した。
極めつけは「信じてやっていくしかない。だって兼任なんだもん。おれは目黒を信じる。」で、いやいや、なんだもん!とか言っている場合ではない、信じるって何?嘉孝が信じる目黒って何?突然滝沢について行くとか謎の宣言してグループに相談もせず(口止めされていたかもだが)シンメを置いて加入決めてそんで兼任とか上手くいった例のないポジションで濁してどう考えてもデビューに向けて宇宙をどう綺麗に捨てるかを考え始めているであろう目黒の何を信じているん?!そんでウチらはその嘉孝をどう信じたら良い?!となった。(目黒くんのことは普通に好きですよ。)
その後出た雑誌でも嘉孝は「発表の日は一日泣いた、その後何日間かは無だった」などと言っており、さらに絶望した。嘉孝は普通にメンタルが弱いので、普通に心配だった。
それでもなんとか、なんやかんやあったりなかったりで(大雑まとめ)、結局5人のライブはなくて、5人の宇宙Sixは綺麗に終わった(Sixといいつつ5人なのは林翔太というメンバーが既に辞めているためです)(今更の説明)。スノデビュー発表の2019年8月8日が実質的にその終わりの日になり、それが実は結成1000日目でしたー!みたいな、だからなんやねんみたいな綺麗なまとめ方で終わった。
目黒くんのスノ加入からデビューまでにあった対談で、ずっと一緒だった目黒とのこれからを嘉孝は「別れるか、死ぬか」と言っていた。この時の死ぬというのは恐らく心中というような意味だったのだろうと推測するけれど、目黒がデビューして、嘉孝は結局「はらめぐは終わった」と言った。言葉は違うけどつまり別れる方を選んだ。目黒はその後「はらめぐは死んだわけじゃない」と言ってオタクを喜ばせたけど、はらめぐは嘉孝が終わらせたんだよ。隣にいられるなら、宇宙Sixがどんな泥舟であっても嘉孝は目黒と一緒にいたと思うけど、一緒にステージに立つことができないのなら、もうはらめぐは死んだんだよね。別にこれからも仲良くします!って言っても良かったと思うけど、覚悟を決めたら揺らがなくて、頑固な嘉孝が好きだなーと思った。
4人は元気で前向きだったし、グローブ座でライブもやったし、全員出演で当て書きの舞台の再演もやった。嘉孝と同じく、康二という相方を失った室龍太くんが出演してくれて、めめこじが大人気の裏で仲良くなるはらるたに妙な縁を感じながら、4人の宇宙も応援できそうかなーと思った。コロナで流れた実験室も延期だって言われたから、気長に待つかーと思っていた。
その矢先に‼️山本亮太が‼️解雇‼️
解雇ってなに?しかも連帯責任でグループ解散って何?私の嘉孝に何の責任がありますか?だったら連帯責任でジャニーズ事務所解散したら?😃
とはいえ、私はそれでも亮ちゃんが好きだったので誰のことも嫌いになれないまま時は流れ、嘉孝はすんなり次の仕事決まるし、あー、このまま舞台俳優の嘉孝のオタクするんだなって思った。
嘉孝本人は前向きに腹括ったともいえるし、なんか諦めた人間特有の大人っぽい顔つきをしていたようにも思えた。
嘉孝の活躍は目覚しく、主演の伊藤健太郎の降板で嘉孝が突如脇役から主役になった両国花錦闘士なんかは、本当に素晴らしくて、難しいストレートプレイの舞台もたくさんこなして、今は演劇界隈でも割と知名度上がっているような気がしたりしなかったりする。
長すぎる前振りがここで終わるのですが、とにかく俳優の原嘉孝はもう割と成功していて将来も割と安泰っぽくて、最近だと目黒の元相方ってことでお涙頂戴バラエティーにも出たりして、オタクもたくさんいて、目黒のおかげでオタク以外にも存在を知られてて、それでもう私は満足だったんですよね。でも嘉孝はそうじゃなかったらしい‼️アイドルをやりたい嘉孝がいます‼️あービックリした。
正直受かっても受からなくてもいい。受かるなら寺西とシンメがいいような気もするけどそれだと血が濃すぎるからどっちかの方がいいし、だったら寺西の方がいいかも。寺西は原と目黒と今はなき森継と、無所4という非公式のくくりはあったけど、結局一度もグループを経験しないまま俳優枠になった。私は寺西にこそアイドルになって欲しかったし、まあそれを言うなら、年齢的に無理だったであろう松本幸大にこそアイドルになって欲しかったけど、嘉孝はどうだろうな。
私の夢は、帝劇のレミゼでアンジョルラスをやる嘉孝を観ることです。嘉孝はレミゼを観劇して、「アンジョルラスをいつか演るって決めた!」と言った。やりたいじゃなくてやるって言った嘉孝が、嘉孝だなーと思った。だから私にとっての最優先はそれで、アイドルの夢を叶えてもらうことよりもこちらとしては大事なんだよな。きょもちゃんみたいにグループやりつつミュージカル界で登り詰めるみたいのも無くはないけど……。
落ちたとしても、嘉孝にはまあ道があるんだけど、タイプロの嘉孝は目付きがガチすぎるよね。崖が見えるってこれのことだろ。当たり前だけど本気なんだよね。きっとこのために断った舞台があって、私はそれを観たかったし、それによってアンジョルラスの赤い旗に一歩近づいたかもしれないけど、嘉孝はタイプロを選んだので。じゃあ応援するしかないか〜、というのが、単純な今の気持ちですね。嘉孝はジャンプの主人公なので、嘉孝の夢はすべて叶うべきだよね。
宇宙SixのUNIVERSEという曲が私が今決めた原嘉孝のテーマソングなので、お手元に素顔4がある方は視聴を、そうでない方も歌詞を調べるなどしてください♩
タイプロのちゃんとしたかんそうはこれから書きます。