007)親の遺言作成を手伝う
公正証書遺言の作成に必要な書類について、集める作業をした。
区役所の市民課の窓口で取り寄せた書類については「006」で記述したが、地域の法務局では、土地・建物の証明書を取り寄せた。
<登記事項証明書>
土地や建物がある場合は、その土地と建物をちゃんと所有していますよと証明する書面が必要になる。それがこの、「登記事項証明書」。書面自体には「登記記録全部事項証明書」というタイトルがついているので、正確にはこっちの呼称の方が正しいのかもしれない。そして、よく「登記簿謄本」と表現される書面があって、呼称としてはこっちのほうがポピュラーな感じが画がする登記簿謄本だが、サイトなどを見ると、「登記簿謄本が必要」なんていう記述をよく目にする。これもまた、「登記簿謄本」と「登記事項証明書」は違う書類かと思わせるところがあるが、これも戸籍のほうで「戸籍謄本」と「戸籍全部事項証明書」が実質的に同じもので、時代の移り変わりで原本を電子的に管理するようになったことで呼び名が変わっただけに過ぎないのと同じだった。結構ややこしい部分だと思う。
うちの母親の場合は、土地と建物を持っているので、土地と建物とが各1まいずつ、証明書として発行された。
登記簿の発行にも数百円の費用がかかるが、電子的に申し込めば多少安くなるという制度もある。ただ電子的に申請はできるが、受取は実際に法務局の窓口に行くか、別途送料を払って郵便で送ってもらう必要があるので、あんまり便利じゃ無いし、特段オトクとも思えなかった。
ただ、窓口で申請および受取をすると実際まあまあ待たされたので、それを考えたら電子的な申請のほうが便利なのかもしれないが、結局窓口に行かなきゃいけないのかと思ったので、窓口での申請にした。
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