008)親の遺言作成を手伝う

公正証書遺言の作成に必要な書類を集めていて、よくわからなかったけどどうやらコレで良かったらしいという書類として、「固定資産評価額証明書」という書類があった。これを取り寄せて申請書類として提出したら、公証人の方からは特に何も言われずにそのまま遺言作成の作業に移っていったのでよかったけど、サイトなどには「納税証明書が必要」というような記述が多かったので、コレで大丈夫なのかは結構不安だった。
「固定資産評価額証明書」は、その名の通りに評価額を示す書類に過ぎないはずなので、納税がちゃんとされているかのどうかのエビデンスにはなり得ないよなと思ったので、この書面で大丈夫なのか不安になったのだが、結果的には何も指摘はされず、問題無かった。
もしかしたら、この書面自体が必要無かったのかもしれないんだけど、それもまた分からないといった状況だった。

固定資産税の納税通知自体は、年度末だか年度明けくらいのタイミングで来るのだが、最近はスマホで電子的に納付ができるので、役所が発行するような典型的な証明書という書面は発行されず、スマホの画面に納付完了のメッセージが出力されるだけだったりする。また、コンビニ払いなどにすればコンビニのレジで納付書面に判を押してくれるので、それで納税証明になりそうだなということは後で思ったが、既に電子的に納付が終わっているので今更どうすることもできなかった。

それで「固定資産評価額証明書」は、区役所の税務窓口で取り寄せることができるのだが、この書類の発行にも数百円の費用がかかった。さらに、この書類の発行に住民票の写しが必要になるので、区役所の市民課窓口で住民票の発行も頼んだという次第なのだが、市民課で発行した住民票をその数メートル先の税務課に出すという流れは、昔からよく言われる役所でたらい回しにされる的な状況に少し似てるなと思った。そんなに面倒では無かったけど、

ちなみに「固定資産評価額証明書」の内容を確認すると、自分とこの家のスペックが記述されていて興味深いのだが、なんと我が家が建築されたのは昭和25年とのこと。西暦でいうと、1950年。
ってことは、築73年!!
結構古いなとは思っていながら住んではいたけど、それにしても、どんだけ古いんだって驚いた。その後の昭和40年代に数度増改築をしているようだけど、基本的なスペックは昭和25年建築時のまま。
大きな地震が来たら速攻で全壊するなと改めて思ったが、逆に言えば、名古屋で小学校に通っていると、こどもの時から「名古屋はいつか大地震が来る」ってことで無闇に避難訓練をさせられていたのだが、そうやって脅されていた割には少なくとも73年は地震に襲われること無く住んでいたって事が言える。その間に、神戸とか北海道とか東北とか熊本とか、いろいろな所が震災にあって大変なメに遭っているが、名古屋はまだ今のところ幸運にもそのような被害には遭っていない。明日来るかもしれないけど…

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