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【未経験でコンサルへ転職する方へ】コンサルの1日

こんにちは、ときです。

最近コンサルの求人が多く、僕みたいに事業会社からコンサルに転職する人も増えているんじゃないかと思います。

未経験からコンサルに転職する時に気になることの1つとして、実際コンサルって1日何しているかということ。実際に、自分が転職するときもコンサルってかっこいいイメージがありつつ、地味な仕事という話も聞いてました。

ただ実際起きてから寝るまで何をしているのか謎なので、自分の過ごし方を例にお伝えしたいと思います。

前提

1日の過ごし方は役職によって全然違います。
マネージャークラスはわからないので、プロジェクトリーダーとプロジェクトメンバーなどコンサルタントとして入社される方向けです。

まぁ未経験からマネージャークラスは多くないし、マネージャークラスはそもそもこの記事読まないですしね。

またこれがベストな働き方という体裁で書いてないです。あくまでリアルなコンサルの働き方としてです。平均的ではないかもしれませんが、少なくとも企業が載せているようなコンサルの働き方イメージよりは実際の働き方に近いです。

午前

9:00 - :朝は9時始業の仮定。フルリモートなので、ギリギリに起きがち。

9:00 - 10:00:朝からいきなり会議です。リモートなのでチームメンバーと作業の進捗や課題、その日の作業予定の報告を受けます。1時間とっているのは、メンバー教育のための時間で、特に教えることがない日は30分以内にサクッと終わります。

10:00 - 12:00:その日1番優先度の高い作業をします。DXプロジェクトの場合だと、データ分析やクライアントに報告するための資料作成、システム(タブローとかプロジェクトによる)開発とか。午後に会議があるなら、そこに向けた準備・最終チェック。大事な会議とかは前日までに準備しておくことが多いですが、社内会議はこの辺で準備します。

この1つ1つの仕事が結構地味なので、紹介しておきます。

データ分析:アセットとして分析方法がプロジェクトで共有されていれば、その方法で分析します。自分的にはチェックという言葉の方が合っている気もします。KPIがどうなっているか、なぜそうなっているかのチェック作業。ここはコンサルの基礎スキルによって差が出る部分で、仮説→データチェック→仮説検証をきちんとできるかどうかで、クライアントに出せる品質かどうか決まると思います。メンバーレベルだと正直厳しくて、リーダーやマネージャーの助言をもらいながら進めることが多いです。

資料作成:事業会社と比べると、これがコンサル独特の仕事になります。事業会社でもやるけど、コンサルだと圧倒的に多いです。ここは、既存のフォーマットに合わせて言いたいメッセージの構成・スライドを作っていく作業になります。ゼロから作ることはほぼやらないです。大体似たようなメッセージの資料があるので、それをパクりながら少しアレンジして作ることが多いです。ここもメンバーレベルだと作ってリーダーにレビューもらってクライアントに出す流れです。

システム開発:これは最近DX案件が多いので、会社によると思いますが、開発作業が入ることもあります。例えば、クライアントからの要望で可視化したいKPIを分析するために、pythonやSQL書いたりとか。
実際に開発はせずとも、システム的にどんなことが出来てどういう仕組みになっているのかの知識はプロジェクト関係者として必須になります。システムにもよりますが、インフラやプログラミングなど膨大な知識が必要になるため、未経験だとしんどい部分です。1年くらい仕事を続けられれば、大体分かるようになります。

午後

12:00 - 13:00:お昼休憩。ここは自主的に、13時以降の準備やメンバーからの質問に答えたり、進捗管理したりします。個人的に1時間休むより、1時間早く終業したいタイプです。また13:00から会議が入っていると、準備のための時間にします。プロジェクトリーダーは基本的に社内・社外向け会議全てをファシリするのですが、会議のゴール・各アジェンダの話し方、資料を用意しておく必要があります。

13:00 - 15:00:日によりますが、毎日数時間の会議が入ります。リモートの影響もあるかもしれません。リーダーはファシリ、メンバーは書記を行います。

15:00 - 18:00:午前何にも会議ない日として書いているので、午後はここも会議入っている可能性あります。会議なければ午前中の作業と同じですね。

18:00 - 19:00:休憩・夕食を取ります。流石にまとまった時間の休憩取らないと頭回らなくなってきます。ここでお風呂入ってリフレッシュしてます。

19:00以降:その日やらなければいけないことがあれば、それが終わるまで。午後ずっと会議入っていると自分の作業が進まないですし、次の日午前中に会議があれば、その準備をしてます。

休日

ここは全部お休み!と書きたいところですが、実際には平日中に出来なかった作業や翌週の準備、管理など仕事することが多いです。

休日に仕事するかどうかは自分の能力ももちろん、周りの環境に大きく影響を受けます。上司やメンバーが使えない、クライアントが無茶苦茶といった理由でリカバリーのために休日働く、なんてことは事業会社でも一緒かもしれません。


まとめ

いかがでしたでしょうか。転職の際の参考になれば、幸いです!
間違いなく言えることは、コンサルは成長機会が多く非常に魅力的な職業だと言うことです。ただその成長過程は結構地味ですよーということがお伝えできれば嬉しいです。

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