鉄道 個室列車の旅(16寝台特急サンライズ出雲・瀬戸)
オール2階建ての特急型寝台電車で東京~出雲市・高松間を結ぶ「サンライズ出雲・瀬戸」。 東京~岡山間は出雲号と瀬戸号が連結して14両編成で走り、岡山~出雲市間、岡山~高松間は7両編成ずつに分かれて運転されています。
最近、新幹線の各方面への普及や夜間高速バスとのし烈な競争により、寝台特急の運行廃止が相次いでいますが、今回ご紹介する「サンライズ出雲・瀬戸」は、バリバリ現役の人気寝台特急で、特に個室寝台のバリエーションの多さには目を見張るものがあります。
オール2階建て車両のこの列車は、「出雲」は下りが8~14号車、上りが1~7号車、「瀬戸」が下りが1~7号車、上りが8~14号車となり、東京~岡山間では2本の列車が連結して走ります。
そして、寝台の種類は、A寝台が1人用個室のシングルデラックス、B寝台の1人用個室がシングル、シングルツイン、ソロの3タイプ。B寝台の2人用個室がサンライズツイン、さらには格安料金のノビノビ座席までと、多彩なタイプが用意されています。
今回お勧めするのは、A寝台「シングルデラックス」です。
「サンライズ出雲・瀬戸」でもっとも贅沢な旅が楽しめる寝台です。1人用個室となった室内には、1960mm×850mmの広いベッドと、洗面台にデスクも完備されています。
サンライズ号のロゴマークが入ったアメニティキットにシャワールーム(シングルデラックス専用)が使えるシャワーカードもプレゼントされます。出雲号・瀬戸号それぞれに6室のみのプレミアムルームとして人気も絶大ですので、ご予約はお早めに。
漆黒の闇の中に流れ去っていく町の灯を眺めながら、じっくりと時間をかけてさまざなことを見つめ直してみる・・・なんてことも夜汽車ならではの醍醐味かもしれません。
今度の旅は、いつもとはちょっと趣向を変えて、寝台特急で出かけられてみてはいかがでしょうか。
ー作者のおすすめー
出雲大社観光半日コース(サンライズ出雲下車 出雲市駅出発)
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