アンソーシャル ディスタンス
数か月前かな、ある夜、ツイキャス等でつながっている人に、「セックスって何ですか」と聞いた。誰が何を言ったのか、ぼんやりとしか覚えていないけれど、個性がそのまま出ているなあと思ったのは覚えている。
それで別の日に、別の人にも聞いて、メモしていた。
各回答は次のとおり。
〇コミニュケーション。言葉の一つ
〇日常の営みの一部
〇体内に棲む細菌の交換
〇エネルギー交換
〇寂しさの埋め合い
〇承認要求を満たす手段
神様がくれた最高のプレゼント、と言っていた人もいて、素敵な人だと思った。
わたしの場合は、長いこと義務だった。一人前になるためのもの、相手の気持ちに応えるためのもの。義務感を持たずにそれができたらいいのにと思っていた。避けてきた。親がそれをするなするなと教え込んだからかもしれない。しないことも義務ですることも義務で、面倒くさいものだった。
でも、徐々に変わっている気がする。
今は、金原ひとみさんの小説を読んだことと、数々のメンヘラとの交流の影響か、自分の病んだ部分を発露できる場かもしれないと思い始めている。機会があればだけども。
「テクノブレイク」は、彼氏との行為を録画して、彼氏との音信が途絶えた後も、それを見ながら一人でするという短編小説。面白かった。自分もそうしたいと思う。コロナ禍だし、いやコロナに関係なく、そうしたい。それはまずいってことも、本書で知った。