マレーシアのジョホールバルに到着
Aiko(3歳)とAoi(1歳)(プチ移住当時)のアラフィフパパQPちゃんです。
実際に行って(2023年5~8月)からは少し時間が経ってしまいましたが、当時を思い出しながらまとめておきたいと思います。
今回は将来のマレーシア移住の下見としてビザなしで滞在できる90日をフルに使って視察してきたマレーシアの様子についてご紹介していきたいと思います。
ジョホールバルってどんな街?
マレーシアのジョホールバルは、マレー半島南端に位置する港湾都市です。シンガポールとも近く、交通の便が良いことから、給料の良いシンガポールで働き、生活費がリーズナブルなマレーシアで生活している人も多く住んでいる都市です。
ジョホールバルから早朝シンガポールに出勤し、夕方になるとまたシンガポールからマレーシアに帰ってくるという生活をしている人達も多くいます。
2番目に宿泊したAirbnbは「R&Fプリンセスコーブ」というCIQ1の橋が見下ろせるコンドミニアムだったのですが、毎朝5時過ぎくらいからバイクをかっ飛ばしてシンガポールに出勤していく人達が数多く見られました。
また、以前テレビで見たNHKの”世界ふれあい街歩き”でもJBセントラル駅から列車でシンガポールへ出勤する様子が流れていたのを記憶しています。
また、ジョホールバルではイスカンダル計画が注目を浴びていて中国の一帯一路の一環としてシンガポールとマレーシアを繋ぐCIQ2の付近が開発されています。
イスカンダル地区(上記の地図の赤枠部分)は面積の限られたシンガポールの受け皿として、住居、ショッピングモール、教育関連施設が続々と建設されています。
イスカンダル計画とは?
ジョホールバルのイスカンダル地区(Iskandar Malaysia)は、マレーシア南部に位置し、ジョホール州の中心であるジョホールバルを中心に広がる経済特区です。この地区は2006年に設立され、シンガポールと国境を接する立地を活かし、ジョホール州の経済成長を促進する目的で開発が進められています。
イスカンダル計画の主なポイントは以下の通りです
◆戦略的な位置
イスカンダル地区は、シンガポールとの国境に隣接しており、シンガポールからも簡単にアクセスできるため、貿易や観光、ビジネスのハブとして機能しています。また、ジョホール海峡を越える橋(コーズウェイ)や鉄道、フェリーで接続されているため、交通の便も良いです。
◆経済発展の中心
イスカンダル地区は、5つの主要開発ゾーン(Flagship Zones)に分かれており、それぞれが異なる経済セクターに特化しています。たとえば、観光、教育、医療、製造、金融、物流などが含まれています。特に外国からの直接投資(FDI)が進んでおり、多くの国際企業や教育機関が進出しています。
◆不動産開発
この地域では大規模な不動産開発が進行しており、高級住宅地や商業施設、レジャー施設が次々と建設されています。特に外国人投資家が多く関心を寄せており、シンガポールの高い不動産価格に対する代替市場としても注目されています。
JBセントラル駅のコンコースでも、不動産販売会社が出展し行きかう人々にタウンハウスやコンドミニアムなどの売り込みをしていて、発展中の国だなぁ~という勢いを感じます。
◆教育と医療
イスカンダルには、いくつかの国際的な大学キャンパスや教育施設が進出しており、教育のハブとしての役割も担っています。
また、医療ツーリズムを促進するため、最先端の医療施設も整備されています。
◆観光とエンターテインメント
イスカンダル地区には、レゴランド・マレーシアやハローキティ・タウンなどのテーマパークもあり、観光客に人気です。
また、自然保護区やリゾート施設なども充実しており、観光の中心地となっています。
◆持続可能な開発
この地区では、持続可能な都市開発を目指しており、グリーンテクノロジーやエコフレンドリーなインフラの導入が進んでいます。
まとめ
イスカンダル地区は、マレーシアとシンガポールの経済的なつながりを強化し、両国にとって重要な地域として成長を続けていますが、コロナが発生したことによって頓挫している計画も多くあるようです。
コロナ禍が明け、再度ビジネス、観光、教育のハブとして、さらに発展が期待されています。
それでは、今回はこのへんで。
マレーシア、マレーシア以外でも長期?中期で海外行ってみたいけどどのような準備したらいいの?ということがあればコメント欄で質問お待ちしております。
質問に答えるかたちで記事を充実させていきたいと思います!
それでは、また!
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