見出し画像

第32章 裏フレア


面白くないって2種類あって、ややこしいな。

笑えない面白くないと、虚無感しか残らないような不毛系(?)の、
面白くないがある。

はからずもその両方がバチコン重なった時、
それを味わってしまった時、
おれはこの感じ、この現象を「裏フレア」と呼ぶか「裏パルス」と呼ぶか、それ以外にもなにか、しっくりくる、ピンとくる言葉がないかと、
トイレの便器に座りもせず、用を足すことすら忘却し、考え込んでいた。トイレから出て、椅子に戻ってからも、まだ考えていた。
現時点で言えることは、
まあ「面白くない」とか「虫酸が走る」とかでいいか、、、ということだ。
今までだって、そうしてきたし、こうゆうこと考えてる人も、今までだって結構いただろうし。

その人たちとせっかく集まっているのだから、畳の部屋で泊りがけで、酒呑みながら、呑めない人はウェルチで、
一週間といわず、一ヶ月といわず、みんなの気が済むまでディスカッションを重ねたい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
上巻『反立法』完結。
中巻へ続く。

いいなと思ったら応援しよう!