3. 大人としての責任
厳しい先輩Oさんからの指導がスタートしました!
業務内容を教えてもらうというよりは、
「大人としての指導」がメインでした。
最初に指導されたことは「貯金」です。
会社には「財形貯蓄」という給料天引きの貯蓄制度がありましたので、
財形貯蓄の申請をすることが最初のミッションでした。
頂いたお給料を好き勝手に使っていた私にとって、
「貯金」は困難でした‥
私の生活状況や車の支払い金額などを全部打ち明けた上で、
金額設定を完了することはできましたが、
今まで貯金をしてこなかった私にとって本当に困難でした。
手取りのお給料が減ってしまったら生活できるのだろうか?
何を我慢したらいいのだろうか?
家計管理を全く知らないので、
貯金=我慢
という認識がこの時に生まれました。
金額の設定くらい、今思えば簡単そうなことではありますが、
先輩Oさんとはバトルを繰り広げ、
1日では完了しなかった記憶があります。
現在では考えられない状況だったとは思いますが、
そのおかげで、先輩Oさんとの信頼関係が深まり始めました。