子ども(幼児)とWorking Anywhere「持ち物編」

子ども(幼児)Working Anywhereの実践方法をまとめようと思ったきっかけはこちらの記事から。

子どもと一緒にいろんなところに行くならば、まず荷物が重要。1人で行くより物はもちろん多い。正直、大人2人より幼児と大人の2人の方が荷物はきっと多い。

小さいお子さんがいる・子育てしてきた方ならお分かりだと思うけど、予期せぬところも含め、子どもは服を汚したりするので、あれもこれもと心配し始めるとあっという間に荷物は膨れ上がる。マイカーを使える場合は荷物の量はさほど気にしなくていいけれど、公共交通機関を使う場合はいかに荷物をコンパクトにできるか、が重要。
持っていくものをやめたものも含め、持ち物をまとめてみた。
子ども(幼児)とWorking Anywhereする上での持ち物のカテゴリは、「仕事」「子どものもの」「自分のもの」の主に3つ。そして、実践しているうちに増やした、ちょっとした便利なものを加えた。

①仕事で使うもの
②子どものもの
③自分のもの
④便利なもの

▶︎その前に、入れ物として愛用しているのはこちら。
・リュックサック(KANKEN(16L) or 日数が多い時はパタゴニアのArbor Grande Pack 28L
・モンベルのU.L.MONO ショルダーバッグ M
・スーツケース(2-3泊:Sサイズ(20L)、4泊〜:Lサイズ(80L))
・子どものリュック(7L)

リュックもショルダーバッグもできるだけ軽量で丈夫なもの、背中への負担が少ないもの選んだ。特にモンベルのショルダーは33gと本当に軽いのに、財布+スマホ2台+ノート+ipadが入るので重宝している。

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リュックの中身はこんな感じ(写真撮るのが下手・・)
基本的に仕事の荷物はリュックの半分くらいに収めて、さっと取り出す必要があるもの(下記の子どもの必需品ポーチ)を入れるスペースを作っておく。
・細かく分けすぎるとどこに何があるのかわからなくなるので、リュックの中は、①PC、②タブレット×2、③筆記用具・メモ系のポーチ、④化粧ポーチ、⑤子どもの必需品袋(おむつ、お尻ふきシート、着替え1セット)、⑥PC周辺機器用のポーチの6つに分けている。
⑤は初めは可愛いエコバックとかに入れていたけど、汚れた時のことを考えて、IKEAの一番大きいサイズのフリーザーバックに落ち着いた。⑥はそれなりの重さになってしまうので、途中使っても充電を使い切らなそうな時はスーツケースに入れて荷物の軽量化を図る。

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荷物の詳細はこちら

▶︎①仕事で使う物

・PC:MacBook Pro
・仕事用iPhone
・iPad その1+ ipad用キーボードとペン
 →オンライン会議のときはこちらでつなぐ。PCは資料作成、メモ取り
・PC周辺:電源アダプター、iphone充電ケーブル2本、バッテリー
・イヤホン
 →なんだかんだ、iphone買った時についているこれが便利。(ワイヤレスより子どもも見てわかるので、オンライン会議中だよ!とわかってもらいやすい。ワイヤレスじゃないので、ちょっと子どもと距離を取りたくて移動するときはちょっと邪魔にはなる。)
・名刺
・筆記用具(ペン2本(3色ペン・黒)、小さいノート(ページが切りとれるもの)
 →子どもの持ち物で「減らしたもの」に子ども用のペンがある(理由は子どもの持ち物のところで)。子どもが絵を書きたくなった時にさっと3色ペンと紙を渡せる。
・付箋

▷▷持っていかなくなったもの
・PC MacBook Air(個人用)
 →理由1:仕事以外や個人で請けているもの用に持って行ったりしたけど、ノートPC2つに子どもの荷物だと肩が悲鳴を上げた。ついでに、子連れ出張を始めた頃に使っていたおしゃれバッグやリュックの肩紐が限界を迎えちぎれてしまった…(そのため、リュックはアウトドアで使うものに切り替え)。
 →理由2:ぶっちゃけ、そんなに使わない(仕事以外の時間で子どもと遊んだりしていると使う時間がない)。SNSやニュースのチェック、ちょっとした文字書きなら、iPad+外付けキーボードで足りる。個人として、ipadでパワポ資料を作成するのはストレスなので、急ぎの個人の仕事があれば持っていくけど、時間があるならテキストだけ箇条書きでipadで打ち込んでおいて、図形・資料は手書きでイメージを書いて、家に帰ってからパワポで作ればいい。
ということでやめた。
・iPad用アダプター
→PCから充電しようとすると充電速度はどうしても落ちてしまうが荷物を減らしたい。夜にPCから充電すればなんとかフル充電できるので、出張日数によっては持っていかなくなった。

▷▷減らしたいもの
・名刺
→オンライン化したい…。前にお会いした方で、facebookでアカウントを読み取ってもらうことで名刺交換の代わりにしてた方がいて、そんな風に切り替えたい。

▶︎②子どもの持ち物

▷衣類関連)
着替え)
〜2泊3日:(日数-1)×2枚
3泊4日以上:4セット+洗濯ネット
おむつ・パンツ)
おむつ期:おむつ{日数×4枚+予備2枚}+ゴミ袋
トイトレ期:おむつ{日数×3枚+予備2枚}+パンツ{日数×1枚+2〜3枚}+ゴミ袋
パンツ期:{おむつ(日数)×1枚+予備1枚}+パンツ{日数×1枚+2枚}+ゴミ袋
→パンツ期でも、夜のおねしょは怖い…。宿や宿泊場所に迷惑をかけるのが怖くて、4歳でも夜はおむつ使用中。

食事関連
食事グッズ)
・箸&カトラリー
→スプーン、フォークは貸してくれるところが多いけれど、箸は基本的に大人サイズなので、箸が使えるようになってからは箸のみ持っていく。
食事)
・離乳食期:レトルトの離乳食
・幼児食期:フルーツ、生野菜を現地調達。

→フルーツ、野菜は現地の直売所や農家さんから買う。それをおやつにすれば健康にも良い。息子・だいだいはグミとチョコレートが大好きだけど、それでは栄養が取れないので、地域ではフルーツときゅうりをおやつのラインナップに加える。苦手なトマトも、磐梯のトマト農家の翼くんのところのものはいっぱい食べてくれる。
・大人と同じものを食べられるようになったら、基本現地で調達、食事
→どうせ買うなら、地域にお金を落とす。現地で買ったほうが行く時の荷物が少ない。そこで買うと子どもも旅感覚になって楽しく・嬉しくなる。
飲み物)
・水筒 or ペットボトルストロー
→基本的に水筒を持っていくけど、自炊できない、シンクが使えない場所なら、衛生面を重視してペットボトル&ペットボトルストロー(エコじゃないので悩ましい…)。

衛生面
・歯磨き:歯ブラシ、折りたためるコップ、歯磨き粉、タブレット
朝の移動や、夜に移動が差し掛ったり、会食・夜のイベントなどがあると、寝かしつけ前に電池切れで寝てしまって歯磨きできない場合もある。そんな時には応急措置として、夜ご飯後にタブレットを食べてもらう。
 ☆おすすめのタブレット☆:ハキラ
・お風呂関係:泡立てネット+タオル
→いつ海や川でずぶ濡れになるかわからないので、タオルは2枚持っていく。ボディソープは赤ちゃん用などもあるけれど、極力荷物を減らしたいので、宿泊先のものが使える時は持っていかない。
・万能:おしりふきシート
→必須。手拭きにもいろいろ使える。
・ハンカチ
→可愛いものより、枚数多く衛生的に使えるガーゼハンカチ多用。子どもの自我が芽生えたら、ここぞという勝負ハンカチは2枚程度子供に選んでリュックに入れて自分で持たせる。

子どもの遊び編
・iPad2+ヘッドホン
 →正直、とても助けられている一方で頼りすぎはよくない。子どもは賢いので、親が操作しているのを見ていれば、操作方法はあっという間に覚えるので、目を離して仕事に集中している隙にamazonprime、Netflix、youtubeをこっそり使い出して自分の好きなものをみているので、静かな時は要注意。使ってOKにしているのは主に下記。
 ・お絵描き(メモ帳)
 ・知育アプリ(図形、英語、塗り絵、図鑑とか)
 ・プログラミングアプリ
 ・amazon prime、Netflix、youtube(時間制限あり)
 ・絵本サイト
 ・カメラ

おもちゃ 3〜4種)
ーロボット
→息子・だいだいはロボットがとにかく大好き(シンカリオン、ドライブヘッド、スーパーヒーロー戦隊)。もしロボットは他のロボットと合体できるシリーズでも、基本1ロボットのみという約束に。なぜなら純粋に荷物が増える。子どもが小さいほど、自分で荷物をずっと持つのはきついので、結果自分の荷物が増える。そしてパーツが分わかれるものがほとんどなので、パーツを失くしやすい。。。帰る前に、よく泣き出しそうな息子・だいだいと大捜索を行う。
ー子どもチャレンジ(本とおもちゃ)
ずっと動画漬けになりかねないので、親と一緒の分学びの要素をいれられるように子どもチャレンジが届くと、すぐに開けずに出張に合わせて開けて持っていく(2-3日は興味が持続することが多い)。
ー体を動かす系(ボール、縄跳び、そりなど)
せっかく地域に来ているので、外で体を動かせそうな場所があれば一緒にキャッチボールとかをする。車で行ける時は、ストライダーやアウトドア用品を持っていく。
ーボードゲーム
最近のおすすめ。ポケットサイズのボードゲームだと移動中も遊んであげやすい。というか大人の方が本気になってしまうもの、本気でやっても勝てないものもある。とても楽しくて、出張中、CoLivingやCoworkingスペースがあるところだと、大人とも遊べるのでどんどん増えていく。(自分がロボット遊びやごっこ遊びの相手が苦手ということもある)

☆おすすめのボードゲーム☆
ドブルキッズ
ワードバスケット
なんじゃもんじゃ
ボブジテンきっず
ベルズ

子どもの移動
・抱っこ紐
 →ベビーカーでなく、抱っこ紐をおすすめ。ベビーカーは「やめたもの」に理由を記載。
 他に比較したもの)
 ベビーキャリア
 →アウトドアブランドが出している子どもを背負えるリュック。こちらの記事で使用イメージがつかみやすい。いいなーと思ったけれど、3歳くらいまでしか使えないのと、荷物そんなに詰めない、ということで、通常リュック+前抱っこできる抱っこ紐(エルゴ)を採用。

・携帯用チャイルドシート

現地でレンタカーを使う場合は、オプションでベビーカーを選択することもできるけれど、誰かの車に乗せてもらうこともある。もちろん、チャイルドシート付きでないことの方が多い。公共交通やタクシー以外は乳幼児はチャイルドシートをしないとドライバーの方は交通違反で捕まるし、何より子どもが危ない。チャイルドシートどうしよう…と悩んでいた時に、見つけたのがこれ。

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マイフォールド
https://fqmagazine.jp/58326/mifold/ 
車のシートベルトに装着するタイプのチャイルドシート。サイズ感としてはNintendoswitchくらいで、折りたたみができるので、スーツケースに折りたたんでしまって持っていけるもの。かなり重宝しており、今では必需品。そんなに場所は取らないし、重さも700gとまあまあ。

 ちなみに使ってみての反省点)
3歳から使いましょう…
子ども出張を始めたばかりの頃(息子だいだい:2歳)で使ってみたところ、ゆるくて子どもが抜け出しそうになって何度も途中で止まってセットし直した。言葉もまだあんまり通じないので、運転中すぐに直してあげられないし、じっとしてて!と言っても、もちろんそんなことを聞いてくれるわけではなく、かなり生きた心地がしなかった。3歳過ぎた頃からはようやくフィットするようになって、そこから大活躍。

▷▷持っていくのをやめたもの
・塗り絵系、クーピーセット
 →お絵描きや塗り絵はタブレットでもできる。
 →実際の紙に書きたいなら、親のメモ帳を1枚破って、親の3色ペンで描ける。

・ブロックなど、パーツが分かれる子どもが大事にしているおもちゃ
 →ロボットでも触れたけど、失くしやすい。失くした時、子どももショック、親もショック。やめた方がいいんじゃない?と子どもに言っても、いやだ絶対持っていくと、子どもが譲らないこともある。親が折れて持っていくなら、無くしてもいい覚悟で。仕事に集中していると、どこを子どもが走り回っているか完全には把握できないので、自分で探す習慣をつけさせておく。なくしたことで怒らない(持っていくことをOKした自分に責任はある)。

・ベビーカー
 →荷物が多いのでどうしても荷物を詰め込めるスーツケースのほうが使い勝手が良い。スーツケースとベビーカーを一緒には運びにくい。地方にいけば、エレベーターがない駅も多いので、ベビーカーはかえって荷物になることのほうが多かった。

▷▷今後減らそうか迷っているもの
・iPad2

→iPadを2つ持ち運ぶと、やはり重たい。自分で持って、と伝えたいけれど、それなりに値段がするものなので、本人が意図しなくても壊してしまう可能性があるので、小学生になるまでは親が2つ持ち運んでいる。できれば1個にしたいけれど、うまくシェアして使えるか不安で、なかなか減らせない。

▶︎③自分の持ち物

子どものものはなかなか減らせないので、とにかく自分のものを少なくするように心がけている。

・財布、スマホ
 →モンベルのU.L.MONO ショルダーバッグ M にしまう。これと化粧品ポーチ以外は基本スーツケースにしまう。

・化粧品
メイク落とし*、洗顔フォーム*、化粧水*、オールインワン、ファンデーション、コンシーラー、アイブロウ、アイシャドー兼ねたアイライン、色付きリップ、チーク
→*はミニボトルに入れる。化粧にあまり気を使わなくなったのか、なるべく少なくなっていった。基本、小さなポーチに入りきるものしか入れない。

・衣類
下着、シャツ、ハンカチは、洗濯前提で2日分以上は持っていかない。
下(パンツ、スカート):着回せるものを1つ持っていく。
ジャケット:着ていくことで荷物減らす。といいつつ、ジャケットを着て抱っこ紐・リュックだと肩が凝るので、ジャケットは小さく丸めて収納してもシワになりにくいものを選ぶ。〜2泊3日なら替えは持っていかない。

・歯磨き:歯ブラシ、歯磨き粉
・お風呂関係:泡立てネット+タオル
→泡立てネットとタオルは子どもと共用にしてしまう。ボディソープ、シャンプー類は宿泊場所のものが使えるなら持っていかない。

▷▷やめたもの
・本

→子どもの相手をしていると読む時間がないことのほうが多い。
→紙派だったけど、Kindleで良いのでは?と切り替え。購入はするけど、出張先ではやっぱり読めないことのほうが多い。

▶︎④便利なもの

荷物を減らすには「衣類」を洗濯できるか、でだいぶ減らせる。なので、洗濯関係の便利グッズを持っていくようにしている。

無印良品「そのまま洗える衣類ケース」
→トラベル用品売り場にある。子どもの着替え、自分の着替えは、基本この洗濯ネットになっているケースにいれている。予備で汚れていないケースも持って行って、汚れた服は予備ケースに入れて、2日分溜まったら洗濯機にそのままぽいと入れて洗う。スーツケースの中の服の仕分けも洗濯も持ち運びも楽なのでかなり重宝。

・無印良品「折りたたみハンガー
→旅先・出張先では基本乾燥機は使わない。コインランドリーで乾燥まですれば?という意見もあるけど、最新式じゃないと服が縮んでしまいえらい目にあったので、折りたたみハンガーを持って行って、浴室乾燥or部屋干し。


と、持ち物はざっとこんな感じです。それでもやはり荷物は重いので、長期滞在で疲れが溜まりそうな時は、宅配便で先に送ったり、最終日か最終日前日に自宅に送るようにしている(疲れている時はイライラしやすい、注意力が散漫になって子どもに優しくできそうになくなってしまうので、お金で解決できるものはお金で解決)。移動中子どもが寝てくれれば、その間に仕事はこなせるけれど、眠い時の子どもは不機嫌だと乗り換えでぐずってしまう。起こしても起きてくれない時は、意識がない分より重くなった子どもを抱いて移動することが本当にしんどい。

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