今日の良か 2022.02.23
2月に祝日なんてあったっけ?
と思いながらカレンダーを見返すと
今日は天皇誕生日だと
あ、令和から天皇誕生日は2月にお引越ししたのね。
自分の誕生月と同じなだけで、勝手に何となく親近感に覚えつつ
天気が良かったので、家族で朝から久しぶりに成田山へ
成田といえば鰻
舌の肥えた息子も鰻重一人前をペロッと平らげ始めた
行きの車中で、嫁と「昼は鰻かな!?」なんて話しながら
頭と舌は半分くらい”鰻”に浸食されつつあったが、
息子に何食べたい?ってとうと
「おうどーん」と間髪入れずに一言。
あ、そ。んじゃうどんね。
寒いしうどんも悪くないかと思いつつ
内心、無駄なぜいたくしなくて済んだとちょっとホッとして
到着すると、参道に入って一件目の定食屋に駆け込んだ。
子供は月見うどんの大盛りを二人で、嫁は天ぷらそば、
自分は天ぷらうどんの大盛りをたのんでできるのを待った。
出てきたうどんは、ザ関東のうどん。
見た目は真っ黒のおつゆ。一言すすると甘じょっぱい醤油味。
数年前までの自分なら、こんなのうどんじゃない。
食べれるわけないって拒絶していたが、
最近はいがいとこんなうどんもありかな~と
関東に住み始めて10年以上の月日が、好みの味も少しづつ変えてきた。
郷に入っては郷に従え。まぁよかよか。
成田山にきたのも約1年半ぶりか。
下の娘も、自分の足で境内までの階段を登れるようになった。
梅の花がとてもきれい。冷たい北風が吹いていたが、日差しも強く本の束の間、日ごろのストレスを忘れほっこりした。
二人の子供たちも、いっちょ前に賽銭を投げ入れ手を合わせていた。
果たして、何を祈ったのか。
神様?に深々とお礼をして満足げだった。
帰り際、エレベーターのり口横から出世稲荷への上り階段を見つけた嫁が、
「あなた、ここはいいの?」というもんだから、
息子と顔を見合わせて「よし、登るぞ!」と駆け上がった。
入り口でロウソクと油揚げを買って、二人でしっかりを祈りをささげた。
息子は「出世したい―」と繰り返し叫びながら階段を下っていく。
すれ違う大人たちは微笑ましく笑いながら、自らも出世のお祈りへと向かっていた。
なんかいい一日。
よかよか。
さ、あと2日、今週もがんばろー