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BANギミックの解説

今回はBANギミックの仕組みについて、その詳細から触れていきたいと思いこのnoteを書くことにしました。
作成した経緯から技術的な話まで全てをこのnoteに記したいと思います。ぜひ最後までご覧ください。

『このギミックを作った経緯について』

昨今、新機能の追加や初心者が多くなり、様々なトラブルが発生しているClusterで治安をよくする、何かいい方法はないかと考えた結果です。

このワールドは当時過去一で時間をかけて調整を行い、QooLabの研究室として造りました。
自分の家は一番落ち着ける場所であってほしいですよね。そんな中他ワールドで荒らしやその他の迷惑行為が目立つようになりました。
新しく公開した黒松組の家としての落ち着ける空間を荒らしやその他の迷惑行為に行う人達から守るために、このギミックの作成をしました。

しかしそれだけでは、自身のワールドは治安が良くなるかもしれませんが、Cluster全体の治安は悪くなる一方です。そんな中で本ギミックを配布して治安維持にお困りのワールド主へ少しでも多く、このギミックが届けば全体の治安が良くなるのではないか?と考え配布に至った形です。

『BANギミックの仕組み』

まず初めにセーブ機能を作っていきます。

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手順は4つです。
①の「Intialize Player Trigger」はプレイヤーの初期状態(入室時)の状態を決めるトリガーです。
これがセーブ機能の心臓部になります。写真ではqoo属性とban属性の2つが設定されているのがわかります。

続いて、②の「On Join Player Trigger」はプレイヤーが入室したときに通知をするトリガーで、この仕組みを応用して入室時にチェックシグナルを送るようにします。

③の「Player Logic」で先の②で発信されたシグナルをここで受け取ります。
その受け取ったシグナルでロジックが発動しプレイヤーにban属性が付いているかを判定します。

④「Warp Player Gimmick」でban属性が付いたプレイヤーをワールドゲートまでワープさせます。

ここまでがセーブ機能の役割です。

次に管理人転送装置を作っていきます。
基本的な仕組み自体は先ほどのセーブ機能とほとんど変わりません。

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①の「On Collide Item Trigger」で管理人転送装置に接触したことを通知し、②で接触したプレイヤーが管理人なのかを識別します。
ここで管理人である場合にwarp01シグナルを発信します。

③でwarp01を受け取った場合に管理人部屋へ転送されます。
ここまでが管理人転送装置の役割です。

また、ここでwarp002とwarp01をそれぞれ対応した数字に変えることで同じゲートでもそれぞれ転送先が異なるものを設定できます。

さて、ここまでくればあとは簡単です。
管理者権限を付与する登録ボタンを作成します。

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「Interact Item trigger」に触ったときにqoo属性(管理者)をプレイヤーに渡します。たったこれだけです。セーブ機能により、この属性は保存され、2回目の入室時にも適応されます。

さてここからが本題のBANGUNです。本題ではありますが簡単です。

boothで配布されている、これを改造して作ります。

boothで配布されている、これを改造して作ります。
銃に対しては2つの設定を、弾に対しては1つだけ変更を加えます。

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1つ目にItem Logicを追加します。元から設定されているUse Item Triggerのuseシグナルに対してItem Logicを設定し管理者以外が撃てないように変更します。Use Item Triggerのuseシグナルで使用したことを通知しプレイヤーにqoo属性が付与されていた場合にのみshot(撃つ)ことができます。

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2つ目にOn Release Item Triggerを使い手放したことを通知し、アイテムをワープさせる仕組みです。これを付けることで格段にセキュリティレベルが上がります。

そして最後の変更です。

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弾に対してban属性を設定します。プレイヤーはこの弾に当たることで対象者に属性が付与されワールドから追放することができます。

これらをされに応用し、様々なギミックやシステムが黒松組に実装されています。治安の維持にお困りのワールド主はぜひお使いください。Clusterの治安が良くなることを願っています。

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