22卒の就活はヤバい!氷河期を乗り越える傾向と3つの対策
22卒の就活はなぜヤバいのか?
2020年初旬、ウイルスの感染拡大により、21卒の新卒就活に大きな影響が出ている。
ANAの新卒採用中断の発表、大手企業の採用枠大幅減を耳にしたことがあるだろう。
氷河期を実感
私も実体験として、就活不況を実感している。
私が勤める会社の採用人数は20卒より半数に減っていた。
また、友人の経営者は無名のベンチャー企業なのだが、これまで応募してこなかった層の高学歴や大企業出身者の応募が後を絶たない。
これは、確実に就活氷河期が到来している。
『傾向』売り手市場から買い手市場に
20卒までは少子高齢化による若者の希少価値上昇やアベノミクスの好景気の影響により、売り手市場と言われていた。
しかし、21卒から一転、経済失速により完全に買い手市場になってしまった。
これは21卒に続き、22卒にも続くトレンドになると思われる。
需要と供給のバランスを考えれば、就活生にとって過酷な状況となることは明らかだ。
そんな企業が採用枠を減らしている厳しい状況の中、22卒が志望企業から内定を勝ち取るための対策を3つ解説する。
対策①情報収集を徹底する
まずは『情報収集』から。
生物学的に生き残るのは環境に対応してきた者だ。
現在の環境を理解していなければ、自分がどういった対応をすればいいのかわからない。
そのため、環境理解のための情報収集がファーストプライオリティとなる。
私は富裕層向けに金融コンサルをしているが、経済のプロはこれらの情報を徹底的に収集する。
モーニングサテライト、WBS、日本経済新聞、ブルームバーグ、ロイター
これらの情報元から常に情報収集をして環境をウォッチし、受ける業界や企業を精査してほしい。
対策②自分の頭で考える
情報収集の次は、『自分の頭で考える』だ。
例えば、情報収集の中で、ANAの新卒採用中断や、世界一の投資家バフェット氏が航空株を売却がわかる。
そこで普通に考えれば、航空業界はどう考えても応募企業には入らない。
しかし、そんな状況でも
21卒の人気企業ランキング、2位はANA、4位は日本航空(マイナビ 2021年卒文系総合ランキング)
どういう理屈かわからないが就活生はこういった理解不能な行動を取る。
自分の頭で考えず、とりあいず有名だから、よさげだからというなんとなくで受けるのだろう。
こちらのnoteでは『大衆は本質を見ていない』と解説しているが、自分の頭で考え、市場の歪みを見つければ自分だけおいしいポジションが見つかる。
私の見つけたおいしいポジション情報が詰まっているので読んでほしい↓
情報収集を元に、自分の頭で、どんな業界が伸びるのか、どういった仕事をすれば自分が社会に価値を提供できるかを考えるのだ。
対策③就活力を高める
膨大な情報収集をして、自分の頭で徹底的に考えたら、自分の生き残り方、受けるべき企業がわかってくる。
あとは、最後に就活力を高めて、内定を勝ち取ればいい。
いくら採用枠が減っても、新卒を採用する企業はある。
競争が過酷になっただけだ。
よって、自身の就活力を高め、企業に選んでもらえるようにすれば問題ない。
就活力の上げ方3ステップ
①エントリーシートを完璧に書く
→写真はプロに撮ってもらい、簡潔で目を止めるような文章を書く。手書きなら丁寧に字を書く。
留学やコンテスト優勝など実績があれば良い。時間があればTOEICの点数を上げたり、資格を取得すればいい。
私が勤める金融業界なら、証券外務員資格やFPの資格があれば有利だ。
志望業界に関する資格を取っていれば志望度の高さをアピールできる。
②SPIなどのテスト対策を徹底
→対策本を何周もして解き方を覚える。
誰でもできる内容なのでできるだけ早く対策すべきだ。
③面接力をつける
→周囲の就活生と差別化
これが1番重要だ。
就活力=面接力と言っても過言ではない。
正直、ESやSPIで落とされることは少なく落ちてもコストは少ない。
しかし、面接までいって落とされると時間と体力を消耗する。特に最終面接で落とされるとそれまでの努力が水の泡になる。
そのため、面接練習に1番力を入れてほしい。
差別化のコツさえ掴めば内定バイキング状態になる。
特に採用枠が少ない22卒は差別化は必須だ。
こちらで、倍率100倍のホワイト企業から内定を受けた私が使った面接テクニックを完全解説している↓
最後に
就活氷河期ともいえる厳しい状況と、生き残り方を解説してきた。
『情報収集』
『自分の頭で考える』
『就活力を高める』
モーニングサテライトやブルームバーグから情報収集をしている就活生はほとんどいないし、私の面接対策noteを読んでいる就活生は1%以下だ。
大切なことなのでもう一度言うが、面接対策を徹底してほしい。
このステップで対策をしていれば厳しい環境でも生き残ることができるだろう。
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