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EPS(1株当たり当期純利益)

今日はEPSという指標について書かせて頂きます。
EPSは一株当たり当期純利益の事で、「Earnings Per Share] を略した指標です。

まずはEPSの算出方法についてですが

EPS=当期純利益÷発行済株式総数

となります。
当期純利益が1億円で発行済株式総数が10万株の企業のEPSは1000円となります。
これで何が見て取れるかというと企業の利益を上げる力がわかる指標といえます。

基本的にはEPSが上がるほど企業の利益を上げる力が上がっていると見ることができますが、注意点がいくつかあります。

当期純利益が上がったり下がったりしてEPSが変動するのは当然なのですが、自社株買いによって株式の消却をすると発行済株式総数が減少しますし、新株発行によって発行済株式総数が増加することもあります。
それ以外にも株式分割や株式併合によって変動することがあるので注意することが必要です。

ちなみにこういう指標の記事を書いておいていうのもなんですが私はあまりEPSをそんなには見ていませんw

次に上げる記事にPERという指標を解説しようと思っていますが、その指標の計算式にEPSを使うので先に解説しました。

しばらくは基本的な指標などの解説になるかと思いますがお付き合いいただければ幸いです。
よろしくお願い致します。



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