#23【出社×リモート】ハイブリットワークって??
皆さんこんにちは、木村です!
新型コロナウイルスの影響で、多くの企業が在宅ワークを余儀なくされているこの状況。私の母も在宅勤務になり、去年はリビングで二人並んでパソコンに向かうという本来ならありえない状況でした(笑)。
現在は段階的に出勤日が増える企業が多いそうですが、毎日出勤になるにはまだまだ時間がかかりそうです。SCGでも週に1~2回本社出勤、残りはリモートというようにハイブリットワークが行われています。一方、セラピストの方々は店舗出勤をしてくださっており、業種によって働き方はそれぞれです。
今回はコロナの影響で突然広まったハイブリットワークのメリット、デメリットについてお話ししたいと思います。
改めて、ハイブリットワークとは
ハイブリットワークとは、(はっきりとした定義はありませんが)リモートワークやテレワーク(在宅勤務に加えカフェなどオフィス以外で業務を行う働き方)と週1,2回の出社を組み合わせて働くことを指します。
しかし、セラピストのように仕事の特性上リモートでは働けない人、自宅だと仕事に集中できない人もいるのが現状です。
ハイブリットワークのメリット
ハイブリットワークは、リモートワークと出社の両方の特徴を得ることができ、以下のようなメリットが挙げられます。
① 従業員1人ひとりに合った臨機応変な働き方ができ、仕事の生産性が上がる。
② 働き方が多様化することでより自己実現しやすくなり採用の幅が広がる。
順番に見ていきましょう!
① 従業員1人ひとりに合った臨機応変な働き方ができ、仕事の生産性が上がる。
やはり通勤や業務上の移動の時間が削減できるのはリモートワークの大きな利点であると思います。満員電車に乗るだけで疲れてしまい、生産性が低下することも避けることができます。
また、自宅やカフェ、図書館など自分が集中できる環境下に身を置くことができ、それぞれの社員の生産性の向上を見込むことができます。抱えている仕事内容に応じて働く場所を選ぶことでより高いパフォーマンスを発揮することができます。
② 働き方が多様化することでより自己実現しやすくなり採用の幅が広がる。
最近、働き方改革、ワークライフバランスという言葉が浸透しつつあります。仕事にすべてを捧げるより、仕事と自分の人生との調和をとりながら、なりたい自分になれるような企業に注目が集まっています。
このような時代背景の中、「自分に合った働き方ができる会社」というのは優秀な人材から選ばれる要因として大きいと考えられます。ワークライフバランスを取りながら、より大きな自己実現が図れる企業は魅力的だと思います。
ハイブリットワークのデメリット
① 従業員の仕事の把握や勤務管理が難しい。
② コミュニケーション不足に陥りやすい。
こちらも詳しく見ていきたいと思います。
① 従業員の仕事の把握や勤務管理が難しい。
ハイブリットワークでは、従業員の働く場所が多様化することで、従業員の仕事の把握や管理が難しくなります。例えば、勤務先に電話があっても、担当者が在宅勤務の場合すぐに対応できないなどのケースは多いと思います。
メンバーの勤務状況を把握しなければならず、全員が出社していればすぐに解決するようなことでも仕事が複雑化することも多いのが課題です。
② コミュニケーション不足に陥りやすい。
リモートワークで出社していない日が増えてくると、リモートの日にオフィスで発生したことを把握できなくなります。また、普段何気なく隣の席の人に話しかけるようなカジュアルな雑談をする機会も大幅に減り、チームビルディングの観点からもリモートワークはマイナスに働くこともあります。
出来事を共有するのはもちろん、雑談もできるような制度を取り入れることでコミュニケーション不足を解消する必要があります。
本日の学び
私はコロナ禍の中で入社して、当たり前にハイブリットワークを見てきましたが、出社に慣れているほとんどの社会人にとっては違和感のあることだよな、、と改めて生活を変える、ニューノーマルを生むことのできる新型コロナウイルスの影響力の大きさを感じました。
でも、決して悪い変化だけを生むわけじゃないとも思います。満員電車の中、出勤するのは体に負担になり、出勤に体力を奪われるようなこともあったと思います。全部がマイナスの面だけじゃないこの変化を受け入れ、適応していくことが大事なんだと学ぶことができました。
参考文献
オフィス勤務とリモートワークを組み合わせた「ハイブリットワーク」とは?
ハイブリットワーク(出社とリモートワーク)の導入メリット・デメリットを解説