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その悩み、達磨大師ならこう言いそう2【達磨大師にお悩み相談

「ワタシ、不安なの。
心を落ち着かせたいの。
なんとかしないと!!」


誰でもこの悩みを抱いたことあると思う。
たとえば、将来の生活を憂いた時、面接試験の時、住宅ローン契約のハンコ押した時、ヤーさん宅にピンポンダッシュした時、火星に1人取り残された時、時限爆弾の解除作業やってて「赤い線と青い線のどっちを切るか?」の選択を迫られた時、などなど。
こんな感じで、生きてると不安だらけだ。

このお悩みにグーの音も出ないほどに究極の答えを出したのが、前回ご紹介した達磨大師だ。



※達磨大師について詳しくは、前回の内容をご参照ください。
https://note.com/qnishi/n/n5a60c13cb6ea

達磨大師は禅宗の開祖だ。
彼のおかげで「禅」の哲学が花開いて、現在もビル・ゲイツやジェフ・ベゾスやイチローなどなど世界の著名人がその「禅」を取り入れて活躍している。
てなわけで、彼は怖そうな顔に似合わず、めっちゃ偉大なお坊さんだ。


ところで、達磨大師は弟子の慧可さんから「不安です」という相談を受けたことある。
こんなやり取りだったらしい。

弟子の慧可さん
「ボク、不安です。
不安な心を落ち着かせたいです!!」

達磨大師
「だったら、その"不安な心"ってヤツをここに出してみよ!!」

弟子の慧可さん
「およよ~~~!!」




ちょっと何言ってるのか分かんないかも知れないので、簡単に説明する。
こんなかんじだ。

「不安」には実体がない。
「不安」の正体は、コルチゾール(ストレスホルモン)やアドレナリン(闘争逃走ホルモン)が脳内に分泌されて心拍数が上がってストレス感じる単なる生理現象だ。
なので「不安」そのものには原子も素粒子も質量もない。
すなわち、「不安」には、実体がない!!

それと、「心」にも実体がない。
人間の身体をCTスキャンしても解剖しても、科捜研の沢口靖子が身体中の細胞を顕微鏡で調べても「心」を発見することできない。
すなわち、「心」にも、実体はない!!

つまり、「不安な心」はマボロシだ。
「不安な心」はマボロシなのに「不安な心が ある!!」と錯覚してるだけだ。
みんな、そのことに気付けないせいでメンタルこじらせる。

弟子の慧可さんは、達磨大師の鋭い道話のおかげでそのことに気付かされた。
そして、彼は悟りの境地に至って「およよ~~~!!」となったらしい。

※あくまでワタシ個人の解釈です(汗)



では、さっそく前回同様、達磨大師にお悩み相談してみる。
今回もまた、相談者は3名。



相談者Aさん
「ペットが亡くなって1年経ちました。まだ悲しみが消えません。
どうしたらいいでしょうか?」

達磨大師
「その"悲しみ"というヤツをここに出して下さい。
ワタシが叩き割ってあげましょう!!」

相談者Aさん
「およよ~~~~!!」



相談者Bさん
「明日は入試です。
怖いです。
この恐怖を鎮めてほしいです」

達磨大師
「恐怖?
その"恐怖"という野郎をここへ連れてきて下さい。
そいつをボコボコにしてやる!!」

相談者Bさん
「およよ~~~~!!」



相談者Cさん
「アナタの顔が怖いです。
どうしたらいいですか?」

達磨大師
「オレの顔は、"怖い"ではありません。
ちゃんと見えてます?
眼科で検査してもらう事を推奨します」

相談者Cさん
「およよ~~~~!!」



こんな感じで、達磨大師に相談すると、心(感情)の正体に気付いて「およよ~~~~!!」となってしまう。
やっぱ、達磨大師はスゴいわ!!!


てなわけで、これからは達磨さん的な思考して、心(感情)に振り回されずにまっすぐ物事を正しく捉えて強く生きなくちゃ。

およよ~~~~!!!

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