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約2年かけて宝石学を学ぶ為にFGAとDGAの資格取得を目指して挑戦してみた感想

昨日、無事に最後のFGA取得に向けての
筆記試験と実技試験が終わりました。

英国宝石学協会の約2年間、勉強しっぱなし
だったのとあまり受講した人がいない
珍しい資格なので、実際に体験した
私がここに書きたいと思います。

興味がある人が周りにいたら
この記事をシェアしてみて下さい。

▼「お金は、それなりかかる」

やはり気になるのは資格受講する為の費用

私が受けたのは
・ファンデーションコース
・ディプロマコース
・ダイヤモンドディプロマコース

この3つになりそれぞれ授業料が
約100万円前後かかってくる。

それプラス3日間、または5日間の
東京でのラボクラス(集中して宝石を沢山観る授業)の費用が15-20万円前後

ポンド払いなのでレートの問題もあるが
ざっくり350万円ほど。

さらに私の場合は
追加で個別レッスンや模擬試験の
お願いなどをして
トータルで50万円

さらに東京に試験前は週1.2回のペースで
東京に通いホテル代や新幹線代を考えると
50万くらいは使ってるかなと。

全てトータル450万ほど。

私は会社経営してるので時間とお金もある程度、調整は出来ますが、普通に定額収入の会社員で働いてるとなかなか捻出するのが
大変なのかなと思います。

ただし、この資格は世界的に1番歴史の
長い宝石学の内容で宝石の知識に関して
かなり深い所まで学ぶ事が出来るので
それくらいの費用が
かかるものかなと思います。

イギリスで学ぶことを考えたら、
東京でしかも日本語で学べるというのは
安いと思います。

宝石にかなり詳しくなれる
宝石の種類を覚えるとかだけでなく、結晶原石、歴史、採掘方法、処理方法などなど
宝石に関して世界で1番深い知識を学ぶことが出来ました。これは本当に良かった点だと思います。英国では学士号を取得するのと同じレベル扱いなので、大学4年間を学ぶ勉強量を
約2年間、さらに通信教育で学ぶという内容なので、なかなか覚悟を持って挑んだ方が良いです。

一緒に受けていた人も大学受験の時より勉強したとか、1人で泣きながら勉強した
試験前は胃潰瘍になったとか、
高熱出てきたとか勉強する量が多いので、
身体にムチ打ちながら勉強する必要があります。

ちなみに私の場合は、試験前はお腹が痛くなって、やたらガスが溜まったり、黄色便が出たり、髪の毛の抜け毛がひどくなって、てっぺんが少しハゲてきました。

試験終わったから
また髪の毛が戻る事を願ってます。笑

それほど試験へのプレッシャーは
みんな感じながら受講していました。

まるで昨年の11月から時の流れが
止まったかのように感じます。

落ちたら再試験はまた1年後という
それがプレッシャーを感じる理由だと思います。

あと、英国式の回答は文章での回答をしなければ、いけないのでマークシート解答と違い、ざっくり暗記では回答できず、ちゃんと意味を理解した上で回答を自分の文章として答えなければいけないです。

試験問題は教科書の隅に小さく書いてあった文章の事が出てくる事もあるので、本の端から端までをしっかりも丸暗記するレベルで、脳みそに焼き付ける必要があります。

その代わり試験終わっても永久の記憶になった知識も多いと思います。

▼珍しい宝石がモリモリ観れる

たくさんの宝石を観ることが出来ます。
基本的に学校で提供される宝石は写真撮影NGなので、一枚も写真を撮っていないのですが、かなり珍しい種類の石や、張り合わせ石、処理石、ダイヤモンドの原石の様々な種類とか
一般の市場では観ること出来ない宝石を観察する機会があります。これはとても良いです。

ラボクラスは5日間あって150石以上の宝石を観たので、脳みそはパンパンになりました。
顕微鏡やルーペも沢山使うので、目もとても疲れました。宝石学の勉強は鑑別機関で働いてる人達も勉強の為に受講しにきていました。
私はデザイナーと職人なので、同じジュエリーを扱う人間として、また石屋さんと違うのですが、とても成長できた気がします。

宝石の勉強をすればするほど、自分の無知さを知り、類似石の可能性を考えるので、とても慎重になります。

「この石なんですか?」

って聞かれた時に
そんな簡単に回答が出来なくなります。
無知であれば、他の類似石案が出てこないので簡単に回答出来ますが、知識ある故に難しいと思います。

▼先生が選びが、とても重要
宝石学の勉強はこれまでの人生で聞いた事ない言葉や、読めない漢字が沢山出てくるので学習が大変ですが、今回は私は先生がとても良かったと思います。私に関しては"勉強する方法を勉強する"所から入ってるので、結構大変でしたが、先生が丁寧に指導してくれました。

私が学んでる先生はインターネットの検索で探すのは結構、難しいです。私も宝石業界の先輩からのご紹介で先生を教えて頂き、オープンキャンパスに参加して、チャレンジしてみようと思い、2年間を突っ走ってきました。

ODLコースと行って英国のGem-Aが運営する
通信コースです。

試験合格に向けた無駄のない指導と、
私の性格を理解した上での言葉掛けなど
全てを加味して良かったです。

そのおかげで
ファンデーションも
ダイヤモンドディプロマの資格は
無事1発で合格しましたし、
昨日受けたFGA取得に向けた資格も

手応え的に合格するだろうと思います。

全く勉強してこなかった私が、そこまでの結果が出せたのも全て先生のお陰だと思います。

▼結論
胃が痛くなったりお金がかかったり
色々大変なことはありましが、結果チャレンジしてみて本当に良かったなと思いました。

そこで、出逢える人との繋がりも
価値が高いです。
リスクとって向上心あって意識高くて、
経済的に自立してる人、もしくはステータス
ある人しか挑戦できない資格なので

その視座の高さでの出逢いは貴重です

もし、これを読んでる
あなたも挑戦してみたいなと感じたら、
私に、ご連絡ください。

長谷川公式LINEは、こちら

私の先生をご紹介します。

ネットで調べて出てくる
某専門学校ではありません。

ジュエリーの職人さん、
古物で宝石扱ってる方、質屋さん
宝飾小売さん、そのお子様
ジュエリーのデザイナー
などなど

人生に1度くらいは挑戦した方が良い
2年間を体験できると思います。

「資格なんて意味ないよ!」
という人もいるかもしれないですが、

それは資格を取って実感した人だけが言える
セリフで、持ってない人が言うと、、、、

世界難関と言われ
狂うほど宝石の勉強をしたい人は
ぜひ、挑戦してみてください。


私のこれまでの
人生は20代は狂うほどジュエリー作って来ましたし、30代は狂うほどマーケティングの勉強してきました。

脅威でなく、狂威を感じる行動があるからこそ、人と違った結果になるのではと思います。




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