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きゅーみや家は夫婦の役割を逆転しました!

こんにちは!きゅーみやです。SNSはX発信から始めてstand.fm→note→YouTubeショート動画とアウトプットの場を広げております。どれも始めたばかりですが、コツコツと続けていけたらと思っています。きっと生活のはしばしがダダモレしてくると思うので、改めて、そんなきゅーみやの自己紹介をさせてください。
現在48歳、小学生の放課後預かり事業の職員、夫51歳、長女(就職・独立)次女(専門学校生)の3人暮らし。関東地方に住んでます。一番驚かれるのは、1年前に夫婦で役割を逆転したこと。どんなふうに?どうして?と思われた方はぜひ続きを読んでいってくださいませ!

【夫が50歳で早期退職しました】 その軌跡と私たちの選択

結婚当初から「この仕事早く辞めたい…オイラは50歳で早期退職する!!」と事あるごとに言い続けていた夫。
半分冗談・半分本気だろうな、とそばで聞いていて思っていました。長男で両親の願いに応えるような就職だったようです。そして仕事をすればするほど仕事への情熱がなくなり辛い。

その長年の早期退職の夢が叶いました。どうやって実現したのか、結論から言うとこんな感じです。

やったこと

  • 住宅ローンを繰上げ返済し無駄な利子は払わない

  • 車を持たない

  • 子どもを塾に入れない(酷い親みたいですね。説明させてね)

  • 外食しない

  • 本を読む(iPadでYouTube視聴、AirPodsで音声配信を聴くようになって更に学びが加速しました)

  • 子どもの手が離れた時期から妻パートに出る(この収入は浪費と自己投資に振り分け楽しく使いきる)

  • プライドは捨てる

結果

  • ある時期から貯金が楽に貯まりはじめる

  • 妻、簿記3級やパソコンスキルを学びパートから正社員になる(両学長に感謝!!)

  • 夫が春の移動でより酷い職場環境となり、消耗していたので「もう、充分働いていただきました。今まで本当にありがとう。早期退職しよう!」と提案。

  • 妻が世帯主、夫が主夫となる。

私から夫へ約束事は一つ、「バイトはしないこと!」

夫には、掃除、洗濯、買い物、料理をまるっとお任せしています。ありがたいです。
当時、高校生だった次女の三者面談にサッと行ってくれたのも嬉しかったです。
元気で動ける大人が家庭に一人いる安心感ってハンパないです。
あとの時間は、自分の興味のあることに全振りで使ってね!と言ってます。
今はメルカリにハマって業者のごとく発送してます。

早期退職した夫の感想ですが、毎朝起きるたびに「あの満員電車に乗って会社に行かなくて良いんだ。自由だ。」と思うそうです。
そして、いかに自分が仕事を時間だけで捉えていたか、「時給」という概念で働いていたか思い知ったそうです。
自分の現在の歳と65歳の定年までの年数を数えては、早く時間よ過ぎてくれ!と思っていたけれど、仕事を辞めたら自分の年齢とか全く考えなくなった、とも話してくれました。

振り返り

結婚当初、結婚と出産で大好きだった仕事を辞めた私にとって、仕事に前向きじゃない夫には不満をつのらせることも多々ありました。

面と向かっては言わなかったけど「何でそもそも自分に合わないような仕事してるのよー!よく不満タラタラ言いながら仕事行けるなぁ。」
「仕事がそんなに嫌なら、自分に合う仕事探してみたらいいじゃない。」
「あぁ、私だったらもっと楽しく仕事するのになぁ。子育てや家事を一生懸命したってお金もらえるわけじゃないし。」って。

でも、ある日ガツン!!と気がついたんです。

「毎日嫌だ嫌だと言いながらも、朝から晩まで働いているのは、他でもない私と幼い娘のためじゃん!何で私が不満に思うの!逆だよね、感謝しかないじゃない。」

傲慢で、いちばんのおろか者は私でした。

夫が働いてくれるのは当たり前と思っていた自分に、心の底から恥ずかしくなりました。
サザエさんちの波平さんに「ばかもん!!」と大声で叱ってほしいくらいです!!

胃を痛くしながら、「無駄な残業が多くてつらい。」と言いながら今日も仕事してきてくれてるんだ。と考えたら、小さな娘を抱っこしながら、懺悔と感謝の気持ちが入り混じって、涙が止まりませんでした。

そして決意!!夫が早くこの仕事を辞められるように、私は家計管理を徹底して勉強しよう。見直そう。

そこから、我が家の家計見直しが始まります。もちろん夫は大賛成で協力してくれました!

具体的な取り組み

1.住宅ローンは繰上げ返済
とにかくローンがあるということ自体が夫の気持ちに負担をかけていたので、ボーナスは全額繰上げ返済に回すと決めて約7年で完済。 (現在では上手にローンを組んで浮いた資金を投資に回すなど、他のやり方もあるようですね。あくまで10数年前の最適解です)その後も、生活水準は上げずにボーナスは貯金しました。

2.車は持たない
交通の便が良いところに住んでいるので可能な案。でも、当時車持ってないというとかなり驚かれたし哀れみの目を…。
どうしてもの時は、迷わずタクシーを使うと決めていたので気持ちはラク。
年間の車の維持費と年に数回のタクシー代では雲泥の差です。

3.買い物は大人1人で行く
車がないことが大きいですが、買い物がレジャーにならないようにしてました。

4.外食しない
これも車がないから、食べに出かけるのが億劫 なのです。
ハンバーグを作る!餃子を作る!お菓子作る!!はレジャーにしてました。

5.塾や習い事は慎重に
見栄や焦りで通わせようとしてないか、自問自答しました。
子どもとよく話し合って何をするか、しないか決めました。 結果的に塾は使いませんでした。

6.図書館をフル活用
スマホがない時代の娯楽と情報収集はここでした。
気になる本をネットで予約して貸出できるので使わない手はない。(絵本も借り放題!長く読み継がれているような名著なら図書館で借りるのもアリですよ)

そして、もう投資しないのはもったいない状態であることに気付き、3年前から自分名義で積立NISA(現在は新NISA)をしています。
ガチガチの現金主義、貯金主義だった夫にもNISA口座を開設させ、新NISAでほったらかしインデックス運用をしています。

資産運用についてはこれからまだまだ勉強ですが、全く不安はありません。

夫の心が病んでしまってからでは遅い、毎日の生活費なら私の仕事でまかなえる。家族全員で話し合って夫の早期退職を決断して本当に良かったです。
時間的な余裕が、心の余裕となり、家庭で業務連絡ではない深い会話も増えました。

ここまで、読んでくださりありがとうございました。疑問、質問、お叱り、励まし、コメント頂けたら嬉しいです。一家の大黒柱頑張れ~のスキやフォローをいただけたら、泣いて喜びます。
読んでくださった皆さまに、何か少しでもお役に立つような気付きがあれば嬉しいです。これからもどうぞよろしくお願いします。

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