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【レアユニの紙タグ】ジブラルタル代表×hummel、驚きの「デニッシュ」写真&材料表付きです

サッカーのユニフォームには、デザインがユニークな紙タグが存在します。
本日はジブラルタル代表の2010モデルから、かなり異色でユニークな紙タグをご紹介。
当時のキットサプライヤーはデンマークのスポーツブランドhummelでした。「デンマーク」がポイントです。

Gibraltar 2010 humel Away

ジブラルタル代表 2010 hummel アウェイ半袖 ユニフォーム

ますジブラルタル代表を簡単にご紹介します。
イベリア半島の南部に位置する小半島ジブラルタル。地理的にはほぼスペインですがイギリスの海外領土という、複雑な立ち位置にある国です。ジョン・レノンとオノ・ヨーコが結婚式を挙げたことで有名な場所ですね。

そんな地理的な問題も含め、この国の存在はイギリスとスペインの両国間で領土問題に。その影響でこのユニフォーム当時のジブラルタルサッカー協会はFIFAとUEFAに加盟することが出来ませんでした。現在は両連盟に加盟済みですが、領土問題が解決したわけではありません。

2000年代のhummelの紙タグは素材やデザインが独特でしたが、この2010モデルでもその流れを継承。
表面は画像のようにhummelのトレードマークである「<<(シェブロン)」の型抜き。裏面には製品コードを貼付しています。
同じ時期のadidasやNikeに比べ、明らかに高コストですね。

表面をめくると、中に2つのチームが対戦する写真が。どちらもhummelのユニフォームを着用しています。
若干不鮮明ですが、この2チームは赤白ストライプがオールボー、紺はオーフスGFですね。どちらもhummelと同じデンマークのクラブチームです。

タグにはお洒落な半透明の素材を使用していますが、これも当時のhummel紙タグの特徴でした。

この紙タグには驚きの1枚も。
なんとデンマーク名物「デニッシュ」の写真と材料表!さすがはデンマークのブランドです(笑)
この材料は24個~30個用とのことですが、分量から察するに一口サイズのデニッシュのようですね。

唐突に現れたデニッシュの写真に最初は唖然としましたが、ちょっとしたシャレなのでしょう。こういう遊び心もなかなか楽しいですし、なんだかhummelらしいなと感じます。

今回ご紹介したジブラルタル代表のユニフォームはこちらに。赤いホームと白いアウェイを両方ご案内いたします。
どちらも同じ紙タグ付き。そして何よりユニフォーム自体が極めて希少性の高いアイテムだったりします。


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