手話で迷子のお話し
先日、自主上映の映画を見に行ってきました。
ろう者にとって、手話は大切なコミュニケーションの手段です。
それを守り続けた学校と校長先生の物語。
少し早めにホールに着くと、知った顔の人と偶然出会いました。
私がたまに行くカフェに集まるろう者 Aさん。
他愛無い雑談をしていたけど、何やら人待ち顔なので聞いてみたら、、、友達が来るらしいけど遅れている感じ?
「迷子かな?」と私が手話で表したら Aさんが、「何その手話?」と聞いて来た。
「ま・い・ご」と指文字で伝えると、「ぇ? 迷子はこれでしょ」と【迷う+子供】の手話をしてくれた。
うそーーん。
私は、来月の手話検定の勉強で、テキストとDVDを見て覚えた手話なのよね。
それを伝えると、「へぇーー」と驚かれた。
そこに、別のろう者 Bさんが登場。
「迷子ってどうやる?」と Aさんに聞かれて Bさんは、【迷う(+キョロキョロ不安げに探す表情)】を示してくれた。
なので私も真似してみたら、「違う!表情はこう! 表情が大事!」と再度やってみせてくれた☺️
翌日、いつもの手話カフェに行き、そこでまた「迷子ってどんな手話?」と、別のろう者 Cさんに聞いてみた。
【迷う+子供】がまた出て来た。
Cさんが、Dさんに尋ねると、【迷う+子供+泣く】だった。
ぉー、それは『迷子の子供』を指す場合だね(笑)
Eさんは、眉のあたりに手を置いて、キョロキョロと遠くを見渡すような身振りをした。
童謡「犬のお巡りさん」の手話歌の、出だしの「迷子の迷子の子猫ちゃん」の部分で、そう教わったらしい😆
Fさんに尋ねる時に Cさんの指文字が不十分だったので、Fさんは踊る仕草をした。
ぃゃぃゃ、それは【舞妓】だわ!・・・と、私は心の中でツッコミ入れながら笑ってしまった(笑)
「ま・い・こ」じゃなくて、「ま・い・ご」! Cさん、ちゃんと手を動かしてーーー(笑)
そんな感じで、誰かが誰かに手話表現を尋ねると、お店の中で 皆んなが周りに尋ねて回るので面白い♬
あっちでもこっちでも、「ねぇねぇ、○○ってどうやるの?」「しらない! ちょっと聞いてくる!」って、違うテーブルに・・・
皆さん優しいしフットワーク軽いね☺️
そんな素敵な人たちとの出会いに恵まれて、私はとても幸せです🌟
ちなみに、私が本で覚えた手話はこちらです😳
せっかく覚えても、通じなければ意味がないなあ・・・
まあでも、試験には申し込んでしまったから💦
合格目指して頑張ります☺️
有料になっている写真は、自分でも特に気に入っているものを選んでおりますので、もしも気が向かれましたら覗いてみて下さい(^^)