【No.19】白紙になりかけた研修プログラムが良いものになっている話
こんにちは。人事のTです。9月に入った途端に涼しくなって、秋めいてきましたね。私は毎年9/1から秋物のお洋服にチェンジすると決まっているので気持ちもあがります!
さて、本日は現在継続して行っているQLife内のドキュメンテーション研修プログラムについてご紹介したいと思います。
ドキュメンテーションを選択した理由
ドキュメンテーションは情報収集・整理やロジカルシンキング、文章力、officeスキルなど様々なスキルが必要となるため、課題感も多く、研修をすれば得られることも多いのではないかと考えました。
また、営業職をはじめドキュメンテーションスキルが向上すると成果に繋がりやすいということも、テーマに選んだ理由です。たとえ頻繁に資料作成を必要としない職種でも、必要な情報をササっと整理して相手に伝えられるというのは重要ですし便利ですよね。
※職種問わず希望者は参加できます。
GOがなかなか出ない…
早速ちまたの色々な研修サービスを調べて、当社の課題をお伝えして課題に合わせた講座を提案してもらう、ということをいくつかの会社でして頂きしました。中には良さそうなものももちろんあったのですが、提案してもなかなか社長が首を縦に振ってくれません…。
しかもサラリーマンにとっての恐怖ワード「なんかそういうことじゃないんだよね」と、全てが白紙になりかねない前提違う匂いがしてきました…!
「単発で講義を受けてもなかなかスキルは身につかない」とのことで、確かにそういう経験、私にもあります。講義の最中や直後は「なるほど」とすごく勉強になった気がするのですが、その後なかなか実務に活かすまでが難しいですよね。
行動変容→成果に繋げるには
実際に研修は知識を得てその内容に納得する点までは速やかに到達できても、そこから行動変容に繋げるのに大きな壁があるそうです。
(『人材開発研究大全』中原淳編:東京大学出版会 第13章参照)
しかし行動変容ができれば成果に繋げることもできるので、「研修を受けた後の行動を変えるには」に着目しました。社長からも「某マンツーマンダイエットプログラムのような『並走してコミットします!』というようなもの」との話がありましたので、以下のように組み立てることとしました。
①講義を受ける。
②演習形式で課題提出→FBや手直しを受ける。
③②を中期的に繰り返す。※6ヵ月
講師はどこにいる?
①の講義は世の中にたくさんあったのですが、②③を対応してくれるサービスはあるのでしょうか?私はあまり聞いたことがありませんでしたし、調べても公式サービスとして出している企業はほぼないようでした。
そこで、noteやtwitterなどSNSでドキュメンテーションについて情報発信しているアカウント(企業/個人問わず)に直接やりたいことなどをDMでお伝えして対応できる人はいないか探しました。そこでお返事を下さった方の中から、無事に講師の方を選ぶことができました。
時代ですね…!
しかも決まった講師の方がベトナム在住の方なのも時代を感じます…!最初からオンライン講義の予定でしたので何の問題もありませんでした。
研修スタート~現在もやっています
そうして8月にオンラインで講義形式の研修を実施しました。講義の内容も、事前にQLifeのドキュメンテーションの課題などをお伝え、リハーサル、FBをして内容を変えてもらったり、と当社向けに作りこんで頂いたのでとても好評のようでした。
(実施後の参加者アンケート結果より)
講義後、早速8月~課題に沿った資料を作る→赤ペンを入れてもらってFB面談を受けるという演習形式の研修も始めました。
定期的に講義の時の資料を見返したりして、忘れそうな頃にまた次の演習、とやってくるのでちょうどよく習慣化できるのでは…!?と思っています。
私も参加しているのですが、ちょうど9月の演習課題を提出してFBを待っているところなので、返ってくるのが楽しみですね。6ヵ月が終了する頃にはスキルアップした!と自信を持って言えるようにこれからも頑張って参加したいと思います。