梅烟香
先週、待ちに待ったお稽古
梅の季節にとなってきたので
梅烟香という組香を行いました。
由来となった歌
・難波津に咲くやこの花冬ごもり今を春辺と咲くやこの花(古今集 仮名序 王仁)
・高き屋に登りて見れば煙たつ民のかまどはにぎはひにけり(新古今集 仁徳天皇)
・高殿に登りて見れば天の下四方に煙りて今ぞ富ぬる(日本紀竟宴和歌 藤原時平)が挙げられます。
私は文学の教養が皆無なため意味が全くわからない、、、w
解説を見ると
・難波津〜この花
王仁がなかなか即位しない仁徳天皇に対して即位を勧めて詠んだ歌
・高き屋〜ひにけり
仁徳天皇の慈悲を偲んで詠まれた歌
自らを犠牲に3年間もの間、民の租税を免除。
その結果、元気が感じられなかった民が住む場所から
かまどの煙が立ち上るまでに生活力が回復したそうだ。
その後も念を入れてさらに3年間、租税の免除を続け
ようやく自らの宮殿の修復などを仁徳天皇の慈悲に感激した民達と行ったそう
・高殿に〜富ぬる
かまどから煙が立つほど民の生活は富んでいる、、、かな?
高き屋〜と高殿に〜はセットみたいです。たぶんw
梅烟香は
梅、烟・・・各2包 試し有り
香 ・・・1包 試し無し で行われ
まず梅、烟の試しを聞き
つぎに梅、烟、香が出香され順番を当てる組香です。
奇跡的に全問正解し見事ドヤ顔をかませました。
香りを捉えるのは至難の技で、今回は伽羅とその他の沈香だったのですが
これが伽羅3種を聞き分けなさいとかだと正解できる自信がありませんw
もちろん伽羅ごとに立ち味が異なるので、行けそうな気もするのですが
まだまだ初学者の私は組香ではその経験がなく、精進あるのみですね!
それでは!
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