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技術士 第一次試験を受験しました! ~その1 概要編~

みなさんこんにちは。~北陸の知恵と力で未来をデザインし、世界へ広がる原動力を生み出す~ 合同会社KANAZAWA DESIGN AND MOTORS 代表の橋本です。

先日11/24に技術士 第一次試験を受験しましたので、技術士の概要や自己採点、振り返りについて書いていきます。

今回は技術士の概要についてお伝えします。


技術士とは

制度概要

技術士とは、1957年(昭和32年)に制定された技術士法に基づき、試験によって認定され、科学技術に関する業務を行う専門家です。試験、登録は(公社)日本技術士会によって運営されています。

現行の技術士法:
https://laws.e-gov.go.jp/law/358AC0000000025

日本技術士会HP:
https://www.engineer.or.jp/

技術士は、日本の科学技術分野における最高位の資格と位置づけられています。私は技術士制度については以前から知っていたものの、IT系の企業に就職してからは工業や科学技術の分野から離れており、十数年ですっかり縁遠くなってしまいました。

そこで法人設立にあたり、科学技術全般に関する知識の再習得、及び経営工学分野のスキル強化が必要と考え、技術士取得に向けて取り組むことにしました。

技術部門

技術士試験は文科省が指定する21の技術部門に従って実施され、合格した技術部門を登録することで、技術士の名称を使用することができます。(登録せずに技術士の名称を使用することは技術士法違反となり、罰則が科せられます)

各技術部門は以下のとおりです。科学技術に関する幅広い分野を取り扱っていることがわかると思います。

  1. 機械部門

  2. 船舶・海洋部門

  3. 航空・宇宙部門

  4. 電気電子部門

  5. 化学部門

  6. 線維部門

  7. 金属部門

  8. 資源工学部門

  9. 建設部門

  10. 上下水道部門

  11. 衛生工学部門

  12. 農業部門

  13. 森林部門

  14. 水産部門

  15. 経営工学部門

  16. 情報工学部門

  17. 応用理学部門

  18. 生物工学部門

  19. 環境部門

  20. 原子力・放射線部門

  21. 総合技術監理部門

上記のうち、総合技術監理部門は他20部門の業務を管理監督する上位者としての能力を問うもので、第二次試験(後述)のみの実施となっています。

技術部門及び範囲に関する告示:
https://www.engineer.or.jp/c_topics/008/attached/attach_8612_10.pdf

また、総合技術監理部門以外の技術部門には、技術士を補助する役割として「技術士補」が存在します。技術士補に登録する際は資格を得たうえで、補助する技術士を明示する必要があります。

おわりに

以上、今回は技術士の概要についてお伝えしました。次回は技術士となるために受験する必要がある、技術士試験の内容をお伝えします。


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